カミュの声で目を覚ますとそこは教会だった。勇者の奇跡のおかげで無傷で着地したものの、当のロフィは気を失っていたのでカミュがここまで連れてきてくれたみたいだ。
といったところで、今度こそ本格的に冒険が始まるぞ!
カミュカニュー
さっそく旅立ちたいところだが、まずはこの場を提供してくれたシスターに挨拶。彼女はロフィたちが脱獄囚だとは気づいていないようだった。騙しているようでちょっと心苦しい。教会を宿だと思って使っていいと言ってくれたけど、罪人をかくまったことがバレる前にさっさと出て行かないとな。
そしてグレイグ将軍がイシの村への道を封鎖しにかかっていることも教えてくれた。てかアイツ「大英雄」なんて呼ばれてるみたいだぜ?ヘンクツな王様にいいように使われてるくせにさ。
しかしこれでは村に帰ることが出来ない。大変な思いをして脱獄したってのにあても無い逃亡生活がはじまるってのか。
なんて思ったけどここで頼りになるのがカミュという男、グレイグに見つからない裏道を案内してくれるみたいだ。蛇の道はヘビ、裏道は裏稼業ってトコロね。
村を知らないのに抜け道を知っているとはこれいかに、と思わないでもなかったけど自分ひとりじゃ無理だしよろしく頼むぜ相棒。
と、その前にカミュにはまだデルカダールに用事があるようだったので、それを済ませてからイシの村へ向かうことになった。
といったところで正式にカミュが加入だ!自分からしたらもうとっくに仲間のつもりだったけどカミュ的には今から仲間。この温度差。
ちなみに主人公が追われる身ということでカミュからこんなプレゼントをもらいました。何着も持ってるのこれ?
ちょうちょ結びがカワイイね、こんなステキなプレゼントを貰ったら「顔を隠しても左手のアザを隠さないとマズいんじゃない?」なんて言えないよ。
デルカダールまではすぐたどり着きそうだったから周辺をサラッと探索しつつレベル上げ。この辺ではリリパットがたくさん経験値をくれる上に仲間を呼ぶからどんどん強くなれたぞ。
カミュにブーメランを装備させるとなおさらスムーズだったんだけど、彼には最終的に短剣を装備してほしいな…イメージ的に。
レベルが8まで上がってギラを覚えるともはや敵なし!ブーメランとギラによって1グループの敵はあっと言う間に消滅だ!ちょっと強くなりすぎたかな~?
あと教会近くの井戸で手に入れた「とんがりぼうし」は魔法の威力を上げてくれるナイスな装備。案外魔法が達者なロフィにはうってつけの装備だった。
仲間ができたことで大きく変わったのがこの「れんけい」!ゾーンに入ったキャラクター同士が力を合わせて放つ大技だ!
でもまぁ確かに効果は大きいみたいだったけど、使うとゾーンが解けちゃうのが難点。うまいことタイミングを見計らって使いたいね。
そうそう、このへんでスキルポイントも溜まったのでロフィは「ゾーン突入率+5%」、カミュは「ぬすむ」を覚えた。どちらも8P必要でなかなか重い…。
そんでこの「ぬすむ」、普段はあんまり成功率が良くないんだけど、ゾーンに入っているとなかなかの確率で何かしらぶんどってきてくれたぞ!多分きようさが大きく上がってるからかな?
中でも夜に現れるランタンこぞうはまほうの小ビンを持ってるからたいへん盗みがいがありました。店で売ってないアイテムがタダで手に入りやがる…これだから盗みはやめられないぜ…。
デルカダール城下町・下層
盗みはソコソコにしてデルカダールへ…って、随分と雰囲気が…なんだか空気がよどんでいるというか…。そう、ここはデルカダールの最下層。ならずもの達が暮らす掃き溜め。豊かさに見捨てられた町。なのだそう。お城の堀に勝手に住みついてるってカンジかな?ジメジメしてそう。
そんでこんな所に何をしに来たのかというと、以前盗み出した王国の秘宝「レッドオーブ」を回収しに来たというのだ。
ヘタを打って捕まりはしたものの、オーブ自体はここのゴミ捨て場に隠しておいたらしい。
というかやっぱ1年くらいあそこにいたのね…国の宝を盗んだんだから当然か。ん?盗まれたものが見つからなかったのに捕まっちゃったのか?よほどのヘマをしたんだろうな、おちゃめ盗賊め。
町をぶらつき始めるとその末期っぷりに圧倒される。
普通の暮らしを夢みつつも諦めの感情がはびこり、みなしごや身寄りのない老人がそこかしこにいる。
特にこの人は体調を崩してはいるけど少しでも日銭を稼がなくては生きていけなくて頑張っているのだそう。こんな掃き溜めでまっとうな仕事をしているというのに…保険とか無いんだろうな。
中古品を売る店や盗んだ金で酒を飲んでいるヤツがイキイキしている中で不憫なことだ。かわいそうだから聖水をひとつ買っておいた。20ゴールドだったし。
一方でその聖水を100ゴールドで売りつけるフトドキ者も。
秘密の寝床の情報を5ゴールドで売っておいて更に5ゴールド盗んでいくやつもいるし、もう存分に掃き溜め感を味わったよ。
もしかしてさっきの病人も演技で…いや、ここは信じよう。それが勇者としてのロールプレイだ。疑ったり、騙したり、ましてや盗みなんてしない。
そうして目的のゴミ捨て場へ。
足取り軽くオーブを掘り出そうとしたカミュでしたが、なんとそこにブツは無かった!…まぁなんとなくそんな気はしてたけどさ…。
カミュ曰く、この隠し場所を知っているのはかつての相棒デクくらいだという。なんてこったよ、この町では仲間まで裏切るのか。デクって野郎、相当なワルだぜ。
ってなワケでそのデクの足取りを追うべく、信頼できる下宿の女将を訪ねたけど店にいなかったので町中を探すことに。その中で城下町へ続く道の門番が目に入りました。
普段はマジメに仕事をしているようだったけど、一部の人から袖の下を受け取ると知らんぷりして通してしまった!ハァ~門番までコレか、どんな大国にもいるモンだねこういうヤツ!
他にも美人に見とれてフラフラと持ち場を離れたり、犬にからまれて逃げ回ったりとなんとも落ち着きがない。上司に知られたらそれはもう大変なバツを受けることでしょう。
そのあと無事に下宿の女将を発見。カミュ曰くふくよかな赤髪のおばちゃん。だいぶ包んだな~、ナイスガイだぜカミュ。
彼女はカミュをちゃん付けで呼ぶほど馴染みの人。城下町で話題の脱獄囚がカミュだと察すると心を痛めているようだったが、責めることはせずにそのまま受け入れてくれた。
そしてデクの現状もよく知っていて、なんでも城下町のお城の近くでお店を始めて忙しくしているのだという。
他人の事情に首を突っ込まないのがこの街のルールという事でこれ以上教えてはくれなかったが、ここでデクがカミュを裏切ってオーブを売っぱらったのではないかという疑いが浮上する。
この辺でもうカミュの怒りがマックスに。奴をしめあげてオーブのありかを吐かせると息巻いていた。ああ…デクはきっとあの食事係の兵士のようになってしまうんだろうな。なむなむ。
ということで城下町に向かう事にしたんだけど、そうなるとさっきの門番をなんとかせにゃならん。
先ほどの様子からして「袖の下」「美女」「犬」のどれかを利用することでなんとかできそうなんだけど、袖の下はカミュによって却下。自分としてもイヤだったからそれはナシで。
そうなると「美女」か「犬」。美女の方が面白くなりそうだったけど酒場に現れるのは夜だけっぽかったし、ここは手っ取り早く犬で行くことにしました。
犬といえばこの子のワンコしかいなかったのでワンちゃん貸してってお願いしに行ったんだけど、この子もスラム育ちなだけあってまぁ〜警戒心がハンパない。
曰く彼女は天涯孤独の一匹狼で、世が世ならマリベルだったかもしれないほどツンツンしてた。でも欲しがっていたレッドベリーと聖水を分けてあげると意外にも素直に愛犬ドラコを貸してくれたんだよね。
なんでもレッドベリーはドラコの好物で、それを半分こして食べてて…聖水は町の外に出たがるドラコが魔物に襲われないようにするためで…そうしたら安心してご飯を探せるって…クソっ…目から聖水が。
魔王から世界を守ることはできても貧困からたったひとりの子供を救うことはできない勇者の無力感を覚えつつ、悪徳門番を追っ払ってデクの店へと向かいました。
デクの真意
月明かりの眩しい夜だった。ここは裏切り商人デクの店。今宵も善良な市民からカネを巻き上げようと怪しげな商品を並べている。
そこへひとりの客がやってきた。なかなかいい店じゃないか、そんな知ったような口をきく。まさしくカモ。
デクはきっと心の中でほくそ笑んでいたことだろう。どれも一流の品物だと当たり前のようにデマカセを吐き、これから仕留めるカモの顔を拝んでやろうとふり返った。
しかし残念!それはカミュ!デクを裁く男カミュだ!
その鋭い双眸に射抜かれた卑しい商人はただただ狼狽するのみ!すでに自ら建てた城の奥へと追いやられていて袋のネズミ!
さぁ、お前の罪を数えろ!審判の左ストレートをくらえ!
が!直前にデクのクランチだ!
ウェイト!ブレイクブレイク!一旦落ち着こう!なんだかデクの様子がおかしい…っていうかなんか思ってたのと違う。カミュを見てうろたえてたのは会えて嬉しかったからみたいだし、ちょっと悪人感が薄いぞコイツ。
ってことで話を聞いてみると、結論から言って全ては捕まったカミュを助けるためにした事だった。
オーブを拾ったという事にして王様に返し、その賞金で店を経営し、その儲けを兵士にばら撒くことでカミュが早く出てこられるように手回しをしていたのだという。
なるほど、だから牢屋の床に穴を掘っても気づかれなかったのね。監視も妙に緩かったし、とカミュは納得しかけてるけど…本当かなぁ?
う〜ん、ホントなのかも。下層じゃ騙されまくったけど今度も信じてみるか。
で、結局オーブは行方知れずじゃん!って流れになったのでその話は外に出てすることに。
それにしても商人って太ってなくちゃいけないのかな…?
そんなわけで外に出る前にちょっくら店内を拝見(物色)していたらひときわ輝くお宝が!
彼女はなんとデクの妻!どっしぇ〜美人!商売を大成功させるだけにとどまらず、こんなに美人な嫁さんまで貰っちまったってのかい!?くっ…鎮まれ…オレの嫉妬心…!
エマのお守りの魅了ガードが発動したからマジマジと見るのはやめといたケド…商人の嫁ってみんな美人なのかな…?
で、オーブの行方について。それに関してもデクには抜かりがなかった。
オーブのありかについては人を雇ってずっと追跡させていたのだという。ッカー!デキる商人は違うねぇ!
そうして追跡していた理由があのオーブをアニキが大切そうにしていたからっていうのもまた泣かせてくれるじゃないか、全く素晴らしい人間だよお前さんは!盗賊から足を洗ってよかった!
目的地が決まったところでデクにもついて来ないかと誘ったけど、店があるし嫁さんもいるから難しいとのこと。
それを聞いたカミュはヨメさんを大事にしろよとアニキ風をヒュルリ。カミュアニキでっけぇ…。
ということでこれからはグレイグ達の軍隊を避けて戻るために「ナプガーナ密林」を抜けることに。
その後はデルカダール神殿がイシの村に近いということで、まずは村に寄ってから神殿に行くことにした。融通が利くじゃないかカミュ。
そういや今更だけどさ、カミュはどうしてここまでレッドオーブに執着してるんだろうな。売ったらカネになるからってだけじゃなさそうだけど…ま、手に入れたらわかるかな。
といったところでまた次回!
旅の写真
今回のベストオブカワイイモンスター。まほうの小ビンを狙われている。ジェットっていう名前がよく出てきたんだけど最後まで見つけることはできなかった。また来ることあるのかな。
いけないとは思いながらも、なんかちょっとわかるなぁ…。
おそらく城下町で捨てられた野菜を売っている店。眠ることさえ許されない修羅の町…。
心が痛い。でもこの家は町の大人がゆずってくれて、その人は外で寝ているそうだ。聖人かな?
門番をトリコにしていたダイアナちゃん。と、そのファン。
ダイアナちゃんは城下町でも名の知れた踊り子だったんだけど、どういうワケかこの店で働いてくれてるらしい。謎だ。
デクの店。このメダルは嫉妬料としていただいとくぜ。
前回 攻略日記02 「王への謁見」の書
次回 攻略日記04 「イタズラ大好き」の書
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