盗まれた宝珠
事件発生
タイトルにしちゃってるから何が起きたかもうわかってるだろうけど、パーヤが大切にしていた宝珠が何者かによって盗まれてしまったのだ!なんでもこの宝珠の使用方法が判明して、それをリンクに伝えるべく待っていた矢先の出来事だったとのこと。なんてこった!
この宝珠はパーヤの宝物ってだけじゃなくて、昔から村に伝わる大切な品。これは黙っていられない。コログのお遊びは置いておいて犯人を探し出し、宝珠を取り戻すのだ!事件の真相はリンクの灰色の脳細胞の中に!
捜査開始
それはさておきパーヤが狼狽して大変なので一日そばに居て落ち着かせることに。残念ながらそのシーンはカットされてたけどね。なんとか落ち着きを取り戻したパーヤから事情聴取。闇夜に乗じて盗んだのだろう、しかし村人以外は見かけていない、というのがパーヤの証言でした。
セリフから察するに、その犯人に近づかないように後をつけることで真相が判明しそうなんだけど、うーん…イマイチ手がかりが足りないな。
ってことで門番ズにも話を聞いてみました。
すると事件当日に屋敷を訪れたのは「服屋の看板娘ラズリ」と、「ヨロイカボチャ農家ナーキンの妻にして梅の木の守護者メロ」の二人だけだということが判明した!
そうと分かれば直接その二人から情報を引き出してみようじゃないか。
とは言ってもラズリちゃんは無いんじゃないかな…?だってすごく人が良さそうだし、彼女が盗みなんか働くわけないよ!
とか思いながら「夜はなにしてる?」って聞いたらめちゃんこ怒られた。ちょっと聞きかたがダイレクトすぎるだろリンク…それにしたってそんなに怒らなくたっていいじゃんラズリちゃん…。
怒られて萎縮したのでメロのほうにも話を聞きにいくと…。
はは~ん、まだ何も聞いてないのにこの反応。さらには「つけまわすな」と警戒してみたり「年上好きか?」とハナシをごまかしてみたりと過剰なほどに怪しさ満点!
しかし村の梅の木を守る老君が盗みを働くとは嘆かわしい…。黙っておいてやるから宝珠だけ返しなさいと言いたいところだったけど、それはできないので追跡して奪い返すぞ!
犯人のワナ
いったん距離をとり、警戒を解いてから尾行を開始。夜も更けて人っ子ひとりいない村を徘徊するメロ。いったいどこへ行くつもりだぁ~?アニムスで鍛えた尾行能力で気づかれること無く追跡を続けると…。
村はずれの…これは何?東屋?馬小屋か?そこへ到着。
なにやらコソコソしているぞ。ココこそが手に入れた宝珠の隠し場所、獲物がまだ無事か確認しにきたに違いない!踏み込むぜ!
やっぱりそうだ!ニンジン食ってた!
…あれ?宝珠は?なんでこんなところでニンジン食べてるの?
どうやらメロさんはニンジンが好きみたいなのね。でも夫のナーキンはニンジン農家のゴスティンと仲が悪くって家だと食べられないみたいなの。だからときどきコッソリとここで食べてたんだって!
な ん じ ゃ そ り ゃ !
それでも一応宝珠のことを聞いてみる。聞きかた!!!
そしたらメロさんの梅園ってインパ様から贈られたものらしく、返す恩はあっても仇は無いとのこと。
うーん、あれだけ梅園を大切にしていたし説得力があるな。となるとまさかのラズリちゃんが?これは事情を聞きに行かなくては。
てなワケで自宅に行ったんだけど…あれ?いないな、いつもあのイスに座っているのに。
こんな時間にいったいどこへ?…うそだろ?
店を訪ねてもやっぱりいない!そのあと村中探したけど見当たらない!完全に出し抜かれた!僕としたことが…!
こうなると行く先はひとつでしょう、きっとあの宝珠を使うつもりだ。すなわち森の中の台座へ向かったに違いない!
あのアマ…!なんだか得体の知れない雰囲気があって怪しいと思ってたんだよ…!いつか何かやらかすんじゃないかと確信してたんだよオレは…!
犯人確保
台座へ到着するとそこにいたのはラズリではなくドゥランでした。先にラズリを発見していたのだろうか、険しい顔で隠れているラズリを威嚇しています。するとついにその姿を現した!
誰!?
これがラズリの正体!?ってそんなワケないだろ。なんとコイツはイーガ団の幹部なのだ!そのへんのイーガ団のしたっぱと違ってムッキムキだよムッキムキ!丁寧な言葉遣いがいかにも強者ってカンジだ。
そして更なる衝撃の事実が。門番であるドゥランはなんとなんと元イーガ団だというのだ!
しかもそのドゥランの働きによって宝珠を盗むことに成功したなんて言い始めて…もう話が急展開すぎてついていけないぞ!
うん、そうしよう!
手っ取り早くシバキ合う方がこっちの性にも合ってるからね!詳しいことはコイツを追っ払ってから聞くとしようじゃないか。
幹部という事もあって敵もさるもの、したっぱとはひと味違いました。
瞬間移動からの斬撃と、波打つ巨大な刀から放たれる衝撃波のような攻撃がクセモノ。とにかく動きがトリッキーなので、しばらくは防戦一方で盾を構え続けるハメに。
しかし一度見切ってしまえばこちらのもの!衝撃波を回避ジャストでかわしてそのまま雷電の大剣でラッシュラッシュ!相手はしびれて動きが止まるのですかさずタメ攻撃で連撃連撃!なんだかエフェクトもカッコいいし、この武器気に入ったぞ!
絶え間ない雷撃で幹部を撃破、宝珠も無事にとりかえすことができたのでした。それじゃあドゥランよ、そろそろ話してもらおうか。事と次第によっちゃあ次に電気が流れるのはお前だぜ…。
事の真相
ドゥランの告白。彼が元イーガ団であったというのは事実らしい。しかし妻子を得たことを機にイーガ団から足を洗おうとしたのだそうな。
ところがそのことで彼の奥さんは命を奪われ、残った2人の子供を守るために門番という立場を利用して村やリンクの情報をイーガ団へ流し続けていたのだと言う。
なんというか…思った以上に危険な組織なんだな、イーガ団って。
でもその行為にも嫌気がさして今度こそキッパリと関係を断ち切る、子供だけなら自分の手で守れると決意した矢先、インパ様やパーヤにも魔の手が及んでしまったのだとの事でした。
なんともまぁ、ままならない話だ。過去に犯したあやまちが今の今まで尾を引いてしまうとは。
彼自身も言っていましたが、今回の事件は彼が招いたこと。一歩間違えば失ったのは宝珠だけでは済まなかったかもしれません。その上「手前勝手な話だがこのことは秘密にしてほしい」とも言う。
これでイーガ団の魔の手からは逃れられたのか?幹部を一人潰したところで危機は去らないのでは?それどころか攻勢を強くするのでは?
…な~んて思ったはもっと後になってからのハナシ。
プレイ中の自分は彼の「これからは村も家族も命をかけて護る」という言葉をすんなりと飲み込めました。初めて村に来た時の働きぶりや、2人の子供と過ごす彼を何度も見てきている自分には当たり前の事だったのでしょう。
まぁこんな事が現実に起こったりしたらそれこそ総スカンなのかもしれないけど、できることならこんな感じで丸く収めたいよね~。
ただ、彼の過去のことに関してはいつか村のみんなに話せる日が来ればいいなと思いました。リンクにした話をすれば、彼を知る村人なら邪険に責めたりはしないでしょうし。
いつだって、誰にでも、ままならない事は起きるし、それによって痛みを抱えるのは当事者だけとは限らない。
なんだかビターなエピソードでしたね、ほこらチャレンジなのにね。
その後パーヤに宝珠でほこらを目覚めさせたことを話すと、役目を果たせたという事で喜んでくれました。これからは宝珠を守るという重荷からも解放されることでしょう、よかったね!
と、こんなところまでが事件の顛末でした。これにて事件解決、真実はいつもひとつ!
余談
この写真を撮るだけのつもりだったのにえらい事件に巻き込まれてしまったものだな!それはそうと、イーガ団はどうしてこんなことをしているのでしょう。元はといえば彼らも優秀すぎて逆に国にとって脅威とされ追放されたというかわいそうな過去を持つ人たちです。
だからってねぇ?ドゥランの奥さん殺したり、勇者の命を狙ってまでして何をしたいっていうのでしょう。いつかどこかで彼らのボスに会うことがあれば真意を聞いてみたいものです。
そして謎はもうひとつ。あの夜ラズリはどこへ行ってたのでしょう…。彼女は今日も、いつもと変わらぬ笑顔で看板娘をしている。
前回 「勇者の剣」編 その2
次回 「火の神獣」編 その1
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