ドラゴンクエストXI/攻略日記50 「神語りの里(再)」の書

今がどういう状況なのかわからないのでとりあえず情報収集。

どうやらロフィは大聖堂で長老が話してる途中で消えてしまったらしく、今は仲間のみんなが探しに出ているらしい。繋ぎ方が結構雑だな…まぁ方法自体が力技だったしな…。

あ、まがまがしく凶悪な剣は普通に外せたので片手剣にしました。この剣アニキに置いてきたつもりだったんだけど。

いつもの仲間

大聖堂へ入るとイベントシーンに。するといつのまにか魔王の剣を装備していた。んも〜わかったよ、使えばいいんだろ使えば!

すると誰かの声が聞こえる。誰か?いや、その声の主はわかる。Switch版とちがってフルボイスじゃないけど、その声が確かに聞こえる。
あぁっ、ベロニカ!

跪いて祈りを捧げていたかと思えば小さな体を思いっきり広げて天におわすセニカさまに語りかける、そのせわしなさ、紛れもなくベロニカ!

そっか、以前は祈りの時間なんて無かったけど、意地でも勇者を守るっていう決意はこの時からしてたんだな。
そして勇者に気がつくと驚いてみせたり、恥ずかしがってみせたり、それを隠すように怒ってみせたり、泣きそうになっているロフィにハッパかけてみせたり。

あぁ、ベロニカがいないパーティって静かだったんだな。思えばこれが普段のペースだったよね。割り切ったつもりでも気分は沈んだままで、静かだったことに気がつかなかったのかもしれない。
するとそこへ他の仲間たちも集まってきた!

仲間たちと合流するのにも時間がかかるものだと思っていたけどあっという間に揃ったね、あとはグレイグの心変わりを待つばかりだ。

あとアニキ、それ前回自分で言っときました。
そして装備を見るともうひとサプライズ!

コレ当時着てた装備そのまんまだよなぁ!懐かしい〜!イカした演出〜!

って自分は感慨に浸ってたんだけど、仲間たちときたら「流石のわたしでもそこまでフラフラしてません」「今が正念場なんだからシャキッとしろ」「ロフィちゃんのセンスに文句をつけるつもりはないけど…」「おぬしの父親もよくフラフラしとったわい」なんてカンジでだいぶイジられた。時差がある。

マルティナだけはロフィを守れなかったんじゃないかってトラウマが蘇ってたけどね。申し訳ない。
ともあれ装備がこのまんまじゃあ舌の肥えた勇者は満足できないので時を求める前の最強装備を着せました。ロフィ以外はレベルも当時のまんまだからね、戦力差を装備でごまかさないと。

そしたらなんかね、一部の装備が増殖してるんだよね…これが時空の歪みってヤツですよ。

でもダブルリボンの天海マル香モードは1ターンで12もMPが回復するから実際ありがたい。カミュに一本あげたい。

命の大樹へ(ピクニックモード)

装備を整え、なけなしのSPを大剣に振ったら命の大樹にむけてしゅっぱ〜つ!

いや〜道中は快適そのものでしたよ。なんたってこの辺の魔物ときたら1匹だって襲ってこないんですから。

エラソーに空を飛んでるあのスカイドラゴン。覚えてるぞ〜、以前は執拗に追いかけてきてたし、なかなかの強敵だったよなぁ。そんなヤツが今では勇者に気づいてませんよ〜とばかりに知らんぷりして漂っているワケ。

いや〜やっぱ分かっちゃうか、魔王を倒した勇者のチカラ分かっちゃうか〜!カミュも「お前なんか強くなってね?」とか言ってたし、いや〜分かっちゃうか〜!転生モノがウケる理由がちょっと分かったな〜!
でも一度も戦闘しないままだとロフィがどれくらい大剣を使えるのかもわからないよねってコトでキースドラゴンにケンカを売りました。

そしたらなんと!はぐれメタルですよはぐれメタル!初めて見た!過ぎ去りし時も求めてみるモンだなぁ!

運良く逃げなかったのでこちらは自慢のメタル装備を取り出して一斉に攻撃、見事討伐に成功しました。しかし経験値は1万程度。メタルハンドの三分の一くらい。仲間たちにはオイシイけどロフィにはね…まぁ図鑑が埋まったからヨシとするか。あとでじっくり眺めよ。

キースドラゴンは「渾身斬り」で一撃でした。
そのままスルスルと大樹の神域へ到着。

そりゃあ不安にもなりますよベロニカさん、ここからどうやって未来を変えるのかが心配で心配で仕方ないよ。

2度目のあの時

いよいよ大樹の魂の目の前までやってきた。

するとどういうワケか仲間たちにも以前の記憶があるらしい。怖いような、懐かしいような、そんなぼんやりとしたものみたいだけど不思議なこともあるモンだな。理屈はわからんが…。

シルビアにも記憶があるようだったけれど今回もバリアを触ってビリっとしてた。その記憶は無かったか。

と、過去であったことを一通りなぞったので次はロフィの番だ。魂の前に立ち、勇者のつるぎへ手を伸ばす。
その時だった!あの時の光景がフラッシュバック!

尾行していたホメロスの奇襲を受けてパーティが全滅、そのままウルノーガに勇者のチカラと剣、そして大樹の魂を奪われて世界は滅びた。

これを回避しなければ。これを避けるためだけに平和な世界を捨ててまで戻ってきたんだ。
しかし今回も同じなのか!ホメロスの凶弾がロフィへと迫る!

やはり勇者のつるぎは手に入っていない、仲間ももちろん気が付いていない、ロフィ後ろ〜!はよ剣とって逃げろ〜!世界が滅びるぞ〜!
だが勇者は驚くべき方法でこの危機を脱する!

前触れなく振り返るや否や魔王の剣を抜き、それを片手でぶんまわして凶弾を防いだ!勇者はこんな状況でも決して逃げないんだ、久しぶりにカッコいいぞロフィ!

ロフィの見せた超反応にホメロスも動揺を隠せない。続いて以前パーティを全滅に追い込んだ闇のオーラによる攻撃を試みるも、これまた魔王の剣によって切り裂かれたのだった。
完璧な尾行と攻撃を打ち砕かれてしまったホメロス。

ここのセリフは以前と全く一緒なんだけど、いかに余裕を無くしているかがわかるのが面白い。計画は完全に破綻し、もはや直接対決に持ち込む以外の道は残されていなかった。

かつては追い詰められた相手を追い詰めてるのが気持ちいいね。
ってなワケで戦闘がはじまったけれど、ここはそんなに書くこと無いな。

今回も攻撃を無効化する闇のバリアを張っていたようだが最初の攻撃で簡単に吹き飛ばすことができた。これが魔王の剣を装備させたがってた理由だったのね!

張り直してもすぐさま渾身斬りで解除、ロフィ以外は攻撃を受けてしまうと大ダメージなのでお互いに支えあいながらなんとか生き延びつつバイキルトやルカニで補助をしてくれていた。

そんな具合で危なげなく勝利!運命が、変わった!

高度な心理戦

敗れたホメロスはやけっぱちで魔法を飛ばす!しかしまたもロフィがそれを弾き飛ばすとようやく地面に突っ伏した。往生際が悪いわ〜。

でも戦闘後にヒビが入っていた魔王の剣は粉々になってしまった。あの剣はカミュの心眼一閃をだいぶ防いでたからな…かなりボロボロだったのかも。あのあと整備する時間も無さそうだったし。

するとその破片を拾い上げる人物がいた。
出たなウルノーガ!キサマの部下はしくじったぞ!

ここでもまたフラッシュバック。グレイグを背後から倒すビジョンが見える。しかし今回はホメロスに詰め寄って背後を晒すことは無かったし、ロフィたちの目もあったことでグレイグが倒されることは無かった。

いいぞいいぞ、完全に新しい未来に突入したな。

しかし肝心なのはココから。仲間たちはまだデルカダール王にウルノーガが入っていることを知らないのだ。
するとこのタイミングでホメロスが起き上がって助けてほしそうにウルノーガを見ている!

王に向かって「お助けくださいませ…」と声をかけるその姿、まだギリギリで意味は通じているな。だがこんな局面で手を貸せるハズも無し。少しでも言葉を間違えればこの場でデルカダール王の正体が知れ渡るぞ!
しかしそこは魔王の器をもつ男。

腹心のホメロスを容赦無く斬り伏せて口を封じてしまった!彼は既に魔物になっていたのか、約束のペンダントを残して霧となって消えた…。

お前がホメロスの正体を見破ってくれなければやられていたと、白々しくグレイグを褒め称えるウルノーガ。グレイグは微かに辛そうな表情を浮かべたのち、いつもの仏頂面に戻って王に頭を垂れた。

今回はこんな別れかたをするのか…本当に浮かばれない2人だ。もっと前から運命を変えるべきだったのかもしれないけど、そんな昔にロフィがこの2人に干渉できるコネがあるワケもなく…仕方がないんだ。割り切るしかないんだ。世界を救うことだけに集中しよう。
ここからはウルノーガのスーパーすっとぼけ劇場のはじまりはじまり。

「ホメロスから勇者が悪魔の子だと説き伏せられていた」「マルティナか!よくぞ無事でいてくれた!」「ウルノーガは今もどこかで息を潜めているハズだ」「ロフィよ!勇者のつるぎを手に入れるのじゃ!」

っかー!ぶった斬りてぇー!でもまだ仲間のレベルが低いしなー!天空魔城の時よりは弱いだろうけど今のレベルじゃキツいよなー!
しょうがない、今はガマンだ。

ハラの探り合いをしたままふたたび勇者のつるぎを獲得!仲間のみんなと作った剣とは別物だけどまぁヨシとするか。今度はローシュたちの想いを持って行こう。
なんて達成感に浸ってたらすぐコレだよ!

油断も隙もありゃしない、意地でもここで剣と魂を手に入れる気でいるようだぞ。

近寄るんじゃない!って言いたいところだけど相手はまだ王様なワケで、剣を見せることを拒む理由なんてどこにも無い。

まさか?まさかなのか?
まさかじゃなかった。

じゃなかったけど何が起きたのかはよくわからなかった。スクショにも写ってないし。剣の影がウルノーガの手を弾いたように見えたけど…。

何が起きたかわからなかったのはウルノーガも一緒らしく、とにかく剣に触れることが出来ないことが周りにバレるのを恐れてかこの場は引くことにしたらしい。そしてデルカダール城で祝宴を開くから来るようにと伝えると命の大樹を後にした。

ふぃ〜、ハラハラしたぜ。なんかわからんがありがとう影。
とまぁこんなカンジで空気がピリついていたがこの場は勇者サイドの勝利だ、命の大樹もベロニカも守りきったぞ!

これでひとまず破滅の運命を避けることはできたし、当初のセーニャの目的も完了。あとはこの隙にウルノーガを倒すだけ!決戦の地は天空魔城からデルカダール城に移った!めちゃくちゃ燃えるじゃん!
そして今回ゲットした勇者のつるぎは「勇者のつるぎ・真」という名前だった!

攻撃力151というブッ飛んだ威力に加えて攻撃時に3%の確率でいてつくはどうがかかるという美味しすぎる効果まで持っているとんでもねぇ武器。

先代勇者たちはロフィたちよりもずっと鍛冶の能力が高かったんだな…今までで一番彼らの凄さがわかった。まざまざと見せつけられた。

公認勇者

せっかく平和なままの世界が続いたのでデルカダール城に行く前に各地を観光。

とは言えどこも特に変化はなかったんだけど、ココだけは大きく変わっていました。なんと泡となって消えたはずのロミアが生きているじゃないか!

どうやらロフィは2度目の旅で彼女に真実を伝えなかったらしい。今回は徹底的に死者を出さない方針にしたのかな?キナイも彼女を迎えに行く気は無いみたいでこっちはこっちで救いがないんだけど、やっぱりロミアが死なないっていうのはかなりデカい。う〜ん、選択ってモンは結局こんなものなのかな…。
それからルーラで行くのも味気ないから馬でデルカダール城へ向かいました。

おお〜、綺麗なまま残ってるじゃないか!やっぱこの城いいよなぁ、ワクワクしてきた。ベロニカもロフィが王様からじきじきに招待を受けるなんて鼻が高いわ〜なんてウキウキモード。セーニャもお上りさんだと思われないようにしなきゃと完全に浮ついていた。

これからラスボス戦があるんですよ!わかってるんですか!わかってるワケないよね〜。
城下町は勇者を招待したことで兵士うようよの厳戒態勢。

ちょっと物々しかったけど久しぶりの大都会はやっぱ良かったな。街もよく出来てるし、アテもなく路地とか歩いて楽しんでるとすっかり夜になっちゃった。

そしたらこの仕打ちですよ。とりあえず城内にいれてさ、どこか部屋とか用意するモンじゃないのかね。王様が、直々に、招待した、勇者さんだぞ。腹が立ったからこの場で朝まで待ってやりましたよ!
しょうがない、許す!

城内では勇者の潔白が証明されたりマルティナが生きていることが分かったりで大騒ぎだった。

でもホメロスのことは伏せられているみたい。じゃあどうやってロフィの潔白を証明したのかよくわかんないんだけど、どこまでも悲しいね、ホメロス。
そしていよいよ玉座の間。

いや〜前回はココでひどい目にあったものだけど、今回は仲間たちと一緒だから心強いこと心強いこと。

ウルノーガは相変わらず騙されてた体でホメロスを討ち取ったこととかマルティナを見つけ出してきたことを褒めていた。まだ仕掛けてくる気は無いみたいだな。

さらに…。
ここでイシの村の人々を解放!この場でエマとペルラにも会わせてくれた。

良かったなエマ、今度は要塞と化していない村に帰られるぞ。滅びちゃいるけど。

このサプライズで王への御目通りはおしまい。最後にロフィを真の勇者であると認め、讃えるという声明を出すと

勇者 ロフィさま ばんざい!

兵士たちが勇者を讃える声がいつまでも響いていた。


…う〜ん、ちょっと長くなっちゃうけどもう少し書いちゃおうかな。50回記念スペシャルだ。

宿命の対決

宴はかなり盛大に催されたようだ。

牢に放り込まれた恨みが氷解するほどウマい料理にたくさんの仲間たち、吟遊詩人なんかも集まっていて兵士たちもベロベロだ。いや最後はマズくない?

とにかく平和の極致みたいな時間が流れるこの城を少し探索してみることに。
とりあえずココは来てみたかったんだよね。まだ綺麗なままのホメロスの部屋だ。

なかなかにヒドい理由で片付けさせられているメイドさんに心が痛む。ウルノーガに懐柔されていたとは言え、幼い頃からこの城で育って活躍して、みんなから愛されてたんだよな。

もう1人の鷹の部屋にも行ったんだけど、彼もただただ窓の外を眺めてホメロスのことを想っていた。モンスターズの主人公がこの2人の幼少期だったら泣きながらプレイしていたかもしれない。
しんみりとした空気が流れていたかと思ったら玉座の間では今話題のバイトテロみたいな状況に遭遇。

玉座に座ろうとする貴族風の男を囃し立てる兵士、スマホが無い時代で良かったな。強い方の意味でクビを切られるところだったぞ。
あと気になったのはココ。

やっぱ動物にはわかっちゃうんだよね、王の私室に向かってひたすらに吠え続けていた。賢いな〜。ただ今は無礼講だから見逃されてたけど普段ならこちらもクビ案件だったぞ。

こんなところで散歩は終了。用意されていた貴賓室に行って眠りにつくことにしました。

そしてその夜…。
さぁ!さぁさぁ来ましたよ!ついにウルノーガが動き出しましたよ!

油断して眠りこけるロフィには目もくれず、ヤツが狙っているのは勇者のつるぎのようだ。緊張感がないぞ勇者!

しかしここで再び謎の影が、今度はロフィの背中から現れた。
そしてこのカットでようやく気が付いたよ、コレってあの黒いフクロウの幽霊じゃん!いいかげん呼称が欲しいぞ!

黒フクロウは今回もウルノーガの手を叩いて勇者のつるぎを死守、いや〜塔に忍び込んでた時は嫌な予感しかしていなかったけどまさかこんなにロフィを助けてくれるとは。疑ってゴメンね。
剣の奪取に失敗して勇者が目を覚ますと、ウルノーガは王様ごっこをやめた!

真っ赤に光る目でロフィと対峙。あれ?マズくない?1対1はさすがにマズくない?
そんな時に駆けつけてくれるからみんな大好き!

「お父様に会えた実感がわかない」と言っていたマルティナはこの状況を見てヤツが偽物、ひいては人ですらないと確信。ロウもユグノアの事を軽々しく労ったことに違和感を覚えて疑ってかかっていたらしいぞ。案外バレバレだったのね。
さらにグレイグまで駆けつけたモンだから流石の魔王も一時撤退、闇のルーラのような魔法で姿を消した。

しかしまだそう遠くへは行っていないだろうということで捜索開始。レベルを上げるのを完全に忘れていたけど、いよいよ宿命の対決の時が来た!

それはそうとベロニカがうるさくて嬉しい。
ウルノーガはアッサリと玉座の間で発見。さっきふざけてた人達は大丈夫だったのかな…。

目の前でデルカダール王の体を脱ぎ捨てると、勇者はもう知っているヤツの目的を語り、そのあとはグレイグに対する挑発を始めた。
ウルノーガが祖国バンデルフォンを滅ぼした元凶、そして永きにわたって王の身体を乗っ取り、あまつさえ友であるホメロスを殺した仇であることを知った彼はここでロフィの側についた!うまいことできてんな。
これで初めて、完全に仲間が揃った!

いやぁ感慨深い…このスクショだけずっと見てられる。強いて言えばシルビアの衣装をもうちょっと大人しくしとけば良かったけど些細な問題だよね。

さぁ、全ての元凶を片付けに行こう!

VS. 魔道士ウルノーガ

今回の構成は比較的攻撃力の高いカミュ、相手が魔道士という事で魔法対策ができてバイキルトも使えるベロニカ、そしてベホマラーを使えるロウを選択。

嬉しい誤算だったのはグレイグがゲスト枠に入ったこと!彼がにおうだちを使ってくれればレベルが低い仲間が居ても戦えるって事でしょって意味だと解釈してセーニャとロウを両方入れる事をやめました。
ヤツは早々に「ウルノーガの杖」を二本も召喚。

放っておくとヤバそうだし、実際にメラミやイオラなんかをバンバン打ってくる危険なヤツ。しかも覇王斬をもってしても半分も削れない耐久力もある丈夫な杖だ。いきなり覇王斬を見た仲間はビックリしただろうな〜。

幸い行動する前にマジックバリアが間に合ったのでそのダメージは大きく軽減できたし、ロウが久しぶりの「いやしの雨」を使った事でその被害は著しく軽減された。

かに見えた!
その雨は最低最悪の一手だった!

ウルノーガが放った「冥界の霧」によって回復と復活の効果が反転!毎ターン30ほどのダメージを受けることに!

しかも他に回復する手段は無い、相手の攻撃が緩むわけでも無い、いやしの雨を解除する方法は無い。どうするんだコレ。

最悪の場合仲間たちは変えてしまえばいい、だがロフィにもかかってしまっているのがものすごく痛い。彼が倒れてしまえば勝ち目はないぞ!
こちらにできることといえば可能な限りダメージを減らして耐えること。

ひたすら覇王斬を放って素早く杖を倒し、マジックバリアを絶やさずにいれば呪文偏重のウルノーガからのダメージは抑えることができる。

しかしカミュとベロニカがとにかくメダパニを受けまくってたいへん心臓に悪い。カミュの攻撃力はバカにならないし、マジックバリアを張り損ねる可能性もあるワケだ。ただロウがキアラルを使えたおかげで一気に治せたのは救い。いやしの雨でピンチを招いたけど取り戻したね。

そうは言っても霧はなかなか晴れない。この霧がある限りは回復ができず、スリップダメージもあっていつの間にか全員残りHP100くらいになってしまっていた。
しかしここで来た!「におうだち」だ!よっ、待ってました!千両役者!

さらにそれと同時に冥界の霧が晴れ渡って状況は一変、賢者の石とベホマラーで一気に回復した時は深い水底から水面に浮かび上がったかのような感覚だったよ!はぁ〜危なかった!

そこから彼は思い出したかのように「渾身斬り」と「におうだち」を連発。無限の体力で受け続け、高い攻撃力でひっぱたき続け、そしてついに!
トドメまで刺してしまった!

やったなグレイグ、今回はお前の手で平和なうちにケリをつけたんだ!過去に戻る前のグレイグが聞いたら喜ぶだろうな〜。
敗れたウルノーガはその身体が散りつつあった。

苦悶の表情でロフィを睨みつける。いや〜悔しいでしょうねぇ!本当は今頃ムキムキマンになってたのにねぇ!ざまぁ見さらせこのニワトリヤロー!

もはや一点を見続けることすらできないくらいフラフラになってるウルノーガの視界、しかしそのせいで思わぬものを目にすることになった。
それはロフィの影に潜む例のフクロウだ。

今回は手を叩く必要も無いのに顔を出してるな。もはやロフィを守護する幽波紋に近くなった彼、名前はアウルシティーでいいか。

それはともかく、コレを見つけたウルノーガは含み笑いをすると…
えっ?

オイオイ、急に怖いこと言うなよ。どう言う意味?てかどうしてロフィが時をさかのぼってきたという結論に行き着いた?このフクロウはなんなの?

疑問が噴出した頃にはウルノーガは霧となって消えていた。人を嫌な気持ちにさせることにかけちゃさすがだな、確かに魔王の器だよコイツは。
その後デルカダール王は治療が必要なものの本来の王に戻り、この日はロフィも休むことにした。

するとすっかり戦友となったフクロウは、他の透明なフクロウと同じようにプラプラと歩いてどこかへ行ってしまった。

なんだか水くさいな。また勇者の星のときみたいに話しかけてくれればよかったのに。ありがとうな。

大団円?

翌日。なんともタフな王様はなんとか元気を取り戻していた!

そして今度こそ本物の王から勇者の称号を拝領!またしても沸き立つ兵士たち!よく訓練されてますなぁ、玉座の間はただひたすらに歓喜が充満していた。
そんな中でひとりワンワン泣いてしまっていたのが意外にもベロニカだった。

彼女にも以前の記憶が残っているのかもね。仲間たちの中でも最も悲惨な記憶なんだろうし、こうなっても仕方がない。

ただそんな事情なんか知るはずもないセーニャは「みんな一緒にいるのは当たり前じゃないですか」と、以前のセーニャが聞いたら倒れてしまいそうなことを自ら発した。ほんと、平和が戻ったんだな。
いつも通りの妹によってペースが戻ったか、ベロニカも笑顔を取り戻した。

世界の平和のためもあるけど、本当はこのために戻ってきたんだ。この笑顔が仲間たちみんなが望んだものだったんだよね。
その光はこれからも失われることは無いだろう。

彼女のものだけでない、ロトゼタシアの全ての光はいつか命の大樹へ還り、過ぎ去りし時となってもなお、光でありつづけるのだ。


「ドラゴンクエスト11 過ぎ去りし時を求めて」
~fin~


じゃない!さっき謎が出たばっかり!そして兵士がドアをブチ開けて飛び込んできた!

ああそうか、今度はアレだな?アレなんだな?勇者の星に関連してひとつ謎の言葉が残ってるもんな!


ということで次回、アレ!


前回 攻略日記49 「勇者、大いに悩む」の書

次回 攻略日記51 「目覚め」の書

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