ファイアーエムブレム 風花雪月/攻略日記01「時のよすがに手繰られて」

手強いシミュレーション in Switch!

自分はGBAシリーズと覚醒くらいしかやってないから大画面でプレイするFEは初めてなんだよね、これだけでもテンション上がるよ!なぜかオンラインには繋がらなかったけどヒャア!もう我慢できねぇ!始めま~す!

あ、今の時代書いておかないとアレだから一応書くけど、全編ネタバレしかないよ。


1限目 歴史「セイロスとネメシス」

ゲームが始まるといきなりのムービー、というかアニメシーンだ。白い鎧の大軍勢が蛮族のような出で立ちの黒い勢力を圧倒する様が続く。

しかし突如として空から降ってきたいびつな剣が爆炎を引き起こし、その中から鋭い目の老兵が姿を表すと形勢は一転。白の兵士達は彼を討ち取らんと波のように押し寄せるが、それを木の葉を払うように捌ききる。べらぼうな強さだ。
そして彼はセイロス様と呼ばれていた女性のもとへたどり着き、剣を交えた。

公式サイトとかで散々見たけど、このゲームの舞台であるフォドラの地では彼女の名前と同じ「セイロス教」っていう教えが広く浸透してるんだよね。

これはやっぱり彼女が教祖ってコトなんだろうな。穏やかなたたずまいで謎の剣士を待ちうけ、勇ましい表情で勇敢に戦う様はまさに神話に謳われる英雄めいているな。
かと思いきや!

彼女は自らの武器を犠牲に相手にも武器を手放させると、掌底で張り倒し、憎しみにまみれた言葉とともに短剣でメッタ刺し!

ネメシスと呼ばれた戦士が事切れてからも刺して!刺して!刺しまくる!被害者には28箇所の刺し傷
黒ヒゲが何度も飛び出すほど刺し終えると、今度はネメシスの落とした血みどろの剣に頬ずりして恍惚の表情を浮かべるセイロス。

なんかこの人こわい…いきなりセイロス教に対する不信感が湧いてきちゃったよ。

しかし思えばこのゲームのタイトルは風花雪月。

みんなが信奉するセイロス教の美しいだけではない別の側面。理性を介さない虚無な暴走。なるほど風花雪月。その一端を最初から見せられたってワケだ。この先こわいな~。
場面は変わって謎の暗闇。

そこのイスで頬杖をついて眠っていたのが初報からその姿を見せていたソティス。名前が伏せられていたがソティスだ。散々見た。

ここでは主人公の性別や誕生日なんかを決定。おぬし何者じゃ?空言を吐くでない!人間じゃと?なんと、同じ誕生日ではないか!といった具合に楽しく会話してたらこのシーンはサックリ終わりました。なんだったんだろう彼女は。
ちなみに性別は男、名前はデフォルトのベレト、誕生日はカッコいい飛竜の節にしました。はいさい。

あと最初に書かなかったけど難易度は愚かにもハード・クラシックを選択しています。やめときゃいいのに。

2限目 戦闘「夜明けの遭遇戦」

という夢から醒めたベレト。

彼は父親のジェラルトと各地で傭兵として働いているらしく、これから王国へと向かうそうだ。それがどこ王国なのかはピンと来なかったけど。

それでさっきのソティスの夢はしょっちゅう見ているらしく、パパはそれを心配してくれてるみたい。顔がゴツイけどいい人だな。声がリーアムニーソンだし。いやジャンレノかな。セガールかもしれない。

とにかく王国までは距離があるからもう出るぞ、というタイミングで伝令が飛び込んできた。外へ出てみると…。
ワオ!主要キャラそろい踏み!

なんでも野営中に盗賊団に襲われたらしく、どうにかこうにか逃げてきたところにジェラルドたちが居たってワケだ。

それはそうとディミトリが思ってた以上に好青年で心が揺らぐ。
というワケで盗賊とジェラルトによるチュートリアルの始まりだ!

まぁチュートリアルだと戦略がどうだこうだと口を挟む余地も無いし、ここではシステム面に触れておこうかな。

ターゲットライン(仮名)

今作で特に画期的なのがこの赤いライン。

なんと敵がどのユニットを狙っているのかがわかる!今までだとハッキリしない攻撃条件を推測しながら配置する必要があったけど、これならもう迷うことは無いね。

さらに相手の攻撃範囲に移動するとリアルタイムに狙われていることを教えてくれるのも嬉しいポイント。もうウッカリ踊り子を手槍や騎馬ユニットの攻撃範囲に待機さるようなケアレスミスは無くなるね。無くなるよな?無くせ?

それに加えて今回は歩兵の移動力が4と控えめになっているから、この赤いラインと合わせてシミュレーション初心者にもとっつきやすくなってると思う。

連携攻撃

支援効果にあたるっぽい「連携」は「味方の攻撃範囲にいる敵」に対してなら「ユニットが隣り合っていなくても」命中と回避が上がるというのがこのゲームのミソになってきそうだ。特定のユニット同士だと特別な攻撃も出るらしい。

これを十分に生かすとなると、複数の敵を射程に捉えやすい弓や魔法ユニットをどう配置するかが特に重要になるんじゃないかな。

三すくみ撤廃

あと今回はどうやら武器の三すくみが無いみたいだ。

というのも、剣の敵に斧を当てようと槍を当てようと相手の命中率に差がなかったから。指南もされなかったしね。

その代わりに武器自体の性能が剣なら命中重視の安定志向、斧は威力重視槍はその中間という性能になっているみたい。

それぞれの武器に対応している「戦技」も剣は武器の消費が少なくて、槍なら威力と命中がバランスよくアップ。斧はなんと必殺+20%がつくぞ!勇者の斧とかキラーアクスでスマッシュを使ったら…キャラメイクが楽しみになってきた!

エムブレム

あと気になるのはやっぱり「紋章」かな。

一部のキャラクター持ってる固有のパッシブスキルみたいなもので、たまに戦技の威力が上がったりするちょっとしたクリティカルらしい。ディミトリのやつは戦技の威力が倍になるかもしれないけど武器消費も倍になっちゃう困った効果も合わせ持ってて、なんとなく所有者の人となりが反映されてるのかなって思ったり。

その中でも特に気になるのがベレトの紋章。効果は不明なんだけど、ここでは明らかに紋章の力で回復しているんだよね。回復する紋章効果はクロードのものと同じなんだよな…もしかしたら隣接してるユニットの効果を得られるとかそういう系かも?

それと大体の紋章が「小」紋章っていう表記になってるから、どうにかしたら大紋章になるんだろうな。これは発売前には全然聞かなかった要素だから気になってしょうがねぇや。

とかなんとかやっているうちにベレトが直々に盗賊のカシラをブチのめしてチュートリアル終了。

1体だけトドメをパパに取られちゃって経験値を損したけど、ベレトの持つスキルを上手く生かしてクロードとベレトのレベルアップに成功。伸びも、まぁまぁだ。

ここまでのシステムの雑感として、様々な詳細はXボタンですぐにアクセスできるし、環境設定や仕様の説明も充実。全体を引きで見渡したり逆にキャラクターに近寄って眺めたりと、趣味と実用に隙がなくてかなりプレイしやすいシステムになってると思うよ。

チュートリアルとしてもかなり丁寧だったし、このパートでじっくりいろいろ試せばなんとなく戦闘はこなせると思う。

それにしても初っ端から命中率80%台とはね…連携して戦技使っても100%にはなかなか届かなかったし、やっぱりハードってハードだわ。三すくみで命中補正できないのは一長一短だけど、ハードだと枷としての側面が大きそう。三すくみのことは早く忘れちゃった方がいいな。ま、難易度はいつでも下げられるからイザとなったらそうすりゃ大丈夫でしょ!

最後に指南に無い情報をひとつ。ソフトリセットはLRと+-ボタンを同時押しだよ。

3限目 社交「時のよすが」

襲撃を退けて喜んだのも束の間。

盗賊のかしらコスタスが起き上がると、すっかり油断していたエーデルガルトに飛びかかった!ちゃんとトドメを刺してなかったのかよベレト!それに責任を感じたのか、彼はその身を彼女の前へ投げ出す!

彼女はことなきを得たようだがコスタスの斧は止まらず、無慈悲にもベレトの背中を砕き、彼はその短い生涯を終えた…。
なんてことには勿論ならない。

凶刃は背中に触れるも肉は裂かず。風は草を撫でることをやめ、ベレトの袖は凍りついたように…ってコイツ服の袖に腕通さずに着てるよ。今気づいたわ。オシャレか。

ともかく何が起きたんだ!と言いたいところだけど、コレ知ってるんだよな。

今回はミラの歯車みたいに数ターンだけ時間を巻き戻すことができるんだよ。公式サイトで見た。これがあるからハードを選んだってところあるよね。
そして時間停止中はまたソティスの部屋へ。

「わしを殺める気か!」とか、「わしの名はソティス…”はじまりのもの”…今まで自分の名前すら思い出せなかったのに今はわかった…なぜ…」とかなんとかワケのわからないことを言って一人で盛り上がってた。かわいい。

でも勝手に盛り上がるだけならいいけど「自分の名前すらわからないワラシだとでも思ってるんだろ!」なんて、こっちが何も言ってないのにキレてくるちょっと面倒な人だ。
チョロい人だ。こちとらアイドルマスターだぜ。

機嫌をとったところでいよいよ時間巻き戻しシステム…の名前、公式サイトに書いてあったけど忘れちゃったな。とにかくそれが発動!

死の運命を変えるべく、ベレトは時のよすがを辿ります。時のよすがを辿るっていう言い回し、なんか凄くいいな。ポエット!

かくして時のよすがを辿ったベレトは僅かに過去へと戻り、今度は斧を弾き飛ばしてエーデルガルトと自分自身を救いました。やっぱ時間いじりは最強だ。
その後はセイロス騎士団なる軍隊が到着して盗賊の残党狩りへ。今度こそ平穏が戻ってきたのだった。

そしてその騎士団を率いていたのが自称ジェラルトの右腕アイロス。その昔ジェラルトは騎士団の団長をしていたようで、その時から彼のことをとても慕っていたらしい。

それでそこまでは分かったんだけど、どういうワケか自分たちは騎士団と共に修道院へと向かわなければならなくなったそうだ。ジェラルトもセイロス騎士団からは逃げられないとか言って諦めてたけど…まだまだプレイヤーにはわからない理屈があるらしいな。
そうだよね…ちょっと頭は弱そうだったけど腕は立ちそうだよね。

って、え?ソティスはアレか?ずっと頭の中にいたのか?謎の暗闇は脳内だったのか?本当にまだまだプレイヤーにはわからない理屈があるらしいな。

4限目 登校「Three Houses」

いい具合に終われそうだったけどせっかくだから受け持つクラスを決めるところまで進めちゃおう。初回拡大スペシャルだ。

オグマ山脈からの冷たい風が弱まり、フォドラの大地に緑が芽吹く頃。ベレトはセイロス騎士団と助けた生徒たちと共にガルグ=マク大修道院へやってきた。

しっかし見れば見るほどとんでもねぇ建物だよな、ホグワーツとタメ張れるよ。
そこで出会ったのはセイロスと似た雰囲気を持つセイロス教の大司教レア様だ。

正直オープニングの件があるからどうも警戒してしまう。彼女たっての希望でジェラルトは騎士団に戻って団長代理となることになり、ベレトはここで士官学校の教師として働くことになったワケだが…。
レア様の意図が読めないとはジェラルト。

パパもそう思っていてくれたのか、頼れるパパだぜ。そうなんだよな、ベレトがここで働くにしても、兵士としてならまだわかるが教師になるのはどう考えたっておかしなハナシ

そしてとっくに騎士団をやめているジェラルトを呼び戻し、しかも団長代理という席まで用意する意味はどこにあるのか。さっきのアロイスとかじゃダメなんだろうか。どうも腑に落ちない。
一方で大司祭補佐のセテスはベレトの教師にするのをやめさせたいらしく、ジェラルトのことも信用していないらしい。お互いに信用無いな。

それでもレア様は、もう決めたことだし、そんなことよりもガルグ=マクに出入りしている不審者の方が心配だからそっち早く解決してよ、と取りつく島もなし。なんだかますます怪しい…もう怪しすぎて逆に怪しくないレベルだ…。

立派な大聖堂に美しいレア様、偉大なるセイロス教…風花雪月。

本当に怪しくない?大丈夫なのこの学校?大丈夫なのこの世界?
その後は聖堂を散策し、助けた3人から各クラスの生徒について軽く話を聞くことができた。ここまできてまだクラスを決められないのなら必聴だ。

自分は金鹿って決めてたけど、他のクラスで気になるのはこのフェルディナント。エーギルっていう苗字がひっかかるけど、幸運が6あるからとりあえず人間だろう。

この子の何がいいって、その気持ちいい貴族っぷりや強そうな個人スキルが気に入った。顔もハンサムだしな。あわよくばスカウトしたいところだ。エーデルガルトをライバル視しているらしいから乗ってきてくれるかもしれない。
ここでもまだ決められないのであればメニュー画面から各キャラクターの所見を閲覧できたからココを見るといいかも。

性別、年齢、身長、経歴、趣味、好き嫌い、ステータス傾向や紋章の有無まで大抵のことはわかっちゃうぞ。アッシュくんちょっと大変な過去ね…個人スキル鍵あけだし…。
そうして心に決めたクラスができたらそれを伝えればクラス決めは終了。

最後にセテスの妹フレンに会えば、とりあえず一通りのキャラクターに出会ったことになるが、もう全然覚えてない

生徒に先生、騎士団の人、いきなりとんでもない量のキャラクターに圧倒されて無理。これから徐々に覚えていくわね…担当クラスの生徒くらいは早く覚えなきゃね…先生って大変だよな…。
とまぁこんな感じでようやく自分のクラスを持てました。

ヒルシュクラッセのみんな、これからビシビシ鍛えていくからよろしくな。その結果エースユニットになってもちゃんと先生に経験値を分けるように。

ってことで今回の講義はここまで!次回はどこかでクラスメイトの紹介を挟むとしよう。それでは各自新要素について復習しておくように。解散!


次回 攻略日記02「合言葉は分断」

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