ドラゴンクエストXI/攻略日記25 「最後の砦」の書

う〜ん今回はサムネイル画像に困るな。なんたってアレがこんな目にあってるなんてとてもとても…。

とりあえずちょっとセクシーなアニキでも載せておこう。

ファインディング・ロフィ

海に沈んで気を失って目がさめるとそこは海底王国ムウレアだったけど仲間が一人も居なくなっていた上にブサカワ系の魚になっていた。

もうワケがわからんが、とりあえず魚は楽しい。人の姿でも高くジャンプすることができたけど、魚の姿なら縦横無尽に泳ぎ回れる!

いや〜勇者業やってて最低の嫌なコトがあったばかりだからね、景色がいいところを気ままに泳いでいるとちょっと気が晴れるよ。

そうしてしばらくは泳いだり他の魚との交流を楽しんでいたのだが、勇者たるものいつまでも休んではいられない。まずはムウレアの女王セレンと再会して何が起きているのか聞いてみよう。
以前は送迎役の人魚に玉座まで運んでもらっていたけど今は魚なので自力でココまで来ることができた。

話しかける直前までは手に持ってる杖を光らせて厳しい顔をしていたのに、ロフィを見るなり余裕ぶる。王として弱味は見せませんか。

そうして話していると、こちらから問いかけたワケでもないのにいろんな疑問に答えてくれたぞ。

Q.私はなぜ魚に?
A.魚の姿にすることで魔王軍の目から勇者を隠した。

Q.どのくらい寝ていた?
A.もう数ヶ月になる。見つけた時は難破船のようにボロボロだった。

Q.どうすれば元に戻れる?
A.傷が完全に癒えたら。

そんなカンジ。
命の大樹での戦いを見ていたという彼女はまだまだ聞きたいことがあるだろうと「守り人の海」という場所へ通してくれた。

彼女の千里眼のチカラはこの巨大な「千里の真珠」がもたらすもの。実は地上の出来事を何でも見ることができるというワケではなく、魂を乗せるための水が必要となるらしい。とはいえ彼女は自在に雨を降らせることができるので実質制限ナシだ。

あれ?でも大樹の魂の近くに水あったっけ…と思ってスクショ見返してみるとちゃんと水たまりがあった。抜け目がないぜ。
今の世界を知る覚悟を決めて千里の真珠にタッチ。

まず見えてきたのは命の大樹周辺の惨状だった。一面の焦土、見る影もない大樹、元気に飛び回ってたスカイドラゴンをはじめとした魔物すらいない。

なんでもあのあと世界中の大地には熱を帯びた爆風が駆け巡って水を干上がらせ、空からは大岩が降り注いで山を砕いて大地を裂いたそうな。それによって多くの命が一瞬で奪い去られたようだが、それらの魂が帰る命の大樹は…。
ウルノーガがもたらした絶望によって生まれたのは悲しみばかり。

そう言って見せてくれたのはかつてカミュと滝を飛び降りた後にお世話になった導きの教会だった。あの時はこの上なくありがたい場所だったんだけど、今やここに神の祝福は無い。

命からがら、ボロボロの少女が助けを求めて駆け込んだ教会は死体だらけ。こんなのトラウマってレベルじゃねぇぞ…。
もはや体力は尽き果てて意識まで朦朧としてきたようで、うわごとのように助けてとつぶやく少女。

小さい子供は何か感じるものがあったのか、ロフィがいる方を見るとすがるように手を伸ばしてきた。

しかしロフィはその手を取ることすらできない。まぁもしもその場にいたとしても魚の身では何ができるワケでもないんだけど…。全てを見ることができても自分が介入することはできない。コレってなかなかしんどい能力だね。

セレンは強い力を持っているのに傍観することしかできない事ばかりだったんだろうな。なんせ人魚は陸に上がると次に海に戻った時に泡になっちゃうんだもんね、もどかしいよね。

ロフィの手…もといヒレをすり抜けて床を叩く寸前だった少女の手。しかしそれを受け止めた手があった。その力強い手の人物は少女を抱え上げると教会の外へ出て行った。
その人物は多くの生き残った人々を連れてどこかへ向かっているようだった。命の大樹の葉は全部散ってしまったのにコレほどの人々が生き残っているとは!

命の大樹の葉っぱそれぞれに命が宿っているっていうのはあくまでも言い伝えだったってコトかな?つまり勇者が世界樹の葉を採取したことで死んだ人はいなかったんだね…よかった…。

そんな彼らは「英雄」と「最後の砦」を心の支えにして励まし合いながらひたすらに歩き続けていた。

その英雄というのが今まさに彼らを先導している人物。先ほど少女の手を取った人物。
我々はこの紫の長髪を知っている!

そういや彼はもともと英雄って呼ばれてたんだよな。立派な黒い鎧は失われているけど、彼こそがこの滅びた世界に残された数少ない希望の炎のひとつ。

しかしセレンは言います。今は天空の魔城に住まうウルノーガは全ての命を悪しき力に変えるべく画策しているのだと。そうなる前に希望の炎を灯すのが他ならぬ勇者の役目であると。
最後に見せてくれたのがムウレアの現状。

今やマトモに機能している唯一の街である海底王国、ウルノーガはそれを見逃すつもりはないらしい。巨大な魔物と無数のマーマンが結界をガンガン叩いて砕こうとしている。そしてそれはもうすぐ達成されそう。この世界はマジで滅びる5秒前だ。
もう時間がない。セレンは国民と勇者を集めて演説を始めた。演説とは言ってもその大半が勇者へ向けられた言葉だったな。

これまで多くの災いがあなたに降りかかったがその全てを打ち砕き、此度の破滅の中心にいながらも生き残った!それは勇者がいまだ魔王と戦う運命の中にあると大樹が告げているものである!希望の炎はあなたの仲間と共にある!仲間に宿るその炎が正しい道を示すだろう!

そんな言葉で鼓舞してくれた。そして最後は「全ては大樹の導きのもとに」でシメようとしたのだけれど…
それを言い切る前に、ついに結界が砕かれてしまった!

別れの言葉も言わせてくれないなんて、ウルノーガはせっかちなのね。セレンは余裕ぶってそんな事を言っていたけれど、正直なところ結界を張り続けるのも相当辛そうだったしもうヘロヘロなんじゃないかな。

それでも彼女は魔物が迫り来る中で死力を尽くして海流を起こし、ロフィを遠くへ吹き飛ばした。
そして最後にゲキを飛ばす。

魔王に敗れ、仲間ともはぐれ、魚の姿になってしまっているロフィ。そもそも勇者の力を失ってしまっているロフィがあきらめなかったところでどうなるのだろうか。

いや、勇者の力を無くしてしまった今こそ、心意気だけは以前に増して勇者にならなくてはいけないのかもしれないな。

よしわかった、必ず仲間たちと合流して今度こそウルノーガを倒す!だからセレンも諦めないで生き延びてくれ!

最後の砦へ

とはいうものの、これからどうしたものか。

セレンによって吹き飛ばされた先は見知らぬ場所。ひたすらに何もなく、目につくものといえば上下に魅力的に動くエビだけだった。コレに食いつかないことには先に進めないようだ。

しかし…う〜ん…勇者がエビ食って釣られますか?カッコいいセリフで送り出してもらった勇者が、エビ食って、釣られますか?

いや、心は勇者といえど今は一介の魚。恥じることなくエビを食おう。

ロフィをヒットしたのはどこかで見たことのある釣り人のアラーニ。かなりの手応えがあったらしくって、伝説の人喰いマグロか!なんて盛り上がっていたけど…ゴメン、それなりの大きさの魚だよ。
そのハズだったんだけど、なんか知らんが釣り上げられたら元に戻れたぞ!

おいしいエビで精がついてキズが癒えたのか、よくわからんけどとにかくよかった!

いや、まさか術者のセレンが倒されたから元に戻ったのでは…う〜ん、否定しきれないのが辛い。少なくとも口元はケガしてるハズだし…。
とりあえず今はその辺のコトは置いておこう。アラーニさんもパニクってるしな。

でもこの優しくて腕の立つ漁師は泣いているロフィを見ると何も聞かずに自分の小屋に一晩泊めてくれた。それから安全な避難場所としてさっき千里眼で見た「最後の砦」の場所を教えてくれた。釣られたのがアラーニでよかった。

そんでその最後の砦はイシの大滝を抜けてすぐらしいが…え、それってイシの村の方角じゃ?
ここにいても仕方なさそうだったので最後の砦を目指して歩き始める。

そこで気が付いたんだけど、アラーニって旅の扉を目指してた時にも話しかけてたね。たしかブログにも載せてた。今思えばあの頃は追われる身とはいえ平和だったな。

今じゃあぐんたいがにがプチアーノンから逃げ惑っていますよ。なんでも例の異変のせいで一部の魔物が凶暴化しているらしく、生態系がおかしなことになっているそうだ。
イシの大滝はそんなに遠くないけどとりあえずセーブしようとキャンプへ。世界が破壊されたせいかルーラが全く使えなくなっていたのでキャンプも集め直しだ。

そしたら女神像ってば急にテンション上げてきて、「スキルリセット」なる新たなサービスを提供してきたぞ!

効果は名前の通り振り分けたスキルポイントをリセットして振り直せるというもの。ただし1ポイントにつき20ゴールドだ。神め…。
まぁ冷やかしでちょっとやってみますかとチェックしてみたんだけど…なんてことだ…勇者スキルが無い…!

ウルノーガに勇者の力を砕かれたもんなぁ〜、ハァ〜見なきゃよかった〜ヘコむわ〜。本当に心構えしか勇者じゃないんだな〜。

勇者スキルの分のスキルポイントが還元されていたようだけど、この先どうなるかわからないし、もうちょっと様子を見てからスキルポイントを振ろう。それまでは逃げの一手だ。
いつものウマは当たり前のように呼ぶことができたので最後の砦へ向けてかっ飛ばしました。

そしてイシの村の近辺までやってくると…え!?ルキ!?ルキなの!?

そのルキらしき犬はロフィを導くようにイシの村の方へと駆けて行く。入り口は丸太の壁が作られていて以前とは村の様子がまるで違う。

細く曲がりくねった谷間を抜けると簡易的な要塞のように変わってしまった村が見えたが、少なくとも滅びてはいないようだ。

ルキはなおも駆ける。そしてその先にいたのは…
まさか!

その青い瞳!金のストレートロング!真っ赤なバンダナ!まごうことなきマイスイートエマ!さも当たり前のように生き延びてくれていやがってからに!

涙と笑顔の再開を果たすとエマはこれまでのいきさつを教えてくれた。

村を襲ったホメロスは住民を広場へ集めると皆殺しを命じたが、「あの方」がそこまでやる必要はないと命だけは取らずにいてくれたようだ。「あの方」って聞いてちょっとビクっとしたけど、今回のあの方はつまりグレイグって事だよな。

そんなあの方のはからいで住人たちはデルカダール城に囚われはしたものの無事に今まで生きながらえることが出来たというワケ。ロフィとカミュとは入れ違いだったのかもね。

そんなことより自分の予想は大ハズレだったから過去の分は読まないでおいてくださいね。
それにしてもエマは相変わらず超カワイイ。アニキに紹介したかった。

あ、でもアニキは弟分のデクがいつの間にか奥さん貰ってた上にロフィにまでいい子が居たらちょっとヘコんじゃうかな。女っ気なさそうだもんな。もう少し黙っとこ。

そうそう、デクとその奥さんのミランダもここに避難してきてたよ。デクはこんな時でも商魂たくましくアイテム売りさばいてた。
その後は育ての母のペルラとも再開。集まった女衆を仕切ってなにやら縫い物をしていた。相変わらずたくましいな。

ここでは最近のグレイグの話を聞かせてもらえた。彼は例の異変で生きる力を無くした人たちを片っ端から救いまくり、魔物たちから守り続けてここまで連れてきたのだという。

そして今ではデルカダール王もこの砦に居るのだそうな!ほほ〜あの場から生きて帰りましたか、間違いなくグレイグのおかげだろうな。

ロフィとエマはデルカダール王と聞くだけで表情が暗くなったが、ペルラは「村を焼かれたコトは忘れないけど人を恨んでも仕方がない。特にロフィは王に会いに行くべきだ、ケンカするんじゃないよ」とどこかで聞いたようなセリフ。海へ沈んだ時に思い出したセリフと似てるね。

ということで渋々ながらもデルカダール王へ会いに行くことに。まぁ少なくとも投獄されるコトは無いだろう。

砦の様子

デルカダール王のいるテントへ向かいがてら村の様子をチェック。

砦は外より安全とはいえ安らげる環境ではない。あの異変以降、デルカダール城から湧き出した「闇」によって太陽の光が遮られたせいでいつでも薄暗いのもその一因だ。

そして誰もが砦に心の支えとなる人が居るワケでもない。この子は教会で死体の山を見てしまったセーシェル。人の姿に戻った今こそ手を取ってあげたいが、今はなにもできないらしい。
その一方で多少の運を持っていた子もいるワケで。

セーシェルと同じようにひとりぼっちになってしまった彼女を救ったのはなんとマノロ!神の岩でガストに襲われていたあの情けないお調子者のマノロだ!

彼曰くあの時の経験を思い出したら勇気が湧いてきて、例の異変の恐怖にめげずに怪我をした人の手当ができたのだそう。成長したなマノロ!もう立派な勇者だぜ!
砦にはデルカダール兵もいる。ホメロスはアレはアレで慕われる人物だったんだな。

というかどの段階でウルノーガにそそのかされたんだろう。そもそもウルノーガはいつデルカダール王に取り付いたのかというと、やっぱりユグノアが襲われた時だよね。そうなるとそれまではホメロスも立派な将軍だったんだろう。その時のホメロスに会ってみたかったな。
村長のダンも無事だった。そんな事を言わないでくれ…。

兵士や他所からの移民も多くて気がつかなかったけど、大樹が落ちたあの日の混乱でイシの村の住人はだいぶ減ってしまったらしい。神の岩に住まう大地の精霊はイシの民を見放したのか、そんな弱音も出てしまうほど参ってしまっている。

セレンが言っていたように希望の炎は消える寸前みたいだな、やはりここはロフィがなんとかしなくては…。
そしていよいよデルカダール王との対面。妙な距離感…しかし以前よりは近い。いろんな意味で。

彼はロフィが生まれた日から記憶がないらしい。理由は言わずもがなだ。

それでも自身の所業を聞いて素直に謝ってくれたし、これから民を守る事で返していきたいとも言っていた。元々あれだけ慕われていた立派な王なだけある。マルティナの安否を聞かれて答えられなかったことが心苦しい。
しばしの沈黙の間にグレイグ帰還の一報が入った。

ロフィを見て「生きていたのか」とだけ呟くと王へと向き直った。彼はデルカダール城の偵察をしていたらしく、そこで不穏な動きをキャッチ。闇に乗じて襲撃があるだろうということを報告していた。

それを済ませるとロフィにいちべつもくれずデルカダール兵に戦いの準備を進めさせた。そんなグレイグを王がフォロー。彼ほどの男でも今起きていることに整理がついておらず、最近では自分を痛めつけるように戦っているのだという。だから手を貸してやってはくれまいか?とのことだ。

まったく、まさか自分のストーカーと共闘することになるとは。まぁ今は四の五の言っていられないし、何より今度こそ自分の手でイシの村を守りたいからな。足引っ張るなよグレイグ!
ということでスキルを振り直して戦闘準備だ。

勇者スキルの分を全て片手剣へと回していくと、カミュの勇姿が目に浮かぶ「はやぶさ斬り」を習得!さらに隠しパネルを開けると「二刀の心得」まで出現した!コレは欲しい!

…いやしかしカミュと違って盾も装備できる、捨てがたいよな。それにミラクルソードも欲しいし、何よりもう少しでギガスラッシュに手が届く。ということで保留だ!はやぶさ斬りがあればなんとかなるだろう!
そして装備はこんなカンジ。

「いやしのうでわ」はイシの村にあるまほうのカギがかかった扉の先で見つけました。毎ターン10回復してくれる。打ちなおすと25まで強化できるけど、ソロである今しか使わないかもな。
準備を終えて正門前で敵を待ち受けていると、やってきました百鬼夜行!地から空から魔物の群れがイシの村を襲う!

それに対すはグレイグ率いるデルカダール軍+各地から集まった戦士。それらが入り乱れて戦うムービーがとてもカッコよかったけどうまく撮れなかった!残念!早くメダ女を救い出してもう一回見よう!さぁ戦闘開始だ!
まずはデルカダール兵たちが先陣を切って相手をしているがチョイ押され気味。そこへロフィが助太刀に入るという形で数多くの敵を相手にする方式だ。

連戦はなかなか辛いかと思われたけど、なんとも都合のいいことに必ず先制を取れる上にゾンビ系の敵だらけなのでゾンビバスターが刺さりまくる!

さらにはやぶさ斬りはほぼ全ての敵を一撃で葬り去れるからもはやロフィ無双といったカンジだ。ぶっちゃけ勇者スキルに振っていた時よりも数段強い。ゾーン必中が無いことだけが痛いけど、それも仲間がいてこそだからね。

というかアレだね、はやぶさ斬りは剣を一振りしか装備していなくても両手にビームサーベルが出るんだね。
助けたデルカダール兵からはねぎらいの言葉とたまに回復アイテムを貰えた。

あれだけ悪魔の子と連呼していた彼らが今や「ロフィ殿」ですよ。勇者の力を失って初めて勇者だと認めてもらえたんだなぁ…ままならないよなぁ世の中って。
ヒラの兵士たちを助け終えたのでグレイグの元へ。

更なる大群が襲いかかってくるが、彼らは背中を預けあって戦っている。…あれ?なにこれグレイグ仲間になるの?
そんなところへいよいよボスっぽいモンスターが登場だ!

あぁっ!テメェそのツラ見たことあるぞ!ん?ツラというか盾というか…まぁとにかくアイツだな、逃げるエレノアを追い詰めた奴らの一人だな?

まさかこんな所でカタキを討てるとは…このロフィ、容赦せん!その首貰い受ける!ん?首は無いか…。

VS.ゾンビ師団長たち

ボスのゾンビ師団長は4匹ものザコを引き連れてきた!

スカルゴン以外は一撃で倒せるだろうしダメージもほとんど受けないから放っておいても問題なさそうだけど、補助魔法を入れられるとメンドくさそうなのでやっぱり先に倒しておこう。
にしても「イビルビースト・強」は無いよなぁ「・強」は。

凶暴化した魔物ってみんな「・強」になってんのかな〜、このゲーム初の萎えポイント出ちゃったカンジ。
幸いにもザコどもからは特に被害を受けることなく処理できたんだけど、ゾンビ師団長の放つ暗黒の霧によってロフィがマヌーサ状態に。それでもはやぶさ斬りなら1発は当たったりする。やっぱりいい特技だ。

そうして攻め手を欠いている間に場を持たせてくれたのがグレイグの「におうだち」だ!いくらでも攻撃を受けられるCPUキャラクターが使うにおうだちは限りなくチートに近い。ゾーンに入った師団長の全体攻撃だろうが痛恨の一撃だろうが全く痛くない。効果は長く続かないみたいだったけどたまに出してくれるだけで十分助かったよ。

加えて一応ベホイミやスクルトも使えるあたりが騎士っぽい。両手剣の印象からか守りのイメージは無かったんだけど、かなりナイトだぜグレイグは。
そうしたグレイグのアシストもあり、最後までただひたすらはやぶさ斬りを繰り出すマシーンと化したロフィ。バッサバッサと斬りまくってエレノアの痛みを教えてやった。

そう、心は勇者でも体はもはや勇者ではない。剣神なのだ。いやバーサーカーかも。いつかカミュとのダブルはやぶさ斬りを放つ日が今から待ち遠しいな。

反攻!

見事ひとりの死者も出さずに魔物の大軍勢を打ち破った戦士たちを村人は大歓声で迎え入れた。

エマも興奮のあまり本音がポロリ!はっはっは!結婚しよ!
おっと、砦の中に敵が入り込んでるじゃないか!はやぶさ斬り!

ひとしきり喜びの声を聞いてから再び王様の元へ。

ひとまずは奮闘ぶりを褒めてくれたが、彼はこのまま反攻の手を緩めるつもりはないらしい。ロフィとグレイグの強さであればデルカダール城に潜む「常闇を生む魔物」を討てると判断。デルカダール城侵入作戦の勅命を下した。

彼がデルカダール城を探らせていたのはこの作戦のためで、つい最近デルカダール城内へ潜入できる地下水路を発見したらしい。カミュとロフィが使ったあそこだね、最後に滝から飛び降りたところ。まさかあそこをまた通ることになるとはね…。
しかしこの作戦にグレイグがまさかの反論!

どうやら砦の指揮を執る者がいなくなってはここの人たちが危険にさらされることが我慢ならないらしい。へぇ、王の命令とあらばマルティナまで斬ろうとした男がずいぶん心変わりしたものだな。

王は敵が砦を攻めている間であれば城の守りが薄くなるからそこを突くのだと狙いを説明するが、それにもこれ以上民を失うわけにはいかないと反論。しかしだからこそお前に頼むのだとグレイグの反論を一蹴する王様。

だからこそっていうのはアレかな、守りたけりゃ必ず生きて帰ってこいみたいな事かな。とにかく王は一晩であればなんとか持ちこたえられるハズだと自らも剣を取る。

王にそこまでさせちゃったらグレイグがいかにガンコとはいえさすがに折れ、膝をついて命令を拝受した。まぁなんというか、今のグレイグは嫌いじゃないぞ。砦の人たちが犠牲になる前にチャチャっとデルカダール城を取り戻しちゃおうぜ!
ということでその日の深夜なのかな。いつも暗くてよくわからないけどほとんどの人が寝ているうちに出発。

敵に勘付かれないように見送りは禁止されているらしい。せめてこのテントの中でもいいからエマに見送って欲しかったけど寝てるなら仕方がない。熟睡しているところを起こされるほど腹立たしいことはないからね。
外へ出ると数人がまだ起きていて縫い物をしていた。でも何を作っているのかは教えてくれず。

え〜めちゃくちゃ気になるんだけど…ボスとの戦闘中にこれが気になって集中できなかったらどうしてくれる。
縫い物が気になりつつ外へ出るとペルラが見送りにやってきた。んも〜カーチャン見送りは禁止だってば〜!グレイグ見てるしハズカシイだろ〜!

しかしここでペルラは会心の一撃を放つ!

「こう暗くっちゃあんたのカオも見えやしない、だから今度は太陽の下でカオを見せとくれ」

カッコいいぜカーチャン…!必ず「常闇を生む魔物」を倒して帰るから無事でいてくれよな!


ということで次回、デルカダール城侵入作戦!


前回 攻略日記24 「命の大樹」の書

次回 攻略日記26 「けがれた光」の書

0 件のコメント :

コメントを投稿