まさしく勇者の仕事のような、全くそうじゃないような…。
侵入!デルカダール城
いつぞやの物語とは逆に、導きの教会からデルカダール城の地下水路を目指して滝のわきを登っていった。以前はこんなところから飛び降りたんだよな。改めてよく助かったよホント。
そしてココで城から砦へ向けて飛んでいく魔物の群れを見た。結構な大群だけど本当に大丈夫なんだろうか…急がないと。
あっさりと地下水路に侵入成功。王様から貰った鍵のおかげでお宝ザクザクだ。
途中に例のドラゴンの巣があったけど今回はぐっすり眠っていたので襲われることなくスルー。仲間が揃っていたら戦ってみたかもしれないけどさすがに二人じゃね…。
道中では崩れた橋を見つけました。あれからだいぶ時間が経ったと思うんだけど、それでも直さないあたり普段は本当に誰も来ないんだろうなココ。
そのせいもあってか今では兵士のかわりにじごくのよろいが巡回しているありさま。ウルノーガがいなかったとしても足元から崩されかねないぞデルカダール。
出現する敵はフィールドアタックをキメておけば大抵がはやぶさ斬りで一撃。
ちょっとキツいのはじごくのよろいで、キングダムソードなるイカした技で全体攻撃を仕掛けてくる。
でもグレイグがにおうだちしてくれれば話は別!無限の体力で全てを受けきってくれるからもはやじごくのよろいに申し訳ない!におうだちだけしてくれてればいいよ!
水路を抜けると地下牢獄へ到達。
倉庫のひとくいばこを会心のはやぶさ斬りでパツイチしたり、いまだに開けられない牢の鍵にモヤモヤしたり、守衛の部屋らしき部屋で休憩したりしながら順調に進みます。
せっかくだからカミュとの出会いの地を訪れてみると脱獄用の穴がそのままだった。水路の橋はともかくコレはマズいでしょ…上司のグレイグとホメロスが勇者探しのために城を留守にしてたからサボってたんじゃないの~?
それはそうとこの穴をグレイグと一緒に見ているというのがなんとも不思議な感覚だね。以前はロフィを乱暴に牢にブチ込んだのに今では共闘してますよ。人生いろいろ、男もいろいろ。
地下牢を抜けるといよいよデルカダール城内へ入った!
城の中は全体的にボロボロなのにホメロスの部屋はほぼ無傷で残っていた。改めてヤツは魔物の仲間なんだなと感じる。
そしてこのネルセンの秘伝書、いよいよ気になってきたな。たしか古代図書館とメダチャット地方のどこかだったか、そのあたりで何回か見つけてるんだけど「今のロフィには関係がないようだ」との理由でスルーされ続けてるんだよね。
「今の」ロフィには関係ないってことは後々関係あるんだろう。そして秘伝書っていうくらいだからきっと何かいいスキルでも覚えられるに違いない。次からは見つけた場所を覚えておかないとな。
城内を探索していると王座の間へと続く階段へたどり着いた。
グレイグは階段が壊されていることからこの先に常闇を生み出す魔物が潜んでいると推理するものの、このままでは通れないと別の道を探すことに。…なんとかよじ登って行けないか?ゼルダのやりすぎか?
そのうちにたどり着いたのは大樹の根が巻きついた木のある庭だった。
するとどうしたことだろう!命の大樹は枯れ果てて地面に落ちたはずなのに、その根は光り輝いているではないか!
そして更に驚くべきことに、ロフィは以前と同じように過去を見ることが出来たのだ!力を砕かれて勇者スキルは消えてしまったけれど、どうやら勇者の力が完全に無くなってしまったというワケではないらしいな!
グレイグとホメロスの過去
剣の稽古をしている幼少グレイグとホメロス。グレイグはこの頃からすでに最強騎士の才能が開花していたのか、その馬鹿力でホメロスを圧倒しているようだった。稽古になるのかな。
そこへやって来たのは今とあまり変わらないデルカダール王。昔からおじいちゃんだったんだな。彼は生まれたばかりのマルティナを二人に見せると、この国の未来を守るのはお前たちだと言って例のペンダントを渡していた。
その夜。貰ったペンダントを眺めながらホメロスと二人で王国一の騎士になるのだと夢想するグレイグ。
その言葉はホメロスに聞かせているようでもあったのだけど、ホメロスはホメロスで他のことに夢中のようだった。
それは最強の騎士に与えられるというデルカダールの盾。
王の私室にあるソレを、こともあろうにいずれ自分たちのものになるんだからコッソリ見に行こうぜとグレイグに提案して来た。その提案に二つ返事で乗っかってきたグレイグもグレイグ。
なんとまぁ…あの二人にこんなに子供らしいヤンチャな頃があったとは。盗んじゃえって所まで行かないのが育ちの良さね。ものすごく仲が良さそうなところは、今は昔ってカンジ。
しかしその次のシーンでは硬く拳を握り締めたホメロスの姿が。
そこにグレイグはおらず、厳しい表情で一点を見つめている…というところで過去の映像は終了。なんとなくだけどココまでの話の流れで察しが付くのが辛いね…少しホメロスに同情してしまう。
この光景を見たグレイグはその時に使った王の私室へ続く秘密の通路のことを思い出したようだった。
それと同時にロフィの力を目の当たりにした事で今まで否定していた勇者の力を認め、秘密の通路にたどり着いたときにはその大きな身体を折りたたんでこれまでの非礼を詫びてくれた。
いやいやその辺はもう過ぎたことだしいいんだけどさ、そんな事よりあなたまさか本当に仲間になっちゃうんですか!?オープニングのカンジだと全然そんな雰囲気なかったのにビックリだよ!まぁよく考えてみればオープニングで使われてた映像って命の大樹にたどりつくところまでだったから仲間になったシーンが無いのも当然なんだけど。
そんなオドロキもありつつ王の私室へ到着。
本当にグレイグが仲間に入るのか、それを確かめたくなっていたのでさっさと先へ進みたいところだったが赤い本は無視できない。
片方はレシピブックで、もう片方は「近代デルカダール秘伝三十六計」なる分厚い戦術書らしきもの。しかしあくまでも「らしきもの」で、いざ読んでみるとケーキのレビューが書かれていた。
そう、これは何を隠そうあのデルカダール王が書いたもの。実は過去の映像によると王様はここから秘密の通路で食堂に出入りしてよくケーキをつまみ食いしていたらしい。
あのツラで…いや失礼。芝田山親方とか真壁刀義なんかもスイーツ大好きだし、一見イカツイ人はこんな一面があるのかもしれない。
にしたってこんなエロ本に参考書のカバーをかけてごまかすみたいなマネしないでケーキ好きを公表しちゃえばいいのにねぇ、世界の王ともなると難しいのかな。もうちょっとくらい気楽にやってもいいと思うんだけどな〜、お隣のサマディー王なんか国宝売ってたぞ。
そこでは「君を守る小さな指輪」と題されたレシピビックと幼少マルティナの日記帳を発見。今じゃあんなに立派なレディーになっているマルティナの幼い面が見られてホッコリ。
しかしもしもドラクエ7並みの会話システムがあったとすれば、さっき非礼を詫びたばかりのグレイグが勇者の容赦ないガサ入れっぷりに苦言を呈していただろう。やっぱ仲間にならないかもしれない。
常闇を生み出す魔物
ついに玉座の間に…ここ玉座の間ですか?あら〜以前来た時のような息の詰まるカンジは無いですね。天井全部取っ払っちゃっててものすごい開放感。一人前のハッピーホームデザイナーもオドロキのリフォームだ。
ただ照明も取っ払ったせいでとにかく暗いのはいただけないな。おかげで玉座に座っているのが誰だか見えないが、わざわざ見ずとも誰かくらいは察しがつく。
やっぱりそうだったけどこの衣装は予想外だった…。
とりあえずファッションセンスは置いておくとして、随分と顔色が悪いじゃない。髪や瞳の色まで変わっちゃって…デルカダールの軍師、双頭の鷲の片翼はすっかり魔軍司令にまで堕ちてしまったようだ。
相手が誰であろうと戦う。そう心を固めていたグレイグはかつての友に大剣を振り下ろす。
しかしホメロスは煙のように姿をくらますとグレイグの背後に出現。その短気を直したほうがいい、周りが見えていないからカラ回るのだと声をかけると、グレイグの振り向きざまの斬撃を同じように回避した。
この辺の力関係が過去の映像とカブるんだよね、以前はグレイグが圧倒していたのに今ではホメロスに翻弄されるばかり。
なぜ魔王に魂を売ったのか、そんな当然の疑問を投げかけるグレイグにホメロスは静かに怒った。
なぜ私の前を歩く。なぜお前ばかりが力を得る。
ホメロスは思い出していた。幼い頃から知恵をつけるために勉学に励んでいた頃のこと。民に迎えられて凱旋したグレイグのこと、自分も迎える側だったこと。
そのとき差し出した手をグレイグが取ってくれなかったこと。
しかし武勲を立てて英雄と讃えられるのは軍師であるホメロスではなく戦闘に優れるグレイグばかりだった。
民も、王も、グレイグばかりで自分を認めてくれない。彼の目の届く範囲ではそう見えていたのだろう。
本当はそんなこと全く無かったのにね…街の人だってホメロスあってのグレイグだと思っていたし、最後の砦では今でも彼の帰りを待っている兵士達もいるんだから。
称賛を浴びて英雄とまで呼ばれるグレイグへの妬みや劣等感。
そんな心をウルノーガに利用されて魔に染まったんだろう。頭のいい彼なら利用されていることはわかっていたのかもしれない。
それでも誰かに認めて欲しかった。そのためにグレイグを超える力が欲しかったのかもな。まったく、周りが見えてないのはどっちだよ。
愛も夢も光も、そして友も必要ない。
そう言い放ったかつての友の言葉にグレイグが応える。英雄と呼ばれながらも、友を含めて何も守れなかった自身の無力さを呪う。
しかしまだ守るものはある。それは世界を救う勇者ロフィだ。これからは勇者を守る盾となるとの決意を口にしたグレイグはホメロスを「魔王の手の者」と呼び替え、その命を貰い受けると宣戦布告したのだった。それに対してできるかな?「我が友よ」とその姿勢を崩さないホメロス。この段階で二人の心は完全にすれ違ってしまったような気がする。
過去にもお互いがこれくらい心の中身をさらけだすことが出来ていればあるいは、そう思えて仕方がないよな。親友だったのに。
いや、少なくともホメロスの立場からすれば仲のいい友人でもあったがゆえに対等でありたかった、弱さを見せられなかったってコトもあるのかも。同等以上の力を手に入れたから友と呼ぶのかもしれない。
ホメロスはその姿を異形のものに変えるとロフィ達を残して飛び去ってしまった。しまった、暗殺対象が逃げてしまった!
月明かりに照らされて影になった彼をただただ見つめるグレイグ…っていうかホメロスと戦う流れじゃなかったんだね。まぁこっち二人しかいないから助かるんだけどなんで見逃してくれたのかな。
ひょっとして心のどこかでは親友のグレイグを殺したくないと思ってたりして…。
な〜んてコトは全くなかった。
玉座に紫の霧が集まると、椅子の後ろから「屍騎軍王ゾルデ」が現れた!なんて読むんだよ!
けがれた光を癒しましょうとかなんとか言ってロフィ達を始末しにきた。ヤツは六軍王がひとりと名乗っていたのでこれからは6つのオーブを集めたように各地の六軍王を倒していくことになるんだろうな。
VS.屍騎軍王ゾルデ
まずは最近のトレンドであるソードガードを発動。するとゾルデも同じくソードガードを使ってきた。なんだかホメロスを思い出すなぁ…なんて浸ってる場合じゃなくって、コレを使われると頼みの綱であるはやぶさ斬りが通りにくくなっちゃうんだよな〜。
しかも今回はHPMPが6〜7割しかない状態でのスタート。HPはアクセサリーでじんわり回復するし回復呪文もあるけどMPが持つのか少し不安だ。
しかしHPに関しては心配なさそう。
全体攻撃のなぎはらいを含めた多くの攻撃をにおうだちで防いでくれるグレイグ。しかも早々にスクルトをかけてくれたので物理攻撃主体のゾルデから受けるダメージは大きく減りました。たまにドルクマを使ってくるけどね。
ソードガードがあるうちははやぶさ斬りを渋ったり渋らなかったり、イマイチ方針が決まらないまま殴り続けているとゾルデに変化が。
「オーブのチカラを解き放った!」とのテキストと共にパープルシャドウなる技を放つとゾルデの影が出現した!
オーブって…六軍王はオーブの力で動いてるのか!?ウルノーガが勇者の力を手に入れたことでオーブが悪用されているってコトなんだろうか。
しかしゾルデは諦めずにもう一度影を呼び出す!
そして両方が一気にゾーンに入るとモンスター連携を見せつけてきた!なるほどコレを見せたかったのね。道中のザコ敵でもまだあまり見たことのないモンスター連携、ボスが使うものはかなり強力そうだ…!
ヤツらが放ったのは「クロスドルクマ」!
120を超えるダメージがグレイグを襲う!かわいそうに、直前ににおうだちを使ってくれてたんだよね〜。グレイグが受けてくれている限りは痛くもかゆくもないぜ。
この後はなぜかにおうだちを使っていなくてもグレイグがよく狙われるようになり、ロフィは名前が黄色くなった本体を集中攻撃。一気に勝負をつけようという魂胆だ。
でもコレはあまり良い判断とは言えなかったな。
無視していた影の使うルカナンによって防御力が2段階もダウン。本体がソードガードを使ったところで影を倒すもすぐさま三体目の影が呼び出され、相手の攻撃の手が増えると一気に瀕死の状態まで追い詰められてしまった。
まぁいい感じににおうだちしてくれたり、ベホイムで減ったMPをまほうのせいすいで回復してくれたりしたから立て直せたんだけど、めんどくさがらずに影をしっかり倒していけばこんな目には合わなかったんだよね。反省反省。
グレイグがまほうのせいすいを使ってくれることがわかったのでそこから先は惜しみなくはやぶさ斬り。見事にゾルデを討ち取った!
それなりにポテンシャルを持っているボスだったけど相手が悪かったな!
そして霧散したゾルデからパープルオーブがポロリ!
そうか〜もう一回オーブ集めなおすのか〜、しんど〜!
再起
ゾルデを倒したことで闇が晴れたようだ。暗殺のターゲットはこっちだったのか、よかったよかった。とはいえまだ夜明け前のようで薄暗い。ともあれまずは砦に帰ってきたんだけど…なんだか様子がおかしいぞ?
違和感の正体はすぐにわかった。
人がいない、あれだけいた砦の住人が一人残らず消え去っているのだ!
誰かいないのか、グレイグ祈るように呼びかけるが返事はない。またしても守れなかったのか、彼は強く目を閉じて今にも泣き出しそうだ。
その時だった!
どこからともなく聞こえてきたスネアのリズム、そして始まるファンファーレ!同時に山影から太陽が顔を出し、ボロボロの旗が立ち上がる!それに描かれているのはデルカダールの象徴である双頭の鷲だ!
しかしココはぜひボイスつきで見たいなぁ、Switch版をボイスオフでやる人もココだけはオンにすることだろう。
ひとしきり歌い終わるとデルカダール王が登場。
よくぞやってくれた、その言葉に耐えきれなくなるグレイグ。いいじゃんコレ…グッとくるよ。今回はちゃんと守れたんだよ。
デルカダール王はロフィにも礼を言うと、このロトゼタシアに光を取り戻してくれとのお言葉。
そしてグレイグに最後の指令を下す。今こそその剣を世界のために役立てるのだと。グレイグの顔は見えなかったが、やはり砦のことが気になっていたのだろうか。それを察した王様は砦のことは心配するな、もう心は決まっているのだろうと背中を押す。
そして…
あのグレイグがロフィへの忠誠を誓った!
あれほど王の命令にただただ忠実だった男がここまでしてくれるとは、やめとくれよこそばゆい。これからは何も失うことがないように二人で守って行こうじゃないか。
皆の者、夜が明けたぞ!我らの勝利だ!
王のカチドキに沸き立つ民衆は宴を開き、それは一昼夜続いた。命の大樹が落ちたあの時から気が滅入ることばかりだったけれど、ようやくこちらのターンが回ってきたような気がするぞ。
よっしゃ、ココから反撃だ!大量失点はしたがまだまだ6回ウラってところだろう。これから少しずつ点を返し、ついにはウルノーガ軍を打ち破れ!
といったところで今回はここまで!
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