オトギ島だより01号「さよならテント」

いよいよ始まった無人島生活。

まだ親睦会のキャンプファイアーが残る広場では早くも大きな動きがありましたよ。

フータと博物館のはなし

展示品収集

朝起きると広場の近くに立派なテントが張られていました。

興味を持ったら数時間で博物館長の座を捨ててすっ飛んできちゃうフータ、好奇心の化身だね。

あ、ちなみにこの探検帽はチャンプからもらいました。TPOに則した素晴らしいセンスだ。
テントの中に入ってみると、ホホーッ!フータがフワフワ!このまんま画面から取り出したい!

しかしフワフワだからといって何もかも許されるワケではない。彼は展示物が足りないせいで博物館を建てる許可がおりないという危機に直面していた。許可を得るためにはあと15種類の生物、もしくは化石といった展示物が必要とのこと。

この世界でもハコモノビジネスは時代遅れってワケだ。というか展示物が何も無いのに立派なハコだけ作っていた今までが異常だったのかもね、よく考えたら変なハナシだよ。

ということで早速展示物を探しにレッツ…あれ?そういえば許可って、どこからの?誰の許しが要るの?

無人島の所有者はたぬきちなワケで、そこに何を建てようが自由だろう。危険な施設でもないんだし。もちろんたぬきちはフータが博物館を建てるつもりでいたことを知った上で移住させたハズだ。

いやまてよ、博物館なんていう巨大なハコをフータのポケットマネーで建築できるとは考えにくいかな。

となれば公費か?フータは公費を引っ張ってこれる立場にいるのか?そんな立場の人間(フクロウ)が喜ぶ島を提供するたぬきち…彼の集大成となるビジネス…これらが指し示すものとは…!
どうぶつの森なんか考察したってしょうがないよな!

フータから教えてもらった高跳び棒を作って川をピョーン!たのしー!これで探索できるエリアが広がり、新たな釣りスポット「池」「滝」「桟橋」が解放されました。でも同時に「登れない崖の上にある土地」も発見、案外広いぞこの島。

ちなみに川の向こうに渡った時に棒が壊れたら嫌だなと思って2本作っておいたんだけど、どうやら高跳び棒は壊れないっぽいぞ。


そんなこんなで広くなった島を駆け巡っていると労せず15種類の展示物が集まり、移住初日にして博物館の建設が決定!フータは開館の準備に取り掛かったのでした。

それはいいんだけど、そのせいで寄贈の受付を休止されちゃったので…
翌日!広場の横がエラいことに!

フータさ〜ん!新種の生物が貯まってますゥ〜!早く完成させて下さ〜い!でも沢山の生き物に囲まれてるのは結構幸せ~!

カイ…カン!

さらに翌日!無事開館!

住民が少ないせいでちょっとサミシイけどセレモニーも行いました。でも正直これはしずえさんにやって欲しいよね。はしゃぐところ見たいよね。でもまだしばらく会えないんだろうな。ねんどろいどを見て我慢しよう。

それはそれとして、なんだか思ったよりも小ぢんまりしてるな。PVで見たとんでもねぇクオリティの博物館ではないみたいだ。ま、博物館も島の発展とともにデカくなっていくとかそういうヤツでしょう。

ともあれ新しい展示物もたまっている事だし、寄贈しつつ拝観させていただくとしますか!おじゃましま~す!
なっ…!

エントランスの時点ですでに外観より遥かに広い…!まぁマイホームなんかも外観よりは広いんだけど、そんなの比にならない贅沢な空間の使いっぷり。先日までここにあったテントと同じスペースに建っているとは到底思えない。

それにインテリアが豪華すぎる。天井からは陽が差し込み、飾り階段に黄金のモチーフ。意匠のこらされた床材に雰囲気のある照明、間違いなくスゴイ級ハッピーホームデザイナーのシゴトだ。

こうなるといてもたっても居られない、とりあえず手持ちの寄贈品を渡して展示室へ歩みを進めると…。
ウオォ!

水中トンネルが通るサカナエリア!巨大な木々の間を川が流れるムシエリア!これは紛れもなくPVで見たあの博物館だ!この過疎島にとんでもねぇハコを作りやがった!

動画で見ただけでも心が躍ったけど実際に歩き回るとウキウキが止まらない、もっともっと寄贈してよりよい博物館に仕上げよう!

と、そんな中に…。
このブースはいったい…?

暗闇の中にどうぶつのシルエットがズラリと並び、系統樹が伸びている。なんだか不気味な空間だ。

サルと自分(ヒト)の他にもうひとつの系統樹が伸びていて、そこに寄贈するものがあるみたいだ。ゴリラ?いや、ゴリラはおおまかにサルか。あそこには何が飾られるんだろう、楽しみなような、ちょっと怖いような。

ジョニーのはなし

一旦休憩しようかなとセーブをすると、そこに映し出されたのは遭難者の姿でした。

これはマズい!すぐに助けに行かなきゃ!

とはならず、とりあえずご飯食べたかったし夜に改めて助けに行くことにしました。彼は頑丈だからちょっとくらいほっといても大丈夫大丈夫。
お腹を満たしたところで彼をたたき起こします。

その名をジョニー。乗っていた船から寝ぼけて飛び降り、そのままオトギ島まで流れ着いた模様。

ただ以前と違って記憶はハッキリしている様子。いそいそとスマホならぬ「つうしんそうち」を取り出して助けを呼ぼうとするのですが、いかんせん荒波にもまれたせいでバッキバキに壊れてしまっているのだそうです。よく見るとほんとに画面がバッキバキ、芸コマ~。
というコトでこのままではジョニーは帰ることが出来ません。まぁこのまま居付いてくれるのならソレはソレで嬉しいんだけど。

ともあれ助けを呼ぶべく飛び散った「つうしんそうちのパーツ」を探してあげる事になりました。アサリのように水を噴き出す不思議なパーツなので見つけるのは容易、パパッと修理して彼の仲間と連絡を取ることに成功しました。
が、待てども待てども返事は来ない。

ジョニーいわく仲間たちは彼の無事を喜んでいるだろうとのコトだったが…もしアレだったらこの島で歓迎するからね。あんまり思いつめないでね。ま、思いつめそうな顔はしてないけどね。

害虫とクスリのはなし

無人島は危険だ!

木にはハチ、夜の森にはタランチュラ、そんな恐るべき敵性生物がカジュアルに現れては島の開発を阻んでくる!村よりも自然が豊かなせいか出現率が高い気がする!

それでもタランチュラはまだマシだ。目視できずに襲われる危険はあるが、なかなかの大きさがあるから事前に見つけることは難しくない。対峙したとしても前脚をあげて威嚇している時に立ち止まっていれば襲われることはない。じっくりと時間をかけて対処できるってワケだ。
問題はハチだよハチ!

確かにね?木を揺すらない限りは襲われないし、虫取り網を手に持ってさえいえば巣を落とした直後に捕まえられるよ?

でも奴らは油断した瞬間を巧みに突いてくるんだよ!ショボい釣り竿が折れちゃったからちょっとだけ枝を集めようかな、ユサユサ、ボトッ、ブーン(ガガーン)。もう少し木材が必要だったわ、ユサユサ、ボトッ、ブーン(ガガーン)。

モンハンの物欲センサーばりの感度を持つ油断センサーでこちらの隙を狙ってくるワケ!

この時もちょうど網が壊れてるわ、家の前の家具の配置を変えたばかりで引っかかるわ、近くにいたチャンプは自分自身が刺されなかったことにホッとして無情にも去っていくわで泣きっ面にハチ。

だからもうあらかじめ備えておいてチェイスが始まる前に捕まえるのが一番だ。木材を採るときも、まず網を持って!次に木を揺らして!それから叩く!

この手順を徹底していこうと思います。時間はかかるけどたまに家具も落ちてくるから悪くないだろう。ご安全に!
ちなみにボッコボコの顔でチャンプに話しかけるとくすりの作りかたを教えてもらえました。怪我の功名ってやつかな~。

プレミアムプランなはなし

なんとなく出し渋っていたマイルを放出し、パッケージプランの支払い完了!

たぬきちも「あとは自由に暮らしを楽しんだらいいだなも」と祝福してくれたのですが、その舌の根の乾かぬうちにマイホームを建ててみないかともちかけてきました。

それもいいね、でもせっかくだからもうちょっとテント暮らしを楽しませてもらうよ。そんなカンジでやんわりとお断りをして自由を楽しむ事にしました。
それともうひとつ。

返済が済んだこのタイミングで「マイル交換サービス」が利用できるようになりました。たまったマイルでたぬき開発のオリジナルグッズや便利なアプリなんかを買えちゃうサービスです。

こりゃいいや!とりあえず「ポケットせいとんテクニック」はマストとして「ヘアアレンジ」も欲しいな。値段が書いてないけどいくらだろう、ポチッとな。
どひっ!

会員ってそういうことか!家を買わなきゃ髪型も変えられない!このやろう!契約だ!ありがとだなも!

と、そんなノリでテント生活は早々に終わり、この島にガッチリと根を張ることになるのでした。「ポケットせいとんテクニック」最高です。
それとマイホームを買ったことでマイレージサービスもグレードアップし、毎日のちょっとした活動でマイルが貯まるようになりました。

マイホームの支払いは現金のみだし、マイルで繰り返し買えるのは今のところ「マイルりょこうけん」なるアイテムのみ。マイルが足りなくて困るってコトはそうそう無くなるんじゃないかな。


とまぁ今回はこんなカンジで。

イベントが起きまくって話題が渋滞してるけど、次回はマイルりょこうけんを使ってみたハナシでも。

じゅうみんのこえ

まだ各々が自分のことで忙しいせいかコレといった交流は少なめですが、ある日アイリスが自分の家の庭で星を眺めていました。自分も眺めました。



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