ドラゴンクエストXI/攻略日記28 「親子」の書

キャンプ周辺でちょっと戦闘してたときに出てきたブラックベジター。こいつら激ヤバ!

2体くらいならまだいいんだけど、イオラやバイシオンを使うコイツが5体も出てきたら下手すりゃ全滅もありえる。体力はソコソコだからまとめて処理したいところだけど、グループを攻撃できる技は威力が微妙なロフィの呪文くらいだし…あ〜ムチが欲しい。

一番大切なもの?

フールフールのすみかとおぼしき岬のほら穴を目指して進むとパレードに誘われて飛び出してきた少年がひとり。どうやら彼がバハトラの息子、チェロンみたいだ。

彼が言うにはバハトラがフールフールに一番大切なものを問われた際に挙げたのがチェロンではなく亡くなった母親のペンダントだったそうで、自分じゃなかったことが悲しかった彼は父親を見返すべくペンダントを取り戻しにここまで来たんだって。なんだか弱いんだか強いんだかよくわからん。子供はようわからん。
岬のほら穴へ到着するといきなりお目当てフールフールが出迎えてくれたぞ!

いや〜ここから先はダンジョン攻略するもんだと思ってたから助かるな。というかココ寄り道して来たことあるわ、ネルセンの秘伝書があったのココだ。

そんでこのフールフール、勇者たちが来たのに余裕シャクシャク。バカげた勇気に免じて村人を解放してやってもいいとまで言い出した。

しかしその対価はやはり「一番大切なものを差し出すこと」。ここではストレートに言うんだな。まぁ適当に何かあげて解放してくれるんなら悪い話じゃないけど。
しかしここはシルビアが割って入る。

ロフィにこれ以上失わせない、そう言うと彼が何やら差し出して大切に握らせた。それはずっとずっとあたためてきた、とても大切なものなのだと言う。

受け取ったフールフールは手始めにその香りを堪能。そのかぐわしさに思わず手を開くと…。
バフーーーン!!

 うまのふんじゃないですかァ!!

そう、シルビアが手渡したのはなんと「うまのふん」!お前にやるものは何もねぇよという宣戦布告!やるじゃんシルビア〜、さすが旅芸人だな!

フールフールも旅芸人みたいなリアクションしてるけど当然だけどコレにはブチギレ。戦闘前だというのにこちらの呪文を封じると、一番大切なもの、「命」を奪いにきたのだった!

卑怯くせ〜。あ、くさい理由は卑怯以外にもあるか。

VS.フールフール

まずはシルビアが斬りかかる!

が!ダメージはたったの17…おいおい、妙ちきりんなパレードなんかにウツツをぬかして腕がなまったんじゃないのか?

こうなったら剣士として生まれ変わったロフィのはやぶさ斬りで度肝を抜いてやるしかないな…と、その前に相手のターン。

フールフールが挨拶がわりに放って来たのは…。
ベギラゴンじゃないですかァ!!

ついに出たか最上級呪文!HPを簡単に90近く持っていく大技だ!

しかもヤツは二回行動で、この後にスクルトを使用。こっちには物理攻撃しか攻め手が無いということを見透かされてるな、隙のない行動だ。キレてたわりには冷静だね。
回復呪文が使えないのでとりあえず攻撃。どう見てもドラゴンなので「ドラゴン斬り」をお見舞いだ!

しかしこのダメージ…おかしい、そりゃシルビアよりは出てるけど弱点突いてコレってある?でもはやぶさ斬りでは20ほどしか出なかったので効果はあるみたいだが…。

こうなりゃ出し惜しんでいられないな。まだ1ターン目だが最大ダメージかつ麻痺の可能性に賭けるぞ!
くらえ!蒼天魔斬!87のダメージ!

…ええ?近くのザコには300オーバーのダメージを叩き出す蒼天魔斬でたったコレだけ?スクルトがかかっているとはいえここまでダメージ落ちる?

ここまでくるとさすがに察するよね。レベルが足りないんだよ!やっちまった、ボス戦でレベル不足だ!

どうにか倒れる前に呪文封印が解けて回復・マジックバリアはできたものの、こちらの攻撃は時々出た会心の一撃以外は悲しくなるほど弱々しい。守備を2段階上げられてしまうと全く通らなくなって、「かぶと割り」で下げなければならなかった。

一方でフールフールはベギラゴン・スクルト・ディバインスペル・ラリホーマ・マホトーンを気持ちよさそうに唱えまくってきて完全にヤツのペース。

このままでは初の全滅は必至!なんとかしてダメージを出せるようにしなければ…そんなロフィたちに起死回生のチャンスが回ってきた!
グレイグとの連携「背水の覚悟」を発動!

二人の攻撃力を2段階アップできるが守備力が下がるリスキーな効果だ。ヤツは通常攻撃でも60ほどのダメージを出してくるけど、主力であるベギラゴンへの耐性は下がらない。相手の行動に左右されるけど分の悪い賭けではないと思う。
会心の可能性も高まるであろうはやぶさ斬りを選択してロフィが攻撃!

ヨシ!ダメージは十分出るようになった!そしてここで相手の体力が半分を切った!

攻撃力が元に戻ったらもうダメージを出す手段がなくなってしまう。そもそも時間をかけていては絶対に回復が間に合わなくなる。無理をしてでもここで畳み掛けるしかない!回復頼むぞシルビア!
ということでグレイグが改めて蒼天魔斬!

おほ〜!コレだよ、斧の魅力はコレ!ロフィの会心の一撃を上回るダメージをこんなに簡単に出せちゃうんだからたまんないよな〜。

このあとはまさしくシバき合い。ベギラゴンを耐え、はやぶさ斬りを繰り出し、ラリホーマで眠らされればシルビアがツッコミをして蒼天魔斬。

その勝負のゆくえは…!
勝った!…が、グレイグは最後までもたなかった。本当に最後の最後でやられてしまい、シルビアがトドメを刺した。

グレイグはロフィを守る盾か…そうは言っても死なれちゃ後味悪いわ。セーニャとかロウが仲間になったらだいぶ負担が少なかっただろうに…っていうか自分の育てたシルビアはハッスルダンス覚えてるから操作できてたら楽勝だったじゃん!

まぁ今回苦戦した理由はそれもあるけどやっぱりレベルの不足、それと同じくらいアイテムの不備があった。常備していた回復アイテムが実用的なレベルじゃなくなっていたんだよね。

最後にグレイグがやられる直前に上やくそうを使ったんだけどベギラゴンで消し飛んでしまった。特上やくそうを買い込んでおかなくちゃ。

命の大樹が落ちた今、以前のようなお気楽ボスはいないと思った方がいいのかもな。気を引き締めなきゃ。まぁゾルデはザコだったけど。

一番大切なもの

フールフールを倒したことでたくさんの村人が解放され、プチャラオに再び平和が戻った。

チェロンもペンダントを取り返すことができたが、残念なことにもう壊れてしまっていた。これじゃあバハトラが悲しむと落ち込んでいたけど、そんなこと無いと思うんだけどな〜。
活気を取り戻した街でひとり、気まずい思いをしながら父の元へ帰るチェロン。

ペンダントが壊れてしまったと謝ると、バハトラは「バカたれがぁ!」と激昂!思わず肩を縮めるチェロンだったが…
まぁね、そうなるよね。

そういう話だろうな〜、そうなったらいいな〜、と思っていたズバリそのポイントに着地したカンジ。よかったよかった。

ちなみに一番大切なものをペンダントと答えたのは嫌な予感がしたがゆえのウソだったらしいよ。魔物が言うことだもんな〜、一番大切だなんて知られたらそりゃ奪われるか。

一通りの事情がわかったところで「話し合えば本当の気持ちはわかりあえるものだな」とシメ。早くも進行役が板についたねグレイグ。
しかしそのセリフは意外なことにシルビアへと刺さった。

彼にも本当の気持ちをわかり合いたい人がいるのかな。それはともかくいつの間にかどこかへ行ってしまったので探しに行くことに。

シルビアの旅立ち

こういう人探し系のイベントってめんどくさいんだよな〜。

そう思いながら探し始めたんだけど、うわ〜遠目からでもすぐわかるわ。助かるわ。
近づいてみるとなんかちょっとキモいな…。

こんな魔物いなかった?ドラクエじゃなくてFFかもだけど。
彼にはいろいろと思うところがあったようだ。

世の中に笑顔を取り戻すために世助けパレードをしていたけれど、やっぱりウルノーガを倒さないことには笑顔を取り戻せないことはわかっていた。

だから再びロフィと共に旅をしたいのだけれどパレード隊を巻き込むわけにはいかない。というワケでとある信頼できる人物に彼らを預けたいのだけれど、その人が本当におっかなくて一人で会うには心細いからロフィについてきてほしいのだと言う。

さっき言ってた本当の気持ちをわかり合いたい人ってのはその人かな?いよいよジエーゴの息子説に真実味が出てきたのでは!?

それを了承するとシルビアはさっそくパレード隊を集めると…。
ズバッと言うなぁ〜!

パレードのみなさまは動揺を隠せない。中には泣き出す者までいた。でも魔王を倒すまでの間だけだと説明すると、心苦しいながらもオネエさまを応援するという方向で固まったようだ。

理解を得たところでシルビアが提示した待機場所は「パパのいるソルティコ」!
これにピンと来たのは自分だけではなかった!

パパ、ソルティコ、その単語が引っかかったグレイグは改めてシルビアの顔をまじまじと見つめると、ある答えに達した。

「まさかとは思うが…ゴリアテか?」
そう!シルビアはやはりソルティコ領主ジエーゴが御令息ゴリアテ!

なんだよ〜やっぱりそうだったか!というか以前は自分たちをつけ狙っていたグレイグでちょっとしたゲームをしていたとは、大物だよアンタは。
自分もそれなりにショッキングではあったがグレイグが受けたショックたるや尋常ではなかった!

どれくらいスゴかったかって、ロウがムフフ本を落としてしまったときくらいの衝撃。こんなエフェクトをつけられてしまうなんて、グレイグがおもしろお兄さんになって来てる気がするが…それもいいかもな!
突然サンバ隊の大軍が押し寄せたソルティコはちょっとしたパニック。でも一部を除いては踏み込み切れないながらも受け入れられているようだった。

さっそくジエーゴさんに会いに行こうとしたものの、シルビアは今になって再び尻込み。心の準備が整うまで、とりあえずロフィとグレイグの二人で挨拶へ向かうことに。
はじめましてのジエーゴさんはなかなかのナイスミドル。

ぶっきらぼうだけど気持ちのいい話し方をする人情家といったカンジ。いろいろと母親似かな、シルビアは。

そんな彼と雑談でもしながらシルビアを待つのかと思っていたら、英雄様がジエーゴさんと積もる話をしたいとのことで勇者がシルビアをお迎えに上がることに。
勇者としての威厳が無さすぎるからこんな小間使いみたいなことをするハメになるんだよな〜。

こんな短期間で2度もシルビアを探すとは。でも相変わらず見つけやすくて助かるわ。ついでに赤い扉の中からキラーピアスも見つかったからよかったわ。


シルビアが海でウジウジしていた理由。それは彼が家を出たキッカケに由来していた。

子供の頃から当たり前のように騎士として生きて行くと思っていた彼の転機はサーカスのショーだった。

見ているだけでチカラが湧き出すサーカスのパワーに魅了され、人を笑顔にすることこそが自分の騎士道だと直感したらしい。

そのため旅芸人の修行に出たいとジエーゴに打ち明けるも当然反対され、その際に「世界中の人々を笑顔にするアタシだけの騎士道を極めるまで絶対に帰らん!」とタンカを切ってそのまま街を飛び出したそうな。若いわぁ…。

そんな威勢のいいコト言っちゃったのが尾を引いて、今更帰るのがめちゃくちゃ気まずいってワケ。

でもバハトラとチェロンを見ていたら話せばわかってくれるかもって思ったから勇気をふりしぼったんだけど、でもやっぱりイザとなったら怖くなっちゃったからロフィちゃんもついてきてよってコトね。
しょうがないな〜も〜。これも勇者の勤めだ。

ということでロフィの背後に隠れながらもフランクに挨拶をするシルビア。いや、今はゴリアテでいこうか。ゴリアテ、せめてそのヒラヒラは外してきた方がよかったのでは?

そのエキセントリックな格好もあってか、ジエーゴさんもパッと見ではゴリアテだと気がつかなかった様子。しかし気づいたが最後、態度が一変!

「てめぇゴリアテ!どのツラ下げて帰ってきやがった!」

その一喝でゴリアテはすくみ上がり、ごめんなさいしか言えないモードに入ってしまった…あれ?このカンジ、最近どこかで見たぞ。
ジエーゴさんは言葉を続ける。お前の騎士道で世界中を笑顔にできたのかと。

そう。彼は身勝手に家を飛び出したことを怒っているワケではなく、自分から言い出したことを果たしていないことに対して怒っていた。つまりハナからゴリアテの騎士道を認めていたのだ!

やっぱり話してみればわかりあえるものだね。心が軽くなったゴリアテは改めて魔王を倒すつもりだと報告。その決意もドンと受け止める父。なんだかんだいいカンジの親子関係じゃないか…帰ってきてよかったな!
そうそう、それで本題のパレード隊を面倒みてほしいというハナシ。

突然の申し出にも「困ってる人を助けるのが騎士道!騎士に二言は無い!」と快諾。なんとも気持ちのいい男だよ!

それを聞いたシルビアが…。
こうしたら
こうなって
こうなった。

子供を育てるって大変だな…。ジエーゴさん、アンタはスゴいよ。シルビアとしても手始めに執事とメイドさんを笑顔にできたし、いいスタートを切れたんじゃない?
パレード隊をジエーゴ邸に残し旅立つシルビア。

名残惜しそうではあったけど、連携技「ナカマ呼び」でいつでも出会えるようになったぞ!ウルノーガにブチ込みたいね!
と、改めてシルビアが仲間入りしたところで今回はココまで。次回はドゥーランダ山を目指して旅を再開だ。

目指してというか、実はドゥーランダ山への道ってメダル女学園よりも前にあったんですよね。もしかしたらそっちが攻略順先だったんじゃないの?

なんて思いつつまた次回!


前回 攻略日記27 「世助けパレード」の書

次回 攻略日記29 「ドゥルダ郷」の書

0 件のコメント :

コメントを投稿