ドラゴンクエストXI/攻略日記37 「ウソ」の書

いや〜前回はビックリしたな。ついついメダロット3のゲームオーバーセリフが出てしまうくらい驚いたよ。

何にビックリしたかを前書きで書くといろいろとマズいのでさっそく本編に行くとしましょ。

VS.人食い火竜

ヤヤクがいなくなってしまった以上は自分達がやるしかない。

相手が火竜ということで息対策はマスト、ということで覚えたてのブバーハを早速実戦投入。ジャストなタイミングで覚えてくれたな!
しかしヤツはドえらい威力の痛恨攻撃や行動不能を伴う雄叫び、そして防御力を下げる「ガードクラッシュ」を駆使するゴリゴリの物理攻撃タイプだった。使うべきはヘナトスだったな…。

火竜なんだからもっと火を吐けよと思ったが、かの空の王者だって火を使う攻撃パターンって意外と少ないんだよな。

しっかし最近は行動不能を使ってくる敵が多いね。何かアクセサリーを作っておかないとヤバいかも。痛恨を含めた2回行動されたときにシルビアとロウが行動不能だったら目も当てられないぞ。
でも今回はどちらかが常に動いてくれていたのでどうにかなった。

しかもドラゴンならロフィが得意とするところ、ドラゴンキラーで放たれるドラゴン斬りは効果テキメン!ほ~んとドラゴンキラーは作っておいてよかったよ。

ってな感じでガンガンに押し切って勝つには勝ったんだけど、トドメを刺すことはできずに逃してしまった。火竜が逃げるともう一回捉えるのはしんどそうだな、ハンター的な意味で。

ともあれ一度戦えたから次はもうちょっとスマートに戦えるだろう。アクセサリーも作ったほうがいいかもな。

ヤヤク様の罪

ひとまず急場はしのいだが、里は混乱のるつぼに。

テバのようにすっかりヤヤクへの信頼を失った者、それでも信じ続けて涙を流す者、指導者を失って途方にくれる者と十人十色の反応をみせていた。

まぁどんな反応であれ彼女がこの里にとって大きな存在だったということは間違いないことなんだろう。
お社へ戻るとヤヤクの侍女がヤヤクの部屋の中にいました。

以前は部外者が部屋に入ることをかたくなに拒んでいたが、こうなってしまった以上はそうする必要もないのか、ロフィたちが入ってきてもさめざめと泣くばかりだ。

そしてもはや火竜退治はロフィたちに頼むしかない、そして真実を知って欲しいと言うと、手渡してくれたのはヤヤクの手記だった。
そこに書かれていたのはヤヤク自身が「罪」と表現していた出来事。

それは彼女とその息子ハリマが火竜を退治した話から始まった。ハリマの一太刀によって確かにとどめを刺した、それは事実だそうだ。

しかし次の瞬間、火竜は黒い瘴気を噴き上げるとそれを浴びたハリマが倒れてしまったのだそう。

詳細は初めて聞いたけど、ここまでの話は里で語られているものと同じだ。確かに火竜は倒され、ハリマは刺し違えてしまったのだ。
しかし肝心なところがウソだった。

ハリマは一命をとりとめており、ヤヤクの手によって里へと連れ帰られて看病を受けていたのだ。

だが彼はその身に浴びた瘴気「火竜の呪い」によって次第にその姿を火竜へと変えていき、いよいよソレを隠し切れなくなったヤヤクは彼を死んだことにして火山へ隠すことにしたのだそうだ。
それからヤヤクは彼を元に戻す方法を探し続け、ついに真実を写す「やたの鏡」にたどりついてそれを手に入れた。彼女が首からかけていたものだな、ラーの鏡とは別のものだろうか。

しかしその鏡でいくら火竜を写してもなにも起きず、そうしている間にもハリマの火竜化は止まらない。そのうちに彼はついに人の血肉を欲しがるようになり、ついにはイケニエを出すほかなくなってしまったのだ。

それに関しては悩み苦しんだそうだが、息子を生かすためならばどんな修羅の道でも歩く。どんな罰を受けるとしても。

手記はそんな決意で締めくくられていた。
まったくやりきれねぇハナシだ…。

正しくないとわかっていても息子のために修羅となり、最後はその息子に食われて死んだ。

許されることじゃあない。でも、テバとサキのために喜んで生贄になろうとしたあの母親と根本は同じなんだよな。

子供を守るためなら何がどうなっても、それが他人でも、自分でも、そんな狂った決断をしてしまう。ロウがそんなことを言っていたが、そういうモンなのかな。ちゃんとした大人になったら自分にもわかるだろうか。
とにかくそんな事実を知ってしまってはやりにくいことこの上ない。

でも侍女の人も辛さをこらえてハリマだったものの討伐を願ってくるし、実際問題このまま放っておくワケにもいかないし、勇者の仕事としてやるっきゃないでしょう!

ヤヤクもアレが火竜だと割り切ることができていればあるいは…はぁ、これもまた過ぎ去りし時か。

火竜の巣へ

と、こんなイイところだったけど1週間くらいスマブラやってきました。

でも日記つけてるとこういう時に便利でね、忘れずに「天使のサンダル」を4足作って行動不能対策をしてから再びヒノノギ火山へ。

さっきのボス戦でゾーンが残っていたのでついでにソルティコのクエストもクリアしてメタスラの盾もゲット。最後にメタルハンドでもうちょっとレベルを上げて…と思ったんだけど全部逃げられました。チッ。
山門を抜けて山の内部へ入ると裏口以上にマグマがほとばしる地獄のような光景が広がっていた。

モンスターもじごくのおくり火やドラゴンビショップがもりもり登場し、新たにブラッディハンドがニョキニョキと生えまくるせいでなかなか負担がかかる。

しかも場所によってはダメージを受ける床まであってさらにHPを削られたが、それに関しては乗り物に乗ることで解消した。

それにしてもこんなにツラめの道中なのにマップに回復やセーブポイントが無いってことは火竜がいるのはココじゃ無いんだろうか。もう少し先に「禁足地」なる場所があったからそっちかな?
なんて思ってたのに見つけちゃったよ。

一応ボス部屋の前にけんじゃのせいすいが置いてあるパターンだったんだけど、いよいよ甘やかしてはくれなくなったか。しかしコイツ強かったからセーブくらいはしたかったけど対策だけは万全にしてきたつもりだぞ。

テバはハリマが自分達にも優しかったことを思い出して浸っていたが、同時に彼がスデに身も心も火竜と化してしまっていることを受け入れているようでもあった。

よし、見てろよテバ。彼を一発で苦しみから解放してやるからな。

VS.人喰い火竜 ラウンド2

ヤツは戦闘がはじまるやいなや、挨拶がわりの通常攻撃から得意技のおたけびを繰り出してきた!

しかし腰を抜かす者は1人たりともいないぞ!天使のサンダルを最大強化したことで得られる25%ガードの効果は思った以上に大きく、結局のところロフィとグレイグが一回ずつ行動不能になっただけにとどまった。作ってよかった…すばやさも上がるしもうちょっと付けっ放しにしとこう。

しかし行動不能にならなくてもダメージはなかなか高めだな。まぁキッチリ回復さえ入れれば…なんて思っていた矢先!
なんたることか!ヤツは3連続行動だった!

1人に対して強力な火球を3発も吐き出す攻撃でシルビアがあっという間に瀕死に!言わずもがな誰か1人でも倒れたら、それもこんな序盤で倒れたら総崩れは必至だ。

もしかしてさっき村に来た時よりもハリマの火竜化が進んだってことなんだろうか。本気の人喰い火竜ってこんなに強いのかよ〜、そりゃ恐れられるワケだわな〜。

とりあえずロフィがシルビアの回復にまわって、補助呪文で体制を整えることに集中しよう。今回はグレイグも攻撃よりスクルトをかけることを重視したぞ。
そしてロウは全く意味のないブバーハをやめてとりあえずヘナトス。

通り具合はかなり良くて、一度たりともミスは無し。スクルトとヘナトスが2段階かかった状態ではシルビアが相手の通常攻撃を受けてもダメージは1!これはかなり大きいな!
しかし相手が3回行動するせいなのか、それらの補助呪文が解けるのも早いように感じた。

防御を固めてもおたけびからの3連火球はいまだ脅威のままで、ロウはヘナトスとルカニとベホイム、ベホマラーに追われて一切攻撃できなかったな。

シルビアのピオリムとハッスルダンスも欠かせなかったし、グレイグは相手がガードブレイクを使ってくるのでスカラとスクルトに追われて攻撃できるのは本当にロフィだけってカンジだ。そのロフィも時にはベホイムを使う必要があって攻撃の機会がとにかく少ない。

しかしドラゴンキラーから放たれるドラゴン斬りは相変わらず強力。村で戦ったときよりダメージは落ちているものの、ルカニがかかっていれば400を超えるダメージを出せるので少ない機会でもしっかりと攻めていくことができた。
それでも長期戦はまぬがれず、そうなると痛恨が飛び出すこともままあって戦々恐々。

がんばってかけ続けているヘナトスとスクルトの努力をあざ笑うようなこの威力、ちょっとHP減ってるけど大丈夫っしょ!なんていう甘えは許されなかった。

後半はゾーンに入って攻撃力がさらにアップ。こうなるといつもなら多少ムチャして攻めに転じるところだが自分もちょっとは学習したのでここもじっくりと回復とステータスアップにつとめて…。
ようやく!よう~~やく撃破だ!

ハァ~強かった、そして長かった!途中で何度もやっぱりメタルハンド倒して来ればよかったと思ったけどなんとかなった!

実はこのパーティってかなりボス戦適正が高いのかもね。全体的に体力多めで十分に回復もできるし補助呪文もあって攻撃力自慢が2人でバイキルトもある。そう考えたらなんだか負ける気しなくなってきたな。もうウルノーガのとこ行こうぜ。

里のこれから

火竜が倒れるとその腹の部分がまぶしく光りだす。

その様子を見たテバがハリマを気遣って駆け寄ろうとするのをグレイグが阻止。しばらく様子を見ていると…。
なんとハリマが元の姿を取り戻した!

傷ひとつない元気な姿を取り戻した彼は火竜だった時の記憶がかすかに残っているらしく、火竜が弱ったことで「やたの鏡」の効果が体内から効いていくのを実感していたそうだ。

しかしなぜ鏡が体内にあったのかはわからないそうで…う〜ん、まぁわかってたらこんなに平然としていられないよなぁ…。
そして再びハリマとの別れがやってきた。

長い時間を火竜の姿で過ごした影響で彼の寿命が尽きてしまったのだそうだ。そんな状況なのにめちゃくちゃ落ち着いてるその佇まいから生前のツワモノっぷりが滲み出してるよな。

彼は最後に「里は救われたと母へ伝えてくれ」とテバへ言付けると、光の粒となって青い空へと消えていった。このアンバランスさにやるせなさをひどく掻き立てられたな…。

あの世で母親に会ったらどんな会話をすることやら。それでもヤヤクは黙っていそうだが。
里へと戻るとこれからは火竜におびえることは無いんだと大喜び!

するだけではなく、やはりこれから先に希望が見出せずに絶望している人も多く見受けられた。

まぁ無理もないんだけどね。だからと言っていつまでも嘆いていたって先へは進めないんだぞ。それに里を守ってくれる人はいなくなったけど、それと同時に縛る人も火竜もいなくなったんだ。これからは里の人たちで頑張って行かにゃ!
ということを全部テバが言ってくれました。

そして彼はこれからもヤヤクのウソとハリマの秘密に関しては伏せたままにしておくらしい。2人はずっとこの里の英雄なんだと。この短い時間でずいぶんと成長したよ彼は…。

きっと彼みたいに里の掟に縛られない若い世代が新しいホムラの里を作っていくことだろう。あぁ、なんだか今まで過ぎ去りし時ばかりが気になっていたけど、これから先の時も楽しみじゃん。このサブタイトルってその事に気づけよって事だったりする?
といったところで今回はここで終わり。

このあと里をまわってみると、やはりそう簡単に切り替えられないようだったな。結末まで見届けても割り切れない。とてもままならない話。

だけど、こういう話ぶっちゃけすっごい好みなんだよね!この余韻がたまらないわ…。

それじゃ、余韻を楽しみきったら改めて聖地ラムダを目指すことにします。ハァ〜、いい話だった。


前回 攻略日記36 「ホムラの変」の書

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