朝になって再び集合すると、そこでベロニカたちの使命を聞くことになった。
勇者の使命・姉妹の宿命
なんかちょっと難しい話だったけど…要はロフィはかつて邪悪の神を倒した勇者の生まれ変わりなんだけど、邪悪の神を倒したはずなのに勇者だけ現れたのが理解できないんだって。
そこんところの真実を知るために、勇者を命の大樹へ導く使者として抜擢されたのがこの姉妹なのだそう。
しかし「命の大樹へ導く」と言ってはいるものの、その手段はわからないらしい。なにせ空に浮かんでる木だからそうカンタンにはいかないってワケ。かつての勇者がどうやって空を渡ったのか、その記録も時と共に失われちゃったんだと。ズボラだな~聖地ラムダ。
う~ん、使者であるベロニカ姉妹が交通手段を知らないんだったら誰が知ってるってんだよ。
みんなして困り果てていたその時、アニキが動いた!
迷宮で助け出したルコの父ルパス。
彼は裏社会じゃ情報屋としてちょっとした有名人なんだって。なんでもあまりの運の悪さにトラブルが向こうからやってくる体質で、それをネタに商売をしているというなんとも図太い男。
今回もたまたま男湯と女湯ののれんが入れ替わっていた時に女湯に入ってしまったからベロニカ共々さらわれちゃったってワケだ。
まぁそんな顔になりますわな。
で、そんな情報通であれば命の大樹についても何か知ってるんじゃないかってコトで聞きに来たワケ。
命の恩人って事もあってタダで手に入れた情報によると、サマディー王国の城内で虹色に輝く枝を見つけたのだという。あれこそ命の大樹の枝に違いねぇ!…って言ってたけど本当かねぇ?
とにかく盗賊時代に培った知識で見事に手がかりを発見したカミュに辛口なベロニカからも称賛の声。そしてこのドヤ顔だ!やりましたねアニキ!
その枝は本当に命の大樹のものなのかうさんくさい所もあるし、どうやって枝を手に入れるのかという問題もあるけれど、ひとまず目標はできた。それでは使者に導いてもらうとしましょうか!
という事でベロニカとセーニャが正式に仲間入り!
パーティが一気に華やいだね!戦闘のバリエーションや仲間同士の掛け合いも増えて楽しい旅になりそうだ。
てなところでこれからの目標をまとめると、長期の目標は命の大樹へたどり着くこと。
そして短期の目標はそこへの行き方を知ること、そしてその手がかりがありそうなサマディー王国へ向かうことだな!
サマディー王国への道
それでは早速サマディー王国へ向けて出発!とその前にベロニカ大先生からルーラの呪文をご教授いただいた。しかも消費MPがゼロのベロニカ特製ルーラだ!先生すげぇっス!でも先生はこの呪文使わないんスね!
ちなみに現段階ではホムラの里にしか飛ぶことができなかったので里帰りは不可能。行ったことのある場所には飛べるはずなんだけど…呪文の制約は色々とめんどくさいのだ。多分。
まず驚いたのは杖やステッキは攻撃するとMPを吸収できるのだ!こりゃスゴい!
ベロニカはムチ、セーニャは槍を装備することができるんだけど、どっちも大したダメージ出ないから呪文を使いつつMPを奪う方がよさそうだ。特にセーニャのMPは命綱だからな!
武器の性能の違いからセーニャの吸収量が少ないのはちょっと気になるな。ベロニカは5くらい吸い取るんだけど。ここを重視してステッキを選んでみよう。
あ、そうそう。杖やステッキには「ぼうそう率」という項目もあるんだけど…暴走すると何が起こるのかしら?高い方がいいの?
ちなみにスキルはというと、ベロニカはメラ・ギラ・ヒャドに加えてルカニにボミエ、マジックバリアなんかも使える流石の大先生っぷり。イオが使えたら最高だった…いやなんでもないです先生。
セーニャはホイミとキアリー、スカラに加えてマヌーサを使えるのが頼もしい。ゆくゆくはバギ系を使いそうな気配がするね。
連携もたくさん増えていて、中でも気になったのがロフィ・カミュ・セーニャで使える「ビーストモード」。
カミュの能力を超アップさせた上に2回行動できるようになるらしい。これで二刀流になったら…ゴクリ…。
たくさん戦闘をこなしたのでキャンプへ。
ああ…いいわ…キャンプって感じ…。カミュが座る位置もいくらか姉妹に近づいた。
今回の鍛治はカミュの聖なるナイフを打ち直して+3に。ベロニカとセーニャの装備はサマディー王国の武具を見てから決めることにしました。
で、結構あっさりたどり着いたサマディー地方はカッスカスの砂漠!現実世界も最近急に暑くなって来たから気が滅入るよ。
でも夏バテを吹っ飛ばす嬉しい発見もあった!それがコイツ!メタルスライム!テッカテカ!
聖水を手持ちに入れてなかったけど攻撃はそれなりにヒットする感じ。それでも当たり前のように逃げられてしまったけどね…その後かれらの姿を見ることは無かった。しかし必ず狩ってやるからな…!
ここまで色々と試しながら歩いて来た結果、大きな問題点がひとつ見つかった。
それはベロニカの打たれ弱さ。
子供の体のせいなのか、それはもう尋常じゃなく弱い。ぬすっとウサギの攻撃を二回連続で受けたら死にますね…。
これは早急に対策しないとセーニャがベロニカの介護係になってしまう。アクセサリーと防具はフンパツしよう。
サマディー王国
そんなこんなでやって来ましたサマディー王国!砂漠っぽい石壁とサーカス小屋がいい味出してるビビッドでエキゾチックな大都市だ!なんだかとても賑わっていてお祭り気分がムンムンしているぞ。
以前ここに来たことがあるという大先生によると、年に一度王子の誕生日を祝うウマレースが開催されているから賑わっているのだろうとのこと。あとで街の人に聞いたところによると一般参加枠もあるらしいぞ!やりたい!
しかしここでアニキの真面目っぷりが炸裂する。この人は本当に盗賊なのだろうか。
そりゃそうっスけどアニキ…あんまりコンを詰めると疲れちまいますぜ。なんにせよこの街に溶け込むにはウマレースとやらに関わってるのがいちばんでさぁ。
そんな風にやんわりとカミュを説得したかったんだけど、ベロニカは「ノリが悪い」と一蹴。この人は本当に聖地ラムダの使者なのだろうか。
カミュにはああ言ったが、使者がコレでいいのかな…カミュとセリフがあべこべじゃないのかな…。
あぁ、命に代えても守る勇者をよそにウマレースへと向かってしまった。
そこは年頃のムスメ、仕方がないのだ。自分には隣のマジメな盗賊がブチギレないように祈ることしかできないんだ。冴えない引率の先生みたいな気分になってきたよ。
街をまわるなかでよく耳にした人物が今度のレースで初めて民の前に姿を現すサマディー王国王子「ファーリス」。ウマレースの実力者で王子の対抗馬「オグイ」。そしてカリスマ旅芸人「シルビア」だ。
それで多分彼がシルビアだと思うんだけど…まさかまた仲間が出てくるとは。てかシルビアって名前でまさか男だったとは。もっと言うとまさかオネェキャラだったとは。
こりゃあ仲間入りが楽しみだな。
装備も整えなければいけないので武器防具屋へ。
まずは「うさみみバンド」を姉妹に買い与えました。フザけた見た目ながらも魔力までアップする高性能なウサミミだ。
あと「おどりこの服」は装備すると見た目が変わるセクシーでいて防御力も高いセクシーな素晴らしいセクシー装備なんだけど、どくがのナイフを買うことを考えると手が届かなかった。真に遺憾。
そんなセクシー不足を解消するかのように隣にぱふぱふ屋がありました!
しかも今回はタダだ。でもまだ昼間だし…いや、今回は子連れじゃないし…
いいんですかぁ~!?!?!?
仲間たちを店の前で待たせると、なんとも古典的なムーディー部屋に通される。
あかりを消してもいいかという問いには「はい」を連打。すると画面が暗転。ねんがんのぱふぱふのはじまりだ。
「ぱふぱふ ぱふぱふ。」
「ぱふぱふ ぱふぱふ。」
「どうだぼうず。わしのぱふぱふはいいだろう。」
ん?
武器屋のオヤジによるぱふぱふによって肩こりが治りました!!!!!やったぜ!!!!!最高!!!!!
自分は全く問題なかったんだけど、このイベントでいたいけな青少年の期待を裏切るようなことになってしまったことが残念でならない。
自分は全く問題なかったけどささやかなロマンスさえ許されず、こんな形でブチ壊してしまうなんて…CERO:Aの壁は高いよな。
自分は全く問題なかったけどこれからビデオゲームが隆盛をきわめるためには様々な文化・風俗・価値観の表現を寛容に認めていくことが必要だと切に感じました。
自分は全く問題なかったけど。
うるさい!
なんでこんなイベントにスクショ4枚も使ってんのじゃ!さっさと城行くぞ!
サマディー城
傷心のまま目的地サマディー城に到着。なぜだかやたらとネコが多い。なんでも馬と騎士ばっかりの中にネコがいると安らぐのだそうだ。
そして王様や王子様の部屋にも普通に入れてくれるおおらかな城だった。この国の人は全体的におおらかでいい人たちばっかりなのはこの城のありかたから来ているのかもしれないな。
そんなおおらかさに漬け込んであみタイツとかステテコパンツとかてつのつるぎとかいただいちゃったけど。おおらかに許して欲しい。
玉座までいくとそこでは王様がレースのスピーチを考えていて、ロフィたちに構っていられないようだった。
そこへファーリス王子がやってきた!
ほほ~この人が…やさおとこ風ではあるが騎士道の誓いとやらもバシっとキメて、歴代最高の王子とウワサされるだけの風格を感じさせる。
王様からレースに向けて激励を受けるとその場を立ち去ろうとした、が!
ロフィを見て何かに気がついた。バレたか…?
旅の目的を訪ねられたので虹色の枝のことについて話したんだけど、なんとそれは国宝なのだそうだ!ガーンだな、無理じゃんそれ。アニキが盗むしかないじゃん。
しかし王子であれば何とかできるかもしれないから彼の部屋に来てくれとありがたきお言葉が!でも何かに気がついた様子だったし…ちょっと怖いな。ここ城の中だしな。
そんな風にちょっとビクつきながら話を聞いてみたんだけど、どうやらバレたわけではなくってなにやら頼みごとがあるのだそう。
それもかなり込み入ったハナシらしくって、ココじゃアレだから夜にサーカスでも見ながら話し合おうじゃないかとのことだった。
王子直々の頼みごととはいったいなんなんだろうか…それも他人には聞かせられないこと。やっぱりワナなんじゃないか。
そんなことをぼんやりと考えながら再び場内をうろついて情報収集。王様にもハナシを聞きに行ったけどやっぱりダメで…ん?これはいったい…?
王座の後ろに宝箱が。ちょっと…開けてみようか…?
!!!!!!!!!!!!!!!!!
違う!これは違うんだ!
悪魔の子疑惑のほかに王様のヘソクリを盗んだ賊として追われることになりとうない!ゲームシステム的に元に戻せないだけで使う気は無いんだ!
あ、でもこれでおどりこの服が買えるよな…いやいや!マズイだろ!返却したつもり貯金をするよ!する…うん…。
ファーリス王子のヒミツ
城から出るとすでに夜だったのでサーカスへ直行で逃走。こんなVIP席みたいなところで話してたら逆に注目されちゃいそうだけど大丈夫なのかな。それはそうとアニキ、クラスの問題児みたいな座りかたやめましょうよ。
すぐにサーカスの演目が始まって本日の主役シルビアが登場!カラフルなボールを取り出すと華麗なジャグリングを披露した。
でもジャグリングなんてよく見るよね、自分も「ふ~んすごいじゃん」くらいのカンジで見てたんだけど、突如としてボールが割れてナイフに姿を変えた!
そしてそのままナイフジャグリングへと移行すると、あろうことかナイフを客席へ投げつけた!
恐怖に染まる客席、ひとりの女性客に凶刃が迫る!すると次の瞬間!シルビアは炎を吹き出し、自ら投げたナイフを蒸発させたのだ!ブラボー!カリスマ!よっシルビア屋!
興奮のるつぼと化したテントの中でこちらの席を気にしている者など一人もいなかった。そこで王子の話が始まる。
王子曰く、彼がレースに出場するにあたって大きな問題がひとつあるのだそうな。決して口外してはいけない重大な問題。
それは「王子はウマに乗って走ったことが一度もない」というコトだった!
彼はいままで部下の助けを得て乗れないことをごまかしてきたらしい。でもさすがに誕生日を祝うレースに出ないワケにはいかなくて追い詰められていたのだそうな。
要は王子と背格好が似たロフィに影武者を頼みたいってコトよ。
これには熱血漢のベロニカ大先生としては黙っていられない。先生はそんな不正を見過ごすことはできませんよ!
だが主導権は王子にあるのだ。遥か上から目線で虹色の枝のハナシを切り出されるともはや条件を飲むしかない。
そんな人の足元を見たり、王子という立場でありながら国民をあざむいたりする姿勢にベロニカは怒りを通り越してあきれてしまったようだ。
そうだよなぁ、おおらかで人々もイキイキしているいい国だと思っていたけど…まさか王族がこうだとはなぁ。光には闇がつきものだ…。
強引にハナシをまとめた王子は足取り軽くテントをあとにする。
しかしそんな彼の背中に突き刺さるナイフのようなシルビアの視線…おいおいここにも闇か?変なこと企まないでくれよ?
ファーリス杯 当日
イマイチ気が乗らないままレースの控え室へ向かうと、実力者オグイがゲガで出場できないというのだ!う~ん、王子が出るわけじゃないから彼の差し金ではないと思うが…なんかもう王子は放っておいてこの人の代わりに出場したい。しかし世界のためだ、しかたがないんだ。
王子の部屋でレース用の衣装に着替える。
お、この鎧ちょっと欲しかったんだよな。フードみたいにのちのちゲットできたりするんだろうか。
それにしても王子はノーテンキなモンだな。普通にダメ男じゃないか。
まぁロフィも王子ではあるんだけれども、なんか複雑だよな~騙してるみたいで。いや騙してるんだけれども。
正直レースは出るだけで頑張らなくてもいいかな〜ってカンジなんだけど、こんな時だけカミュとベロニカが結託して「勝負なんだから勝て」って言ってくるから頑張るよ。
ということで次回はウマレースで勝って虹色の枝をゲット!する予定!
旅の写真
めげない!くじけない!へこたれない!
わりと重めのエラい目にあってると思うんだけどベロニカは元気です。
デルカダールは情報をもっと具体的に伝えるべきだと思う。似顔絵とかさ…助かるけれども。
ついに本棚からレシピブックを手に入れた!しかも一気に5つもの装備品が作れるようになった!すごい!
いままでいくら調べても出てこなかったからウンザリしかけてたけど俄然本を調べる気が湧き上がってきたぞ!
サマディー王国はなんとなく美女が多かったように感じた。
ってことでアド街サマディーコレクションと行きましょう!ヤールッキングッグー♪
グッグー♪
ショードゥウィダユーミマー♪グッグー♪
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