ファイアーエムブレム 風花雪月/攻略日記18「封じられた森の罠」


1月30日。レア様、キレた!

何があったのかはネタバレの度合いが強いので折りたたんだ後で。

この日ソロン達が修道院にほど近い“封じられた森”に潜んでいることが発覚し、レア様は各地へ散った騎士団を招集していた。

…のだけれど、肝心のベレトは招集の命を受けていない。ちょうど当のレア様たちが通りかかったので話を聞いてみるとセテスが理由を教えてくれた。

なんでも今回の発見の報告は騎士団が最も出払っている時期にもたらされたものであり、これに対応するためには騎士団以外の戦力も必要になる。それはつまりベレトたちの事であり、すなわちベレトを誘き出すための罠なのではないかと疑ってのことだった。

なるほどなかなか筋が通っている。しかしソレはソレでコレはコレ!ジェラルトの仇はオレが討つと出撃を志願したが、そうするとトップ画像のように諌められた。こんな剣幕のレア様は初めて見たぞ。

ジェラルトに続いてベレトまで失うことはあってはならないと言っていたが…なんだろう、そんな理由じゃない気がする。

ジェラルトの日記にもあったけど、彼女はベレトを失うことを病的に恐れているような気がするんだよな。どんな理由があって…まさか頭の中に女神がいる事に気づいている?それとも実は彼女こそが本当の母親だったとか?う〜ん…。
まぁ今は横に置いておこう。とにかくレア様は安易にベレトを出撃させたくないようでテコでも動きそうにない。

が!ここで学級イチ、いや学園イチの口車ドライバークロードがアクセル全開!

敵に時間的猶予を与えるワケにはいかないが、騎士団が出払っている今セテス達が出撃して修道院を空けることもできない。となれば動ける中で最も優秀な指揮官はベレトであり、彼が動かす金鹿学級はこんな事もあろうかとスデに出撃準備が済んでいる。

すなわちベレトが出撃するのは復讐のためではなく必然、あくまでも合理的な出撃であることを強調した。

するとレア様はハラを決めた!少し迷いはあったようだが、ベレトに森の敵を1人残らず討滅するよう命を下す!言葉選びが怖いんだよなこの人…。

とにかくやるじゃんクロード、伊達に大荒れの同盟円卓会議を乗り切ってきてないよな!それじゃあソロン討滅にしゅっぱーつ!

封じられた森の罠

1月31日。

森まで1日かかっとるやないか〜い!案外遠かったのか、それとも出撃準備が整っているというのはデマカセだったのか。まぁ彼のおかげでここへ来れたんだから文句は言うまい。

それがわかっているのか、彼は今回の目的を拡大。ただ敵を倒すだけではなく、この戦いで奴らの目的を明らかにして阻止する手がかりを得るところまで行きたいらしい。

なんかもう立派すぎて先生の出る幕がないよね、さすがは次期盟主だよ。
そして当然コレも忘れちゃなんねぇ。

レア様にはああ言ったしクロードも立派な目標を立てちゃいるが、今回の戦いは仇討ち。それ以外の何物でもないんだよな。級長が頑張って理性的な空気を出してくれてるのに申し訳ない、でもどうしてもコレだけは譲れない。それはレオニーも同じようだ。

奴らが出てきたら必ず彼女かベレトで誅する。これはもうクリア条件と言ってもいい、確実に遂行するぞ。

ブリーフィング

おやぁ〜?敵これだけ?

例の実験型魔獣は全く進歩が見られないし、その他の敵もコレと言って強くもなければ厄介な場所にいるわけでもない。特別な勝利・敗北条件があるワケでもない。

おかしい、妙だな…こんなにカンタンなマップでいいのか?そんなハズは無いので、やはりタイトル通り何か罠があると考えた方がいいか。

ガラ空きの回復床が怪しいよな。そこに増援、それも死神騎士レベルのヤツが出るコトを前提にして戦技を選びました。
今回のボスはモニカことクロニエ

ジェラルトに手を下した張本人。こんなに早くやり返せる機会が巡って来るとはね、誘い出されたというよりはお招きどうもってカンジだ。むごたらしい最期を迎えてもらおう。

戦力としてはやはりアサメイの剣という名のキルソードが怖い。攻速も異常な数値なのでほぼ全員が追撃を受けてしまう。

回避もフェルディナント並みに高い上に「鋭敏な感覚」によって2距離以上の攻撃に対してはさらに30増量。かといって近接攻撃は「アガルタの術」でダメージを3軽減してくる。なんていやらしいんだ、アサシンの鑑だ。

攻略はやはりラファエルで釣るところから始めるのが良さそう。いくら必殺が高かろうが元のダメージがゼロなら怖くない。そうして飛び出したところへ連携を組んで計略を当てられれば騎士団による大きな回避補正も無くなってトドメを刺しやすくなるハズ。
それと攻略には関係ないんだけど、ヤツはこちらのことを「ケモノ」と呼んでいた。金鹿のフレンズだよ。じゃなくてね、前回炎帝のことをこう言ってたでしょ、「穢れた獣の血を薪にする炎」って。

つまり奴等の言う獣とは人間のことなのかも。セイロス教がどうなろうと知ったこっちゃないが人間全てが敵だってんなら捨ておけん!復讐は世界を救う!やったるぞ!

機動要塞ラファエル

敵は広い森を挟んで左右に展開していて、動き方によっては挟撃されかねない。

そうならないためにもまずは左側に戦力を集中、魔獣受けから入ってスピーディーに壊滅させるぞ。ん、今日もいい受けっぷりだなラファエル。でもやっぱり手斧を持っておいた方がオトクだったかも。

ともあれそうしておびき出した魔獣を囲んで叩き、オマケのダークマージはライナロックで一撃必殺。そうしている間にもラファエルは次のソシアルナイトを受ける位置まで移動すると今度はそいつらを囲んで叩き、次のアーチャーたちをフェルディナントが引き受け、そこで部隊を分割して右側の魔獣を受けにかかる。

この流れるように進む行軍、復讐心がシナプスを刺激している。それとラファエルに持たせた行軍の指輪が効いている。

その後は右の敵もスムーズに倒し、あっという間に残りはクロニエのみとなった。
そこで今度はリシテアのワープでボスの目の前にラファエル登場〜!重装が森を飛び越えるのって爽快だな~。

これでヤツは無意味は攻撃を仕掛けて囲まれるしか無くなった、またソロンが助けに来ない限りは勝ち確だ。

それでもクロニエは「そのまま地獄まで送ってあげる!」と威勢よく計略を放ったが失敗。まぁ命中しててもNO DAMAGEだったけどね。残念だね。
その後は4人連携でベレトが一斉射撃!その命中率、なんと100!ローレンツの呪縛が効いたのかも!

この攻撃を受ける際にクロニエは「あんたも殺してあげる!」と寝言を言っていたが、計略に対して反撃はできない。悲しいね。
仕上げはレオニーに譲ろうか。ジェラルトの弟子であり、彼と同じパラディンになっているのも因縁めいてて燃える展開だね。

クロニエはもう後がないのに「格が違うんだよ…このザコ!」と死亡フラグを立てると、刺し違えるどころか一度も武器を振らせることもなくトドメを刺された。

結局ヤツは自慢のアサメイの剣が新品のままその生涯を終えたのでした。おくやみ〜!

ザラスの禁呪

トドメを刺されたと思われたクロニエだったが、蹴つまずいてすっ転びながら一目散に逃げていく。散々吐き続けていた軽口はもう品切れらしく、ただただ自分の負けを受け入れられずにいた。

ベレトは祭壇に追い詰めるが、そこでヤツの仲間ソロンが駆けつける。また取り逃すのかと思ったその時、ソロンは思わぬ行動に出た。
なんとその右手を味方であるハズのクロニエの胸に突き刺したのだ!

すると祭壇から「禁呪の闇」が吹き出し、それはあっという間にベレトを囲った。さらに何やら呪文をつぶやくと共にクロニエの胸から抜き取った何かを握りつぶすと、闇はより一層その濃さを増してあたりを包み込み、彼らの姿は完全に見えなくなってしまった。
闇が晴れた時、そこにいたのはソロンだけだった。

残された生徒たちにヤツが解説するに、ベレトは禁呪の闇に飲み込まれて永遠に出て来られないとのこと。

しかしそれを聞いたみんなは先生が死んでいないのなら帰りを待ちながらお前を討つとだいぶ前向き。なんだかんだ死線をくぐり抜けてきた子たちだからね、こんな事じゃ動じないか。
動じないのはいいんだけど、敵が目の前に来て講釈たれてるのはだいぶ笑えちゃわない?

蜘蛛の糸

一方その頃、帰りを待たれている教師は闇の中でイマジナリーフレンドにブチギレられていた。

彼女としては敵の待ち構えているところに突っ込んでいって罠にかかったのか我慢ならんらしい。そんなん言われても気づかないから罠なワケだし…てか気づいてたなら教えてくれればいいじゃん…そんなことを思いながら詫びをいれた。それはもうペコペコと。


ただココまでキレ散らかすのにもワケがあって、上記のようにこの闇からはそう易々と抜け出せるものではない。それこそ女神でもない限りは脱出不可能だそうだ。

あれ、ソティスって女神じゃなかったの?ソティスしか出られないから困っちゃったって事かな?この時はそう思っていました。

一応手段はありそうなのだが、どうやらその手は使いたくない様子。少し考え込んだ後、ジェラルトの日記の内容について話し始めた。
日記の中にあった「ベレトは産まれた時から泣きも笑いもしなかった」という記述。それは彼女が体の中にいた事が作用して眠りに近い状態にあったせいなのだという。

なぜ体内に存在したのかと言うと、それはレア様の手によるものらしい。

そもそもソティスは一度死んでいるらしく、レア様はその心だけを何らかの方法でベレトへ宿らせ、そうすることでソティスはゆっくりと「神祖」としてのチカラを取り戻していったのだそう。

もうね、いろんな事を急に明かされて理解が追いつきませんよ。とにかくそのチカラとやらは取り戻したってコトでいいんだな?思えば4月の時点では記憶すらほぼ無かったのにねぇ、やっぱり修道院っていう環境がチカラを得るのに丁度よかったのかな。

で、そうやってチカラが戻っているのなら早くこの闇をなんとかしてくださいよって思ったんだけど、彼女は心だけの存在。体がなくてはチカラを振るえないらしい。
そこで彼女は決断!

自らの力を全てベレトに渡し、彼の体を使ってチカラを使うというのだ!そうなればソティスは消えてしまう。ベレトはもちろん拒絶するが、彼女の決意は固かった。

消えるとは言っても今まで通り共にあることには違いはない、そう彼を説得する。それでもこれまでのように言葉を交わすことはできないことに関しては一抹の寂しさを見せていた。

最後に、これまでの日々は楽しかったと、共にあったのがベレトで良かったと、そう伝えて感謝を述べると、彼女は玉座を降りてベレトの下へと歩みを進める。
“はじまりのもの”女神ソティス。フォドラの守護者にして生きとし生けるものを導く神祖。

玉座から吹き出した煌めきの中、ベレトとソティスは一つとなった。

その瞬間、彼の身体から力がほとばしり、その髪を真っ白に輝かせ、そして天帝の剣に光が宿る!

神祖の全てを得たベレトは今すべきことがわかっていた。赤熱する剣を抜きはなち、迷いなく虚空を斬った!

神祖ベレト

封じられた森の空が割れる!姿を現したのはベレトだ!

あ〜これもう勝ったな。佇まいがもう勝ってる。この様子を見ていたソロンも動揺を隠せないみたいだ。クロニエの命を使ってまでかけた術がこんなに簡単に破られたんだから無理もないよね。

それはそれとして、真っ白だと思ってた髪はよく見ればレア様と同じような色だった。もしかして彼女も“はじまりのもの”と関係が?

封じられた森の罠の後の戦い

後半戦が始まると生徒のみんなは森の中にいた。なんで?

敵の配置はクロニエの時とよく似ている。大将は障害となる地形を挟んだ場所に待機して、魔獣を軸にして両サイドから挟み込むってヤツ。彼らの中で流行ってる戦法なんだろうか。

ただ同じ事をされても同じように倒すだけだ。森からのスタートということで初動が悪くなったり、クロニエを倒す前に経験値目的でムダに使ったスキルが悔やまれるけど、多分問題ないでしょう。
今回のボス、ソロン。

背後にライブやリブローを使えるプリーストを侍らせている要介護者だ。なんと移動力が4あって徘徊しちゃうみたい。別に釣ってもいいんだけど、向こうから攻撃されるのもシャクだし久しぶりに神速の構えで行こう。

ちなみに結論から言ってキルケの杖は盗めなかった。このアイテムなんなの?
一方でこちらの大将。

ソティスと融合した事で神祖のチカラを得たベレトだったが…ステータス的にはとくに変化なし?記録してなかったからわかんないわ。

だが天帝の剣は大きく変わった!威力は倍以上になり、ちょっと軽くなって使いやすくなり、名前がちょっとカッコよくなって「天帝の覇剣」になったぞ!

でも勿体無いから使わずに置いておくと思う。覇剣になる前も結局一度も使わずに新品のままだったし。ココ!っていうキメのポイントがあったらそこで使おうとは思ってるんだけどねぇ、どうも心根がケチなもんで、なかなかね。
だからお前なんか折れた訓練用剣で十分だ!

ソロンはこのベレトを見て生まれて初めて恐怖を感じたらしい。だからなんだってハナシだけどね、恐怖を感じる間もなく殺されたジェラルトの身にもなってみろ。

ルミール村の人たちは謂れのない被害を被って、礼拝堂じゃあ生徒が魔獣に変えられて、そんな罪のない人々が感じた恐怖をお前も感じただと〜?ド悪党が善良な市民と同じ感情を持つなんて贅沢なんだよ。武器の使用回数くらいは節約してトントンだよな。

ちなみに戦闘の様子は驚くほど前半と似たような感じだったから全部カットです。

封じられた眠れる森の罠のベレト

と、今回も闇に蠢く者たちの襲撃を退けた。

奴らのうち2人を同時に片付けられたし、一時はどうなるかと思ったベレトもちゃんと帰ってきたしで一件落着。

とはいかない。クロードはベレトに何が起こったのかが気になってしょうがないらしく、何があったのか説明しろとものすごい剣幕で迫ってきた。いつもの彼らしくないなぁ。

とは言ってもねぇ…「頭の中に女神を自称する少女がおりまして、彼女が全ての力を託して消えたらこうなりました」な〜んて説明して信じますか?ってハナシですよ。まぁ、信じたんですけど。大丈夫かクロード。

そして彼は考えを巡らせる。ジェラルトの日記を信じるのならベレトはレア様に何かされた可能性が高い、しかし一体何をされたんだろう、それはなんの目的で…みるみる思考の迷宮の奥深くへと突き進んでいく。

ベレトはしばらくその様子を見ていたが…。
突然眠ってしまった!急すぎる!

これもソティスと一体化した事によるものなんだろうか。でも舞踏会の時もソティスとベレトが同時に眠くなったり、それより前だと同時に体調を崩したこともあったよな。もっと別のところに原因がありそう。

それと眠った先生はクロードが担いで帰ったみたいです。申し訳ねぇな。しばらくして目を覚ますと…。
今度はなんだ…なぜか歌を歌うレア様に膝枕をされている

混乱の最中でここはどこ?と質問するも答えやしない。「何の心配もいらない」「ここにはあなたを傷つけようとする者はいない」。そういうと再び歌い始めた。自由すぎる大司教。

ひとしきり歌い終わると、今度は「この時が永遠に続けばいいのに」「果てなき世を2人で紡いでいきたい」などとちょっと重めのセリフ。こわい。

それからソティスの力を得た事に触れると、彼女はやはりこうして一体化する事を見越していたようだった。機嫌よく歌っている様子からも思惑通りにコトが進んでいるのだろう。不気味だ。

ただ、ベレトに対する悪意で動いているようには思えなかった。それどころか彼に対する深い慈愛のようなものまで感じたんだよな。

柔らかな口調から発せられる言葉を聞いていると、相手がレア様なのになんだかこちらまで安らいでしまう。「もう少しお眠りなさい」「私がずっと見ていますから」。
でも念を押す所がやっぱりこわい。

しっかし見れば見るほど髪と瞳の色が今のベレトとソックリだ…。こう似ているとやっぱり血縁にあるんじゃないかと思ってしまうが、それはどう考えても合わない。じゃあただの偶然か?ことゲームにおいてそれは無いでしょう。

いったい彼女は幼いベレトに何をして、そして何をさせようというのだろうか。

新年早々トップスピードで駆け抜けた1ヶ月、今のクラスのみんなと過ごす学園生活も残すところたったの2ヶ月だけ。きっとその間には判明することでしょう。ソワソワしちゃうね。


といったところで今回はここまで。次回は…あれ、ネタバレするからトップ画像に主人公を使えなくなっちゃったじゃん。どうしよう。


前回 攻略日記17「傷心外伝めぐり」

次回 攻略日記19「聖墓の戦い」

0 件のコメント :

コメントを投稿