ファイアーエムブレム 風花雪月/攻略日記19「聖墓の戦い」

天馬の羽とも見紛う雪が舞い落ち、フォドラの首飾りを真珠よりも白く染め上げるころ。

いや~前節は大変なコトが起きちゃったね。そのせいでこれからのトップ画像は適当だよ。

今節は穏やかに過ごしたいけれど、そんな節はありえないのだ。悲しいけどこれ、戦争ゲームなのよね。スピンオフで学園生活アドベンチャーを出してもいいんだよ。

1限目 散策「ごたつく上層部」

レア様の望み

2月1日。

セテスはレア様に対する不信感を募らせているようだった。

というのも彼もまたジェラルトの日記を見つけていたらしく、それとベレトの見た目が変わってしまったコトがあいまって、彼女がかつて赤ん坊だったベレトに何かした事を確信。それが禁忌に触れていることではないのかと気が気じゃないのだ。

それを聞いたレア様はセテスを一喝、しかし否定はしなかった。なんだか最近感情的になってる気がするなぁ。

その後の話を聞くに、どうやら彼女の目的はベレトを「聖墓」へ連れて行くことらしい。そうすることで望みが達せられる、そういう“彼女”の声を幼い頃に聞いたのだと言っていた。この世界には思わせぶりな大人しかいないのか。
そんなピリついた雰囲気の中に呼ばれたベレト。

そこで今節の課題を言い渡されたんだけど、それは「聖墓」で主の啓示を受けることだった!ひでぇ職権濫用、自分の望みとやらに忠実すぎるだろ。まぁ今更文句言ってもしょうがないけどね…あれ、ブラック企業の社員みたいな発想してる?

ともかく、さっきから出てきてる「聖墓」ってのは女神が眠る場所のことらしく、実は修道院の地下にあるそうだ。というかそもそも修道院はそれを守るために作られたらしい。

とは言ってもその女神はベレトと一体化しちゃってるし、彼女から啓示を受けることは無いハズ。でもおかしいな、レア様は一体化した事を知っているからそれは分かってるハズなんだけど…これ以上何をさせたいんだ。本当は何が目的なんだろう。

ちなみに今回の課題にはレア様も同行するらしい。真意はその場でわかるハズだ。ただどうか友軍にはならないでほしいな。
そして真意がわからない人がもうひとり、3人の会話をこっそり聞いていた。

教団の裏側を熱心に調べているそのワケは。彼は何が気になってて、何を知っているんだろうか。レア様はともかくクロードが敵対するようになるなんてことは…無いよね…?

NEWベレトお披露目

2月8日。

さてさてまずは散策でもしようかなと思っていると、「ニルヴァーナ」の資格を獲得した旨のアナウンスと同時に強制クラスチェンジ。

これがまぁなかなかに凄くってね、全てのステータスに補正がかかっている上に魔法まで使えちゃう欲張りクラスだった! 多分コレが最強フォームなんだろうな、なんかゴテゴテしてるし。

特に嬉しいのはなんといっても魔法が使えること、以前頑張って信仰技能を覚醒させたのも無駄じゃなかったってワケだ。回復魔法なら武器を持ったままでも使えるから取り回しやすいし、ここから上げていくのもアリかも。
じゃあ理学を鍛えて黒魔法も使えたらもっと便利でしょ!

そう思って反射的に上げちゃったんだけど、よく考えたら装備できるスキルには限りがあるからねぇ、いろんなものを満遍なく使おうとしても技能スキルだらけになったら微妙だし、信仰に絞った方が良かったのかも。

もちろんスキル無しでアーマーなんかにピンポイントで使えたらそれはそれで便利だけど、そういう足りないところを補い合うのがチームってモンだからね。彼が何でもかんでもできる必要は無いワケですよ。

とはいえベレトはスカウトのために技能を高めるという選択もアリなワケで…うぅ〜ん悩むな〜!とりあえず研修じゃなきゃ鍛えにくいやつは鍛えとくか〜!

疑惑まみれ

散策を開始。

見た目が変わった事に関してはさまざまな反応があったけど、深刻に捉えている人はあまりいない様子だった。ここ最近の荒波を乗り越えてきてる人たちだからね、図太い人ばっかりだ。これからも受け入れてもらえそうで安心だな。

ただ気にかかることはあった。まず修道院の誰もが聖墓の存在を知らなかったこと。何も知らないベレトはともかく、1000年近い歴史のある修道院が作られた理由を教師も含めて誰も知らないなんて、そんなことありえる?

これはもう意図的に隠されていたということなんだろうけど、でも隠すほどのことでも無いよね。好意的に考えれば女神の墓だから狙われるリスクを可能な限り低くしたかった。穿って考えれば、単なる墓以上の役割をもつ場所だからとか?

いや〜上司に信頼が置けないと気を揉んで揉んで仕方ないね。
それともう一つ、どうも信用が置けなくなっているのが彼女だ。

支援会話の中で、もう何度目だろう、年齢を聞いたんだけど、今回はずいぶんと強引に話を逸らされてしまった。

なぜそこまで頑なになるのか分からないけど、とにかく見た目どおりの年齢ではないってコトでいいのかな。

もしかしてこの緑髪の一族はソティスと近しい何かなのでは。ベレトに対して「全くの別人とは思えない」との発言もあったし、「その髪と瞳の色はどう見ても…」そこまで言ったのにこの話もまたナァナァにされてしまった。

どう見てもなんなんだ!緑髪で歯切れよく話ができる奴はいないのか!あ、イグナーツお前もだぞ!

クラスチェンジチャレンジ

レベルが25を過ぎ、いよいよ最上級クラスが見えてきた金鹿の面々。

そろそろ最初の上級クラスをマスターしそうな子も多くなってきたので、他のクラスを狙える者にはあらかじめチェンジ先を用意しておこうかなと。そんなワケで低合格率のものも一通りチャレンジ。

イグナーツがスナイパー、ローレンツがウォーロック、ついでにイングリットがドラゴンナイトに挑戦するも軒並み失敗。合格したのはラファエルのみでした。

しっかし凄い衣装だな、ラファエル以外は似合わないんじゃないか?

2限目 戦闘「錆びた武器あつめ」

2月15日。

今回の戦闘は降魔の日と、あとは適当に残ってたクエストのみ。外伝は全部終わったからね!清々しいよ!

で、今回魔獣が持っていたのは「オートクレール」!またしてもヒーローズでしか知らないけどマケドニア王とその妹が振るう斧、それはもう業物に違いない。ただグラディウスと違って射程は1だろうから優先度はちょっと低いかな。

それと今回の魔獣は地形の関係で狭いエリアに閉じ込められており、敵軍を全て倒してからゆっくりと相手することが出来そうだ。建物は壊さず、水場は渡れない魔獣…なんかカワイイなお前。
一方で敵軍とも非常に戦いやすそう!

相手は全体が水路で囲まれており、数本の橋を通らなければこちらへ攻め込んでくることができない。さらに建物も多く、数少ない間接攻撃ユニットを除けば常に少ない人数を相手にし続けられそう

こりゃあ技能経験値稼ぎにちょうどいいや!ここでフェルディナントの勇者とイングリットの盗賊をマスターしよう!

と、思ってたんだけど、後方の敵軍は魔獣にまっしぐらだったためにイマイチ稼げず。結局は魔獣に惹かれて飛び出す奴らをヒルダやローレンツなんかで潰す場面が目立っちゃったな。
で、肝心の魔獣戦。

相手が広場から出てこないのはいいんだけど、一方でこちらからの攻撃手段も限られてしまった。結果イマイチ稼げず。思惑通りにはいかないモンだな〜。

それで兵種マスターは2戦目で達成できたんだけど、勇者のマスタースキルは「力の覚醒」。HPが25%以下の時に力が8アップするという、フェルディナントの個人スキルとはまるで噛み合わないものでした。ガーン。

3限目 課題「聖墓の戦い」

夢の玉座

2月29日。

この日は予定通り聖墓へと赴いた。その道中は描写されていなかったけど、何やら動力さえ不明の特別な仕掛けを特別な方法で動かしてここへ降りてきたらしい。クロードは以前この聖墓の存在を嗅ぎつけて一人で来ようとしたらしいんだけど、その仕掛けが動かずに諦めたんだって。この人も何をしようとしてるんだろうな…。

そしてココにあったのはソティス愛用の石の玉座だ!これはベレトの頭の中にのみ存在するものだと思っていたけど実在したんだな!

それから啓示を得るためにレア様に促されるまま玉座に座ってみる。これが儀式なのかな。しかしもちろん何も起きず。だって女神は消えちゃってるんだから。

それでも彼女はあと「一歩のところまで来ている」「いったい何が足りないんだ」と、どうしても啓示を得たい様子だった。それによって何が起きるというんだろう。

そうして儀式が滞っていると…。
炎帝軍のエントリーだ!例の仕掛けとやらで入ってこれないんじゃないのかよ!開けっぱなしか!

ここに来て新キャラ「メトジェイ」が登場。目つき、髪型、笑い方、その全てが小物くさい。取るに足らない人物なんだろう。

ただヤツらの所属は捨て置けない。コイツらはなんと帝国軍だというのだ!つまり炎帝と帝国は繋がっていて、級長たちに山賊をけしかけたのも聖廟の襲撃もフレンの誘拐も、ルミール村の一件もジェラルトを殺害したのだって、修道院に敵対する一連の事件は全て帝国が裏で糸を引いていたってコト!

なんてこったよ、修道院はともかくアドラークラッセの面々の事を思うと心が痛い。…いや、もしかして彼らもハナからそのつもりで入学してたとか?いやいや…。
そんな帝国の狙いはここにある紋章石だそうだ。ここに紋章石があるのか、どこでそんな事を聞きつけたんだろ。

なんでもそれを眠らせておくと毒にも薬にもならないそうで…それなら放っておいてくれねぇかな。帝国が毒か薬として使いたいってコトなんだろうけど。

とにかくレア様は聖墓を踏み荒らした逆徒どもに怒髪天、命をもってつぐなわせろと金鹿に達した!

まぁ毒として使われるかもしれないから紋章石は守るけれども、そうやってすぐ命を取っちゃうからこんな風に叛逆されちゃうんじゃないの。それにしても最近ほんと怒りっぽいよなレア様。

ブリーフィング

なんだこの大軍!

そういえば散策でこんなことを聞いていた。祭事もないのに妙に街に人が多いって。なるほどコイツらが紛れ込んでたってコトか。

一方で自軍は9人とちょい少なめ、ここに呼ばれたのは金鹿学級だけだからな。フレンのことをカウントされてない気がするけど。それでもレア様を守らなくていいのはプラスだね。

今回のマップでキーとなるのは見慣れない青いマス。これは紋章石が収められている「聖櫃」で、両サイドにいる盗賊やブリガントはコレを開けて中身を奪うことを目的に動く。まずはソイツらを撃破して紋章石を守ることが目標だ。数は多いがみんなヘナチョコだからだいぶ無理が効きそう。
そのヘナチョコどもを率いるメトジェイ。

レベルこそ低いものの、なかなかに高い戦闘力だ。シンプルに高い攻撃力に毒も加わってかなりいやらしい。

しかし悲しいことに、攻撃34は余裕でラファエルのNO DAMAGE圏内。配置からしても早めに動き出さない限りは囲んで叩いて終わりだろうね。
そしてボスはお待ちかねの炎帝!

計略の効果は減らすわ応撃は使うわ魔獣の猛撃みたいな範囲の計略を使うわ、さすが死神の上司ってカンジ。ただ武器は専用じゃないんだな。

注目すべきはその圧倒的な攻撃力、その数値はラファエルがダメージ受けてしまうほど。ただそれ以外は特にコレといって脅威となる部分は無い。特に攻速と回避がありえんほど低いので、適当に魔法を使えばチョチョイのチョイだ。

とにかく計略さえ使わせなければ問題なく勝てる。だけどベレトで戦うと何か喋るんだろうな〜。もしかしたらトドメを刺す時も何か喋るかもしれないから狙いたいし、それを考えるとちょっとめんどくさそうだな。

ここにきて賊退治

まずは盗賊どもの掃討にかかります。

賊の討伐に関しちゃ信頼と実績のヒルシュクラッセだ、お任せあれってカンジ。

どいつもこいつもステータスが低いから楽勝なんだけど、いかんせん数が多いので全く開けさせずに全員を倒すというのは不可能。盗んだものを撃破して取り返すのが良さそうだった。

が、2ターン目には早くも撤退モードに入り、マップ下方の者を深追いする必要アリ。でもそうすると単騎で魔獣に突っ込んでしまいそうになるから結構焦ったよね、ここでも再移動できるヒルダやレオニーが役に立った。

逆にマップ上方にいる敵はいずれ下方に向かって動き出すので、これらを倒すのはだいぶ余裕があったかな。
両サイドを機動力部隊が相手をしている間、中央部ではラファエルを軸に魔獣を引きつける。ここは計略も使って一気にアーマーブレイク、その後混乱させられなくてもラファエルならダメージを受けないからね。

このへんで最も気にかかるのがど真ん中に居座る計略持ちのダークメイジなんだけど、奴は射程に入らない限り動くことは無いようだった。

それは近くのプリーストも同じ。こちらは放っておくと魔獣を回復させ続けて面倒なので、盗賊を仕留め終わったレオニーが攻撃を受けに入ることで回復を止めることに成功。

魔獣とプリーストを片付けたところで一気にダークメイジを捻り潰しました。これで大方の問題は片付いたな。

登場、そして退場

その後は両サイドの階段付近の敵を、やはりラファエルを軸におびき出して撃破。

いや〜ラファエルが便利すぎる!最近は「行軍の指輪」と「銀の盾」を切り替えて使ってるんだけど、移動力が1上がるだけでここまで違うかってくらい使い勝手が良くなりました。

ヴィクター私兵団を使えるようになったことで命中率も大幅に増し、それによって手斧も安定して当てられるようになったので魔獣の相手もさらにカンタンに。この戦いでフォートレスをマスターしちゃったけどグラップラーに変えたくないな〜。

もうずっとフォートレスで戦えそうだから、ゆっくりと苦手な馬術を伸ばしてグレートナイトを目指してもいいかも。
そんなこんなで残るは最下方の3人だけになったところで、まずはクロードが段の下からダークメイジを引きつけて計略を無駄撃ちさせます。

奴が動き出すのと同時にメトジェイと炎帝も移動を始めたので、ここでもまずはラファエルがメトジェイを待ち受けました。

奴はこの上なく小物なセリフを吐きながら計略を使うがもちろん失敗、はぁ〜頼もしい。
その後はベレトでトドメを刺すと…え?もう退場!?

どこの誰だったのか、帝国ではどんなポジションだったのか、炎帝や死神とはどんな関係だったのか、そんなことは何もわからないまま彼は散った。

まぁ何度やられても無かったことにして逃げ出す死神騎士よりはよほど潔いよね。それに聖墓で眠れるなんて貴重だし、良かったんじゃない。

それに出番はものすごく少なかったけど、何年かして風花雪月について話したらきっと彼の話は出るでしょう。さようならメトジェイ…げはっ!

仮面の奥

残すは炎帝!

戦闘予測を見るに、やはり魔法をポンですぐに倒せるようだ。さすがアーマー、どうりでソロンに勝手な行動を許すワケだ。

楽勝とはいえベレトとは何か会話があるんじゃないか?ってことで無理やり近づこうとしたところ、ミスってラファエルではなくレオニーが爆撃されてしまいました。ハッハ、すまねぇ。
だいぶグダグダになりながらもどうにかベレトで攻撃することに成功!

するとこのセリフ、かなり意外な反応だ。死神なんかは積極的にベレトを狙ってきたのに、上司としては相手にしたくなかった?コイツの命令でベレトを狙ってたんじゃないのかな?

さらにこの後クロードと戦ったときにも会話が発生。

彼は紋章石で何をするつもりなのか、フレンの血を使って何をしたのか、ソロンやクロニエは何者だったのかと矢継ぎ早に質問するも、炎帝は言葉少なにお前が知る必要は無いと会話を切り上げた。

お前もか。お前も話をナァナァで済ませるのか。ウチの生徒が…。
ウチの生徒が質問してんでしょうがーッ!

どいつもこいつも!謎を出すだけ出して!そのままほったらかしやがって!味方ならまだ配慮もするけどな!話す気のない敵なんぞに用は無い!

ってことでブッた斬っておめでたい仮面を引っぺがしてやりました。ちょっとスッキリ。さぁ、質問に答えなかったぶん、その素顔くらいは拝ませてもらうぞ。
えっ。

えええええええええええええ!!!!!


前回 攻略日記18「封じられた森の罠」

次回 攻略日記20「燃えるガルグ=マク」

0 件のコメント :

コメントを投稿