全機括目せよ!スターフォックスゼロのアニメがとにかく凄い!

我ら雇われ遊撃隊!

ショートアニメ  『スターフォックス ゼロ ザ・バトル・ビギンズ』

先日発売されたばかりのスターフォックスゼロ!
スターフォックスコマンドから10年、スターフォックス64から数えると実に19年の時を経て颯爽と現れた、待望のシリーズ最新作です。

が!

今回書くのはその発売と時を同じくして公開されたショートアニメ、その名も 『スターフォックス ゼロ ザ・バトル・ビギンズ』についてです。このアニメがもうとにかくスゴいんだ、「続きを読む」なんて押さなくていいから…いや、後で押せばいいから、今すぐ上の動画を見てちょうだい!

なに?もう見た?
じゃあもう一回見たらいいじゃん!


……見ましたか?凄かったでしょ!
それじゃあここから自分の感想を書いていきま~す。

空戦のカッコよさ全部盛り!


(c)任天堂株式会社/制作:Production I.G、WIT STUDIO
ショートアニメ  『スターフォックス ゼロ ザ・バトル・ビギンズ』より引用

まずスターフォックスのキモといえば、なんと言っても超高性能全領域戦闘機『アーウィン』による空戦ですよね。何を置いてもここがしっかり描かれないことにはスターフォックスのアニメとして認められないワケですよ。

ですが心配はご無用!
この作品ではしっかりと、いやいやそれどころかかなり高いレベルの空戦をたっぷりと楽しむことができました!

とにかく空戦で見たいシーンは一通り入っている濃密な戦闘描写。
そこにスターフォックス独自の要素が加わることによって非常に爽快な仕上がりとなっています。

  • 撃破した相手の残骸をくぐり抜ける
  • エアブレーキで敵機の後ろをとって撃破
  • ボムによるザコの一掃
  • 機銃の掃射をローリングで弾く
  • 極太レーザーをすんでのところで回避
  • すれ違い様のレーザーで砲台を破壊
  • ミサイルとのチェイス

あぁ~もう、ホントたまらん! た ま ら ん !
このアニメはスターフォックスゼロの第1ステージがモチーフなのですが、いきなりエースコンバットのラストステージみたいなてんこ盛り感ですね。これらのシーンがとてもいいテンポで、なおかつ凄まじいスピード感をもって描かれてるモンだからカッコいいのなんのって!特に後半はまさに息つく暇もない展開です。

そしてそんな派手なシーンだけおさえているワケじゃないんですよね~。
アーウィンが大気を切り裂く風きり音、巨大な兵器が崩れ落ちる轟音みたいな、音に対するコダワリが感じられて、それによって臨場感というか、没入感がとても高められているように感じました。

ゲーム本編でも音響には大変力を入れているそうなので、そこがアニメにも反映されたのでしょうか。

さらにスターフォックスといえば戦闘中の掛け合い
これも小気味良く挿入されていましたね、ゲームで聞くあんなセリフやこんなセリフを織り交ぜてくるところがなんとも心ニクい!こういうことされると否が応にも盛り上がっちゃうってモンですよ。

このチームでの魅力こそがスターフォックス!(あ、航海士のナウスもチラッと映ってたよ)

こんな空戦を見せられると、ちょっと自分でもやってみたくなるよね~、今やってるゲームでキャパいっぱいいっぱいなんだけど。

綿密に描かれた『スターフォックス』の世界


(c)任天堂株式会社/制作:Production I.G、WIT STUDIO
ショートアニメ  『スターフォックス ゼロ ザ・バトル・ビギンズ』より引用

最大の見せ場である空戦もさることながら、アニメならではの日常描写にも要注目!

なんとついに、惑星コーネリアの市街地が描写されたのです!
ごく短いシーンではありますが、高度に発展したその街で生活するコーネリア市民がイキイキと描かれています。テイルコンチェルト名探偵ホームズなんかが好きな人はここだけでご飯3杯ですね!自分は5杯いっちゃいました!ごめん、ノリで書いた!

もちろんサッと眺めるだけでも楽しいのですが、ここは一時停止を活用してじっくりと観賞してほしいところ!目立つキャラクターだけでなく、後ろを歩くだけのキャラクターまでみんなに個性がありますよね?お店の名前を見てもおやっと思うところが…探してみてね!いやー、よーく作りこまれています。

こういうところを見ると、この人たちのために戦っているんだなという実感が湧きますよね!
プレイするときのモチベーションも高まりそう。

作りこまれているのは街だけではありません。
我らが母艦グレートフォックスの内部(艦橋かな?)でくつろぐスターフォックスの面々…いや、正確にはくつろぐ3人+口うるさい1人の姿が!ここだけでもうご飯が(略)

さらにアーウィンを見てもコクピットの中の操縦桿ひとつまで良くできてるし、タワーの内部も、そこで働く業務用ルンバみたいなロボットも
本当に作りこみ過ぎでしょ…このアニメだけで終わらせるのはもったいない!ぜひ連続アニメ化しちゃいましょう!

王道ストーリーの圧倒的なパワー


(c)任天堂株式会社/制作:Production I.G、WIT STUDIO
ショートアニメ  『スターフォックス ゼロ ザ・バトル・ビギンズ』より引用

土台である絵作りがしっかりしていて、魅せるところを魅せられるのであれば、あとは力のある王道展開で押し切れるッ!

フラグは即回収!通路は全力ダッシュ!戦闘機への搭乗は謎のパイプで!う~ん、やってほしいことやってくれますね。戦闘が得意なフォックスとファルコはバリバリと敵を撃墜し、知性が武器のスリッピ―とペッピーもその持ち味を存分に発揮して活躍していました。

ちょいちょい挟まるウィットなジョーク(ファルコだけかな?)や笑えるシーンも、作品のテンポや勢いを殺すことなく組み込まれているのがまたグッド。

更に何かを隠す軍上層部、事情を知るのはある仲間、そして主人公の名前「フォックス・マクラウド」とつぶやき不気味に笑う宿敵アンドルフ…

と!いったところでお話は終わり!引きがうまいが次は無い!
続きはゲームで確かめてネ☆って事かぁ~。

まとめ


それはそれとして続きが見たいと切実に思いましたね、本当に隙の無い素晴らしいアニメでした。ファンならもちろん、これを見たらきっと誰もがスターフォックスを好きになっちゃうんじゃないかな?なんとなく日本国内よりも海外でウケそうな感じだけどね~、そろそろポケモン以外のアニメ展開をしてもいいんじゃないでしょうか!

欠点らしい欠点の見当たらないこの作品ですが…まぁ一つ上げるとすれば、体感5分くらいで終わるのに実際は15分経ってるってこと。4回見たら1時間経ってるからチョー危険。

そんなところかな!もう一回見よ~っと。





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