そんな気がしなくもないけど、ドラクエプレイヤーのリテラシーの高さからか重大なネタバレを受けることなく始めることができました、「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」!
ドラクエは3の倍数と10を飛ばしちゃってるからかなり久々。過去作と関連があっても気づかないかもしれないけど…まぁ大丈夫だよね。
というワケでおそらく世界最後発のドラクエ11プレイ日記、言わなくていいと思うけど画像の利用規約に書いてあったから言うね。
全編ネタバレ全開だよ!
オープニング
始める前にちょっと語りたいんだけど、今回のオープニングムービーすごくいいねぇ。例の序曲に乗せて登場人物たちが剣を振ったりキャンプをしたり、そんな様子を見ているだけでこれから始まる冒険への期待をこの上なく煽ってくれる。
しっかりとシリーズを追えているワケでもない自分でもこうなんだから熱心なファンはもう泣くんじゃないか。
3周ほど見とれたところで4周目を見たい気持ちをグッとこらえてプレイ開始です。
ちなみに縛りプレイはどれも設定してないよ。
プロローグ
ここはどこかの大きな街。映像キレイね〜!多くの人々が行き交い、踊りや音楽を楽しみながら幸せそうに暮らしている様子が見て取れました。
しかしカメラがフォーカスしているのはこの小さなフクロウの幽霊みたいなヤツ。喧騒の中をトコトコと歩いていました。足はあるのね、カワイイ。
しかしそれもつかの間。
空を見上げたかと思うと黒く濁り、次の瞬間あっと言う間に厚い雲が立ち込めて強い雨が降り出したではありませんか。
この子が雨を呼んだのかどうかはわからないけど、この夕立によってさっきまで活気にあふれていた街はとたんに人気がなくなりました。
でもそんなことはおかまいなしとばかりにすぐ透明に戻り、そのままお城のほうへと歩いていったようです。
雨どころか雷まで鳴り出したその頃。
お城では偉そうな人たちが難しい顔を突き合わせていた。
あの子がそうなのか、あのアザがあるから間違いない、そんなことを話していたけど何のことやら。
そのアザのある子というのがこの赤ん坊。
その左手にアザというにはずいぶんとオシャレな模様が入っていました。どうやらこの城で生まれたみたいだけど王子様ってことになるのかな?そうとは限らないか。
母親に抱かれてとても嬉しそうで…ああ!窓に!またしても真っ黒に濁った幽霊が!
なおも雨は強まり、雷鳴がとどろき、一向に好転する気配の無い不吉な気配が最高潮に達すると…
ドッカーン!魔物が集合!この国終了!でっかいお城が大炎上!
先ほどのお母さんは赤ん坊と小さな女の子を伴って森の中を走って逃げ出す。しかしデュラハンのような魔物3匹に追われて絶体絶命。
そこで母親は赤ちゃんを女の子に託し、ひとりで魔物の注意をひきつけました。その後どうなったのかはわからないけど、きっと…。
うまく身を隠していた女の子は赤ん坊を抱えて走り出します。
しかしいくらも行かないうちに彼女にもデュラハンの魔の手が!もうおしまいだぁ!
……
…
雨が上がると舞台は一転して穏やかな小川のほとり。
そこで釣りをしていた老人がカゴに入ったまま流れてきた赤ん坊を拾い上げます。無事だったんだね…というかこの老人、さっきお城で会議してた人に似てるけど別人かな?ちょっと人を見分けるのが苦手で。
彼はこの子に心当たりがあるようでしたが多くは語らず保護してくれたようです。女の子の姿は無かったけど、やっぱり…。
そして16年の月日が経ち
赤ん坊は超絶イケメン主人公にレベルアップ!やったぜ!
と、そんなこんなで物語のはじまりはじまり。
すでに主人公のために2名も消息不明になってるのが気がかりで仕方ないけど無事なんだろうか…冒険の中で出会うことができるといいんだが。
成人の儀
プロローグが長くなっちゃったからサクサクいくぞ。日本でも成人年齢が18歳になるみたいだけど、ここ「イシの村」では16歳で成人。神の岩に登り、祈り、そこで見たことを報告することで大人と認められるようだ。
道中で「私みたいなピンクのフキダシの人が冒険のヒントをくれるよ」みたいなチュートリアルを、メタいことを全く気にせず丁寧にしてくれた。いっそ清々しかった。しばらくはチュートリアルパートだな。
ちなみに右の女性が主人公の育ての母であるペルラだ。でかいぜ。
同じ日に生まれたって言うけどロフィは拾われた子なのでは…大人たちの思惑を感じる。
あ!申し遅れました。今回の主人公の名前は「ロフィ」にしました。
名前決られなくてPS4のホーム画面に戻ってぼんやりと考えていたところに「トロフィーはまだありません」の文字が目に入ったので。トロフィーがもらえる初めてのドラクエだし、結構いいんじゃないかな。
(ぶっちゃけ「トランクス」にしたかったけど自重しました)
そんなこんなで山登りを始めようとすると、早くも魔物のエントリーだ!
う~んスクショヘタクソか!8のときよりなお一層プルプルしてるスライムがたっぷり3匹も出てきたぞ!
戦闘画面はとてもスッキリしていた。古典的なコマンド入力式といえど、レスポンスがよくてなかなか気持ちがいいね。
相手は3匹もいたけどダメージを受けたらエマがやくそうをくれるし、手があいているときは応援してくれる。彼女の愛犬ルキもやたら強い。負ける要素は無かった。
あと戦闘後に宝箱が降ってくるのがシュール。
楽勝は楽勝なんだけど本来はこのへんに魔物はいないらしい。
だもんだから突然現れた魔物に大層驚いた様子のエマでしたが、こんなアブレッシブな一面も。村の女は強かなのだ。
それはそうと、今回は「フリー移動バトル」っていう戦闘中に動き回れるシステムになっていたけれど、これってどんな意味があるのかな?あんまり利点を感じられなかったから早々に「オートカメラバトル」に変えちゃった。迫力があっていいぞ!
順調に敵を倒して岩を登り、レベルアップしてメラなんて覚えちゃったりしながら中腹まで進むと霧の立ち込めるエリアが。
そこではなんと村の少年マノロが霧の魔物に襲われているではないか!これは主人公として助けざるを得ないということで中ボスっぽいスモーク2匹との戦闘だ!
そうそう、手持ちに両手剣があったから装備したら見た目も変わったぞ。いいね、はやくメタルキング装備が欲しい。
サポート体制が万全だから余裕ぶっこいてたけど、さすが霧の魔物なだけあってこちらの攻撃が当たらん。頼みのルキの攻撃も空を切るばかり。
となればここはメラで対処だ!賢い。賢すぎる。魔法の詠唱がカッコいい。しかもMPが尽きたらエマがまほうのこびんを使ってくれるから撃ち放題!嫁に来ないか。
道中の魔物よりも攻撃力が高かったけどエマのサポートもあって問題なく撃破。マノロを助けることができたぞ。
その後マノロを村へ届けるために名犬ルキが離脱。
彼はエマを驚かせるためにこんなところに来てたみたいだけど、そのせいで戦力めちゃ下がったぞ。そのせいで死ぬかもしれんぞ。元気なのはいいことだがほどほどにしておけよノロ…いやマノロ。
しかしその後は魔物と出会うことも無く頂上へ到着。よかったよかった。
でも天候には恵まれなかったから「曇ってて特に何も見えませんでした」と報告するしかないな。
そんなことを考えていると、突如として上空から何者かが襲い掛かる!
ゲェッ!ヘルコンドルじゃねぇか!序盤で出てきていいのかお前!
ヤツの容赦ないアンブッシュをなんとか避けた二人だったけど、エマは運悪く谷底へ転落寸前に!
必至に引き上げようとするロフィだったが、そのスキを見逃すヘルコンドルではなかった。再度飛び上がり、その鋭い爪を突き立てるべく猛スピードで突進してくる!
エマを助けるのに精いっぱいで身をかわすことすらできないロフィ…ナムサン…!
しかしその時、不思議な事が起こった!
左手のアザがまばゆく光始めたのだ!さらにその光はバットシグナルめいて重々しい雲へと照射され、一呼吸おいた後に…
いかづちを放ち、ヘルコンドルを貫いた!
おお見よ。これぞまさしく勇者の御業、雷の魔法ライデインではないか!
勇者のいかづちをモロに受けたヘルコンドルは谷底へと真っ逆さま。どうにかこの窮地を乗り切ることができたぞ。
しかしメラを2発放つのがやっとのロフィがなぜこんな魔法を使えたのか。というか左手のアザは一体なんなのか。それは知るよしも無いけれど、彼が何か底知れぬポテンシャルを持っていることは確かなようだ。
するとその時、不思議(略)!
さっきまでの曇り空がウソのように晴れ渡り、100人中100人がスクショを撮ったであろうこの絶景が目の前に現れた!
どこまでも広がる海を見て、二人はこの世界「ロトゼタシア」の広さを知るのだった。
成人するにあたってこの村しか知らなかった子供に世界の広さを身をもって知らせるためのしきたり、なんとも粋じゃあないですか。ありがとう昔のイシの人。
というコトで何かとトラブル続きだった成人の儀もこれにて完了!
帰り際におなべのふたをゲットしてみんなのもとへ帰りました。行きで欲しかったな。
そしてサクサクいくとはなんだったのか、これでもオイシイとこだけ書いたはずなんだが。
ロフィのひみつ
大仕事を終えたロフィたちはイシの村へ帰ってきた。ほほ~、小さいながらもいい村じゃあ。教会と道具屋くらいならあるし、滝と小川がきれいだし、坂と石垣のカンジがたまらなく好みだよ。
村では祖父であるテオの話を聞くことができました。粉塵爆発しそうな名前。
それって16年前に川から拾い上げてくれた彼かな?そういや姿が見えないな。それもそのはず、彼はもう亡くなっているのだそうな。
なんてこったよ…あんなギリギリの状況から助けてもらったのに何もしてやれていないじゃないか。夕焼け小焼けが目にしみるぜ。
家に帰るとなぜかエマもついてきていてロフィの最新武勇伝を披露。それを聞いたペルラの締まりのない顔がピリリと引き締まって見えた。
そして意を決したように「ヒスイの首飾り」をロフィへ渡すと、16年間誰にも言わずにいた衝撃の真実を口にしたのだ!
ロフィ、あんたはね…
案外動じないロフィ。カタコトになってしまったエマ。
なんでも亡くなった祖父テオが成人したらその旨を伝えるように言っていたのだそうな。さきほどの首飾りを渡すように言っていたのも彼。
勇者がどういうものなのかはわからないが、大きな使命を背負うものらしい。そして北の大国デルカダールの王様にその首飾りを見せたときに全てが明らかになる、とのことだった。
そして急な話だけど祖父の言葉に従ってロフィは明日、この村を出てデルカダールへ向かうことになった。しばらくは会えなくなるとのこと。そんなに遠いのかデルカダール。
で、この急展開で一番ショックを受けたのはエマだったみたい。そんな…とつぶやいたっきり黙り込んでしまった。
その夜、なんだかんだ心が乱れて寝付けなかったロフィは夜風に当たりに外へ出ます。
村の広場まで下りるとそこには木を眺めているエマが。完全に告白のシーンだ。
なんでもこの木は彼女が子供の頃スカーフを引っ掛けて大泣きしているところをロフィが村中駆け回ってなんとかしてくれたという想い出のある木らしい。ロフィはその頃から勇者気質だったってワケだ。
エマはその後もポツリポツリと語ります。
ロフィはここでずっとみんなと穏やかに暮らしていくと思っていたこと。だからこそ勇者の生まれ変わりだと聞いたときはとても信じられなかったこと。
そして遠い昔に世界を救った勇者は星になって世界を見守っているのだという話をすると、それからもう一度自分で確認するように「ロフィは勇者なんだ」とつぶやいていました。
なんともまぁやるせない話じゃないですか。
村で唯一同い年の子がさぁ、ワケのわからん理由で突然いなくなっちゃう事になって、しかも世界を救うなんていう危険極まる運命が待ち構えていて、さらにそれが終わったら星になっちゃうかもしれないってんだから。勇者は立派かもしれないけどエマにとっちゃ災難でしかないよな。
いよいよ告白シーンかな。
それから「みんな心配してるかもしれないからもう帰ろう」と微かに笑顔を見せると、その後は振り返る事なく去っていきました。
その時に何か光るものがこぼれたのを自分は見逃さなかったぞ。スクショは撮り逃したけど。
告白シーンなど無かった。
旅立ちの日
夜が明けるといよいよ旅立ちのとき。パリッとした服に着替えたロフィ、男っぷりに磨きがかかったな!こんな立派な服だけじゃなくて装備を整えるためにいくらかのお金までくれたペルラに感謝。どこかのゲームの王様並のはからい。
さっそく道具屋で旅の準備をしようと思った矢先、なにやら頼みごとをしてくる村人がいました。
あのさぁ、あたしゃ今からめちゃんこ遠出するんですよ。小さい村だしそれは知ってるよね?それに他の村人はみんなロフィを見送る体勢に入っているのにあえて私に頼みごとかい?いったいなにを考えているんだねキミは。
なんてことはおくびにも出さずに二つ返事で引き受けましたとも!勇者ですから!
これは世界各地で発生するクエストというもので、ちょっとした依頼をクリアする事でちょっとした報酬をもらえるというもの。チュートリアルはまだまだ続いていたよ。
このクエストではジャンプで登れる屋根もあるということを教えてもらった。家の屋根に50ゴールドあった。ペルラ…すまねぇな。
道具屋でバンダナとたびびとのふくを買って装備は万全。毒消しと薬草をその辺のツボとかタルから手に入れてアイテムも万全。
ってコトで街の人に挨拶をして回っていたところ、エマが引きこもっているという情報を入手しました。
う〜ん、最後に会ったときあんな感じだったし、あのまま別れるのも後味が悪いからちゃんと声をかけに行こう。
そう思って村長の家まで来てみたものの、忠犬ルキがエマの言いつけで門番と化していた。今は誰とも会いたくないらしい。
ここから声をかければいいのかもしれないけど、ドラクエの主人公なので話せません。YES or NOです。
それでも気になったから窓から中を覗き込んでみました。勇者。
村の郊外にみんなが集まって見送ってくれるようです。
村長はあくまでも拾った事にしたくないらしい。これはきっとロフィのことを思ってのこと、そう解釈しておこう。
激励の他にも世界地図や馬、勇者を育てた村ということを王様にアピールしといてという頼みごとまで貰って今度こそ本当に旅立ちのとき!というタイミングで…
おお〜よかった!エマが来てくれたよ!
そんでさっきまで引きこもって何をしていたのかと言うと、お守りを作ってくれてたんだってさ!Foo!最高だなエマ!この子がヒロインじゃないのか?
絶対に元気で帰って来てほしいと言う頼みごとを受けたのでそれも快諾。縛りプレイは何も設定しなかったけど、このお守りを最後まで装備するっていうのは悪くないかもな!
かくして勇者の冒険が始まった!
まずはえーっと…パリダカール…デルカダールを目指すぞ。長い横文字は覚えるのが大変だ。エマくらいが覚えやすいよエマ。連れて行きたかったよエマ。
ということで次回はデルカダールへの道中から!
旅の写真
これが「ヒスイの首飾り」。プロローグで出て来た母親が同じようなものを身につけていた。成人の儀当日にもエマはスカーフを木に引っ掛けていた。そんであの飛んでる木はなんだったかな…誰かが話していた気もするけど、またどこかで聞くこともあるだろう。
いい感じっすよね。いい感じっすわ。
初めて見る魔物。攻撃のミスが多いけど、薬草を使うからめんどくさい。スクショまでミスってる。
実家。謎のライオンブロック。本は開いたまま収納。ペルラはO型。
今回の装備しないと意味がないぞおじさんはマノロの父親だった。母親がかわいい。
人生は筋肉だぜ!って言いそうな見た目なのに…。
次回 攻略日記02 「王への謁見」の書
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