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よぉ、チャマー共!

第一報が出たときには目を輝かせてランドセルをしょってた少年が大学受験で死にかけてる。プリプリの新社会人もすっかりくたびれてTwitterでクダまいてる。マスターソードによって封印された勇者だって大人になって目覚める…には少し短いが、とにかくそれほどの時間が経っちまったな。

だけどようやく『その時』が見えてきたみたいだぜ!あれから6年、E3に於いて「Cyberpunk2077」の最新トレーラーがお目見えだ!

今日にでもゲームの詳細が発表されると思ってたけど来ないからPVのことだけでダラダラ書くぜ!ここにしか無い情報は無いぜ!


最新トレーラー

はぁ〜もう堪んないよな。

期待しつつもなかなか進展を見せなかったゲームがさぁ、いきなり超クールなトレーラー出して来ちゃったんだから!そのデキたるや相当なモンでさぁ、もう全てのシーンが、いやもはや全てのフレームが最高にシビレるよ!

サイバーパンクものとしてこうだったらいいなを120%詰め込んだ濃密な世界感。そして漂ういい意味でチープな香り、初めて見る世界なのに誰もが知っているパンクなSF空間なのよ。

それでいてある種の安息さえ感じたね。

奇妙なことだけど「ブレードランナー」や「フィフスエレメント」というよりは「ALLWAYS三丁目の夕日」を観たときのような懐かしさというか、粗くて不安定だけどいいなって思える、そんな感覚がしたワケ。きっとここは夢にまで見たひとつの理想郷なんだな。

まぁここまでコテコテに理想的だと「○○のまんま」みたいなこと言いたくてしょうがない人もゴマンといるでしょうね。わかるわかる。

でも求めていたのはコレでしょ?いや〜間違いなくコレだろうよ!しかもここからさらに独自のエッセンスが加わる余地が多分に残されているんだから底が見えないよな。

なんであれナイトシティは思っていた以上にカンペキな形で現実のものになってくれていた。ありがとう、CD PROJECT RED。これからこの街を思うがままに探索できると思うとニューロンが焼き切れそうだ!

世界観[Night City]

Cyberpunk2077の舞台は2077年のアメリカ・北カリフォルニア自由州「ナイトシティ」。

始まって早々に井之頭五郎風の男が世紀末ヒャッハーな連中にに絡まれている。つまりはそういう街だ。全米で最も住みづらい場所、イカれた犯罪者と貧乏人であふれる掃き溜めなのだ。

公式サイトによるとこの世界の国家は権力を失い、巨大企業群がそれを握っている。どことなくAC感。

その一方でストリートではサイボーグ化した不良たちや技術オタクのネットランナー、冷血な企業戦士がうろつき、叶うことのないアメリカンドリームを追い求めている。の、だそうな。

そんなロクでもねぇ街で同じように夢を追う主人公「V(ヴィー)」となってなんやかんやするっていうゲームらしい。情報が無いからわからんけど。

Vがこの鬼の革ジャン着てる人物だとしたら周りの人と比べて特徴が薄いから、キャラメイクとかサイボーグ化なんかでカスタマイズできそうだね。元がTRPGみたいだしキャラメイクは固そう。
そんな混沌極まるナイトシティだけど、こうして電車の窓から俯瞰するぶんにはなかなかイイ街だと思うな。

ちょっとゴチャついてるけど交通網が張り巡らされて高層建築が建ち並び、随分と栄えているように見える。国家による制約がなくて企業同士が勢力を争ってるんだとしたらこんなカンジになるのかな。

で、やっぱ気になっちゃう「HOテル」の文字。一つの単語で多国籍感を出して来た。どっちかにしろナイトシティ。いややっぱりそのままでいいよナイトシティ。
日本語といえば「カラオケ」もあるね。「アイ・インプラント」なんていうソソる単語もチラリ。他のシーンで出てきた「その目で未来を」はインプラントのコピーかも、目をえぐり取られているシーンはこのインプラントだろう。重要なクエストに絡んでくる?

それ以外にも日本語がたくさん出てきたからついつい探しちゃいそうだ。ここはカリフォルニアだけど中国語とか日本語なんかのアジア系言語ネオンがバリバリ出てくるのが視覚的お約束だよね。

このシーンはちょっと中国語が少なめで空飛ぶクルマも見えないし、普通に東京みたいだ。山しかない田舎から出てきて初めて新宿に行ったときはちょうどこんな街に見えたよ。

で!

まずは日中の晴天を全面に押し出してきたことッ!僕は敬意を評するッ!

薄暗く雨でも降って煙っていれば映像的にゴマカシが効きやすいだろうに。個人的にはそれで一向に構わないし、むしろサイバーパンクといえば雨なんだからなんの問題も無いワケよ。

しかしそれをあえてしなかった!口を開けばクオリティだクオリティだと言い続けてるメーカーらしく正面から全てを見せてきた、そのように捉えるよ。

(まぁその割には人物が消失してる箇所があったりしたケド…直るよね?)

人々の生活

同じナイトシティとはいえ、その暮らしぶりはなかなか差があるようだった。

キレイなリビングでVRゲームを楽しむ少年、シュッとしたスピナーみたいな乗り物から颯爽と降りてくるキャリアウーマン風の女、高層階のオフィスっぽい場所で株式のチャートらしきものとにらめっこする男。それらは巨大企業側の人間だろう。

およそパンクとはかけ離れた、本当に理想とする未来のようだ。そこでも人々は自身の体に何かしら手を加えているようだったのが印象的。パンクじゃない未来もたっぷり覗けそうだね。
人体に手を加えているといえば、この華やかなレッドカーペットが敷かれた劇場に現れた全身銀色の女は人間?それとも今話題のアンドロイド?

電車の中で見たようなパンキッシュな人たちが熱狂している。この街のスターなのかも。荒んでる街だけどショービジネスは普通に人気があるみたいだ。
一方でこちらはストリートの生活。

特にやることもなさげに分厚いスマホみたいなものを操作したり行き交う車をながめたりしてる若者。やっぱこうじゃないとね、どうやって日銭を稼いでいるのやら。知りたいような知りたくないような、いややっぱりめちゃ知りたい!

てか左端のものはなに…ピザ?食事もここでするの?まぁ道路の真ん中を占拠してないだけ良識のある人たちなのかも。いや死にたくないだけか、国家に力が無いからな。

それと後のデカい兄さん、近所のおばあちゃんが愛用してるカートに乗ってる。あのカートがこんなに市民権を得るとは…未来はわからないな。
他にも高架下でウインナー焼きながらバスケをしたり、バーでビリヤードしたり、テラス席で食事をしたりと案外平和。

ちょっと銃を突きつけられたり夜になると血生臭いイザコザが起きたりするみたいだけど、そりゃあそのくらいのトラブルは起きるよね。この世界じゃこの程度のことは道にガムをはき捨てる程度のことなんだよきっと。
そしてイエローキャブらしき乗り物も登場。市民の足は健在だ。

抱えきれないほどの武器を持ったバトーみたいな目をしてる三人組が気になって仕方ない運転手、誰よりも早く名前が公開された彼はナーラーヤン勇。ダルビッシュ有みたいな名前だね。

モブっぽいけど運転手って案外イイ役どころだったりするから物語に深く絡んでくるのかも。てか2033年生まれか、めちゃ年下。
さらに郊外へ行くと似たもの夫婦が洗濯物干したりして暮らしてたりして。

ここら辺は彼の持っている武器以外は現代とあまり変わらないように見える。他のシーンと比べるとレトロにすら感じるね。さっきの上流階級の暮らしぶりといい、未来のテッペンからつま先まで見られそうなのが嬉しいよ。

事件?

そしてこの狂った世界にひときわ黒い影がかかるようです。

飛行機だかシャトルだかわからないが、乗客がいきなり目と口から火を吹いてもがき苦しんでいるぞ。

そしてそんな異常事態にも眉ひとつ動かさず酒(きっとそう)をあおる。悪役のニオイしかしないぜ!
こちらのエラそうなスキンヘッドの会議中にも似たような事案が発生。

これは電脳戦、脳が焼かれてるんだ!なんてオーセンティック!たまらないよ!電脳世界は現実世界以上にサツバツとしているんだな。
と思いきや現実世界も負けていなかった。

ゆったりと一服していた男に突如として襲い掛かる鉛玉!一瞬で戦場と化すバルコニー!ナイトシティの安息はこれほどまでに薄っぺらいのだという事実をまざまざと見せつけてきたぞ。

そういや最初のトレーラーではポリスが出てきていたけど今回は見当たらなかったな。コイツラか?だいたい国家が権力を失ってるのだとしたら警察なんかただの暴力集団でしかないワケで、もはや敵対することは避けられない。

悪役はさっきの飛行機の人物か、それとも国家権力か。いや、そもそも自分以外は信用するな。正義は我にあり。それがサイバーパンク。

ガジェット

無駄に長くなってきたから最後にちょっとだけきになったガジェットを。

いろんなモノが出てきたけど、何といってもコイツに心を奪われた!主人公のクルマがナイトライダーだッ!

コイツも外見だけじゃなくインテリア!走行音!バックファイア!全てがヤバいッ!お前はどれだけ私の心を叩いている!これ以上お前への期待値を上げさせるな!

きっとチェイスシーンがあって、クルマもカスタマイズできたりするんだろう。峠に生きるのもアリかもな。
そしてソンブラ風の髪型をした人物がサーチライトを避けているシーン。

ジャケットの襟の部分が光ってるのが気になるのよね。Vっぽい人物のジャケットも光っていたし、これがどんな機能を持っているのかちょっと想像がつかない。暖かそうな色合いだけど暖房ではないだろう。けどシステムの中核に絡んでるんじゃないかな。

てかもしかしてこのジャケットは主人公が着るものなのでは?ということはこの人物もV?だとしたらキャラメイクの幅めちゃ広いな!

おわり

は〜PVの事だけでめちゃくちゃ盛り上がってしまった。

これからゲームの詳細まで1ヶ月、発売まで3年かかるかもしれないけどもういくらでも待つよ。マックスの状態でナイトシティにジャックインさせてくれ。

個人的趣向の問題でウィッチャーは合わなかったけど、あの自分の意思が強く反映されるカンジは好きだったんだよな。きっとこのゲームもそうなるハズ、ああもう楽しみで仕方がないよ。

ってことで何か続報がきたらまた!

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