ドラゴンクエストXI/攻略日記15 「チャンピオン」の書

あの後スキルボードをチェックしてみたら結構SPが溜まってて、カミュの二刀流がついに解禁された!そのかっこよさ、実に5万!

同じ種類の武器しか持てないし右手の攻撃は左手の半分くらいの攻撃力だけど単純に火力が1.5倍は強い。ここからは片手剣スキルを伸ばすといいかもね。

というか今更だけど、もしかしてアニキって左利き?イイね…!

仮面武闘会・予選

カミュを鍛えても戦うのはロフィ。まずは予選からだ!

最初の相手はベロリンマン&ガレムソン。筋肉モリモリマッチョマンの変態だ。かませ感がすごい。

その感覚は間違っていなくて特に苦戦はしなかったんだけどね、ベロリンマンの既視感がようやくわかりましたよ。
ベロリンマンが眠ってしまったガレムソンのぶんも頑張ろうと分身!

そうかそうか、ドラクエ4でアリーナが闘技大会で戦ってたヤツだな!過去作のオマージュがあると聞いてはいたけど初めてそれに気づいたよ。

でもあっちだと決勝の相手だったのにこっちじゃ予選落ちですか。かわいそうなやつめ。
あとこの大会の出場者は全員連携技を使ってくるのですが、なぜかこの二人だけがムービー付きでした。最低なスクショしか撮れなかったけど。
他にも痛恨とか出してきたけどハンフリーが回復してくれるし、彼の攻撃は猛烈に強いし、しかも彼は絶対に倒れないので楽勝です。

さようならベロリンマン、経験値とゴールドはありがたく…ってこれだけ?その辺のモンスターの方がくれるな…。
試合を終えてハンフリーと喜びを分かち合っていると会場が大盛り上がり。

なんだなんだと見に行ってみると、なんとカミュが出場しているではないですか!でも観客の興味はロフィのパートナーになるはずだった女武闘家。あまりに素早い足技に相手の二人はキリキリ巻い。

って!アニキ!さっき習得した二刀流はどうしたんスか!仕立てた装備はどこ!やられちゃいますよ!
そういう悪い予感って的中するんだよね。

戦いに参加せずにニコニコしている爺さんに気を取られていたところ、アゴにサマーソルトキックを受けてダウン。アニキぃ〜…。
いい装備があるのにそれを使わず、あっさりと予選落ちしたカミュにベロニカは大激怒だ。

尋常じゃない強さだったのだと弁解するアニキでしたが、すごいセクシーだったから見惚れてたんじゃないのと反論を受け付けない。なにそれヤキモチ?ヤキモチなの?
ウワサをすれば影が立つもので、セクシー武闘家一行が通りかかった。

ちょっとだけ空気がザワついてたけど何事もなくすれ違う。ただ、すれ違いざまにひとこと「ハンフリーに気をつけなさい」とだけ囁かれた。

コレはどういう意味か。セーニャが言うには、この町で大会出場者の失踪事件が相次いでいるらしいのでその事ではないかとのこと。

そうなのかな?自分にはハンフリー自身に気をつけろって言われているような気がするんだけど。いい人を疑うクセがあるからかな…勇者の心構えじゃないぜほんと。
とりあえず様子を見に孤児院へ行ってみたらハンフリーは無事でした。

彼も失踪事件のせいでちょっとピリピリしてるみたいだったけど、快く孤児院の中へ招き入れてくれて、日が暮れるまでずーっと取り留めの無いハナシをしてくれた。思ったよりオシャベリなのね。

しかし平和な時間は長く続かない。物騒な物音かハンフリーの私室から聞こえてきた。
向かってみると窓が破られ、部屋中しっちゃかめっちゃかに荒らされていた!

選手の失踪事件とは関係無さそうだけど、やはり前回優勝者なだけあってフトドキ者に狙われているのは間違いなさそうだ。確かにハンフリーには気をつけなきゃいけないみたいだな。

仮面武闘会・本戦

孤児院に侵入した賊の正体はつかめないまま本戦が始まった。

最初の相手はビビアン&サイデリアチーム。「グロッタが誇るお色気美人コンビ」らしくって、観客の一定層はチャンピオン以上に盛り上がっていたぞ!てかそれちゃんとクジ引いたんだろうな?操作してないか?

それはともかく彼女たちは見かけだけじゃなくて実力もなかなかのもの。「おいろけたっぷりキッス」でロフィだけでなくハンフリーまで魅了されてしまったりしたけれど、そんなのおかまいナシの圧倒的なハンフリーパワーでやはり楽勝。ロフィいらねぇ…。
次なる相手は謎のブーメラン使い「マスク・ザ・ハンサム」と全く知らない人「レディ・マッシブ」のチームだ!

赤の他人であるレディ・マッシブはロフィに対してライバル心むきだし、どちらが上か白黒つけようじゃないかといつも通りのハイテンションだった。盛り上がってるな〜知らない人。
ハンサム&マッシブの茶番を見届けたあたりでハンフリーがおもむろに何かを取り出す。

コレを飲むと調子がいいんだ、なんて言ってグビッと飲み干すと何事もなかったかのようにファイティングポーズをとった。

チャンプ、それってまさかドーピング…いやそんな、観客が見ている中で堂々と飲んでるんだしきっと大会オフィシャルドリンクとかそんなんだろう。水分補給は大事だから間違いない。不正など無い。ぼくはなにもしらない。
そんでまぁ今回も楽勝なんだけど問題はソコじゃなくってですね。

おいコラお前いつの間にそんなスキル覚えとったんじゃい!ムチのスキルばっかり取っていってるだろ!スキルボードはオカマいなしか!

あ〜あ、大会終わったらシレッと覚えてたりしないかな。いやレディ・マッシブは知らない人だけれども。

仮面武闘会・決勝

チートレベルのチャンピオンがいるためアッサリと決勝進出。

相手はもちろん例の女武闘家アンド爺、その名を「マルティナ」アンド「ロウ」。アニキの仇、とらせていただきます。主にチャンプが。
ハンフリーは今回も試合前にドーピ…オフィシャルドリンクをゴクリ。

それを見た二人は何かに勘付いた!ギクーッ!こうなりゃ何か言われる前に叩く!
というワケで最後もサックリ勝利。

今回は相手が様子を見ていることが多くてなおさら簡単。でも回復したり眠らせてきたりして無駄に試合が長引いた感があったな。

そうそう、決勝だけはロフィが両方にトドメをさしたよ!さすが勇者、オイシイところは持っていく。そんな星の下に産まれてるんだよね!
そんで戦闘は勝ったんだけどイベント的にはまだ試合が続いていた。ロフィはマルティナを、ハンフリーはロウを相手にしていた様子。

マルティナはさっきヌルい戦闘とは打って変わってカミュを翻弄した足さばきをみせつけていて、ロフィは防戦一方ってカンジ。でも左手のアザを見た途端にマルティナの動きが止まりました。

ほほう、さすが仲間。何か思い当たるフシがあるってワケだな?何か言いたそうな空気が漂っていたんだけど…。
そんなスキを見逃すチャンピオンではなかった!

同じくロフィの紋章に気を取られていたロウをあっという間に倒し、ついでみたいにマルティナからダウンをとるとロフィがトドメ!

これにて決着!虹色の枝がついにこの手に!
まぁそう焦るなって、まずは表彰式だ。

やってる側としちゃイマイチ緊張感に欠ける大会だったけどいろんなキャラクターが見られて楽しかったかな。

いや緊張感はあったか、ハンフリーの尿検査をされたら優勝取り消しかもな!HAHAHA!
HA…


武闘家失踪事件

突然ハンフリーが倒れたため表彰式は後日改めて開くことに…いったいなにがあったんだろう。

まぁおおかたあのドーピング剤のせいだろうけどさ。やっぱズルは良くないよな〜、命に別状ナシということが不幸中の幸いだ。

でもトラブルはそれだけじゃなくって、その日の夜になんと対戦相手のロウがロフィたちの宿を訪ねてきた!

彼のパートナーであるマルティナが行方不明になってしまったから探すのに協力してほしいとのこと。

例の武闘家行方不明事件か、ついにマルティナが標的に…いやそれはいいんだけど私たちそんな間柄でしたっけ?あとマルティナ「姫」ってなんですか?
まぁどんな間柄であっても困った人がいたら救うのが勇者ってモンだ。

消息を絶ったのは孤児院の近くであるとのことだったので早速向かってみると、なんてこったい、孤児院の壁に大穴が!

しかも自室で休養していたはずのハンフリーまで居なくなったと子供達が騒いでいて…うわ〜イヤな予感。

でもきっと事情があるはず、というかそれはこの孤児院に決まってる。あのバカめ、とっちめて説教したる。
予感もイヤな感じだったんだけどこのダンジョンもイヤなカンジ!

そっこらじゅうにブットい蜘蛛の巣が張り巡らされる!ンモ〜!サイアク〜!とっちめる前にこの蜘蛛の巣にとっちめられるっての!

出てくる敵も「どくどくゾンビ」とか「どくろ大臣」みたいなアンデッドばっかりでいかにもジメジメしてま〜すって雰囲気だしさ〜。てかなんだよどくろ大臣って、ワイトキングの下位モンスターだから大臣か?
新しくていやらしいモンスターが出てくる中で癒しだったのがトロル。

図体はデカくて怖いが眠って麻痺ってマヌってダウン。あらゆる状態異常に引っかかりまくるカワイイやつだ。

しかも「怒りのタトゥー」とか「ちからのたね」なんかもゲットできちゃう素晴らしい魔物。こんな洞窟にいないで外に出てきなよ。

あ、メタルスライムもいたけど全部逃しました。
そんでこの洞窟には珍しくセーブポイントも回復できる施設もナシ。

それが普通なんだけどさ、今回結構優しめに作ってあるみたいだからそっちに慣れつつあったもんな。そろそろちゃんと冒険しなさい!って意味を込めた休憩ポイント無しなのかも。

まぁ回復とかできなくてもMP回復アイテムをたっぷり置いちゃってるんだけどね、巨匠は優しいなぁ。

ハンフリーの秘密

最奥部へ到着するとイベントシーン。今回やたら多いなイベントシーン。

何者かに運ばれてくる意識を失ったマルティナ。この足は…我々はこの男を知っている。
はぁ〜やっぱハンフリーだよなぁ〜!どうあがいても言い逃れできないほどハンフリーだよなぁ〜!

そして天井に張り巡らさせたクモの巣。そこからぶら下がるいくつもの糸の塊。よく見るとその中にはさっきまで戦っていたファイター達が入っていた!うぇ~ホラーだ…。

そしてハンフリーは新しい獲物を取ってきたと「アラクラトロ」様を呼ぶ。
コレがそのアラクラトロ様だ!思ったよりキモくない…よかった…。

でもやってることはだいぶキモくって、ハンフリーに誘拐させた闘士たちから「エキス」をしぼりだしていたんだって。強い人間から抽出したそれは自らのキズを癒し、人間が飲めば無敵の体になれるのだそう。

だからそれをハンフリーに分け与えることでかわりに強い人間を持ってこさせてたってワケだね。

そんで彼のキズってのは16年前に町を襲ったときのもの。その魔物たちはグレイグによって倒されたらしいんだけど、コイツはその生き残りってワケだ。

というか16年前ってことはユグノアが襲われたときと一緒だよな。近くにあったグロッタも被害にあっていたのか。そしてその魔物たちを倒したグレイグはまさしくこの町の英雄、そりゃあ町の入り口に像のひとつも建てられますわな。
孤児院のため、勝ち続けてカネを手に入れるためにエキスが必要だったのだと語るハンフリー。

知られたからには生かしてはおけない。そう言うとずっと閉じていた目を開いた。

細目のキャラが目を開くとかそれもう絶対ヤバいパターンじゃん!って思ったんだけど、ここでもエキスの影響で倒れてしまった。ハンフリーと戦わずに済んでよかった…。
これ以上は使い物にならんな。所詮は軟弱な人間よ。

そんな悪役丸出しのセリフを吐いたアラクラトロがハンフリーにかわってロフィたちの息の根を止めようと襲いかかってくる。

死ぬなよハンフリー、コイツをぶっ叩いたら説教だからな!


あ、ちなみにマルティナはこの事実を確かめるために気絶したフリをしてわざとハンフリーに捕まってたらしくピンピンしてました。孤児院のハンフリーの部屋を荒らしたのも彼ら、エキスを使っている証拠を集めてたってワケ。

今回ロフィたちを誘ったのもこうなった時の戦力として利用したってことでしょう。まったくもう…。

VS.アラクラトロ

アラクラトロは搦め手を多く使うボスだった。というよりソレ以外は特筆すべき点は無い。

そしてそれらの命中率はとても低くって、メダパニーマにかかったのはセーニャが一回。行動を封じる糸を絡みつける攻撃はカミュとセーニャが一回ずつかかっただけでひたすらミスを繰り返していた。

もしかしてマジックバリアのおかげだったりするのかな?そんな効果は無かった気がするけど命中率があまりにも低すぎる。運が良かったと思っておこうか。

それであとは、え〜っと…う〜ん、せっかくのボスだしもうちょっと何かエピソードを書きたいところなんだけど、こいつマジで何も苦戦してないな。ハンフリー勝てたんじゃないのか?
仕方ないから縛られたアニキでも載せておくか。

とまぁこんなカンジで拍子抜けするほど弱かった。状態異常に頼ってる割にはそれが決まらなかったもんな、やっぱカンダタみたいに攻撃力だけ高けりゃそれだけで強いんだよね。

説教タイム

さぁお待ちかねの説教タイムだ。

孤児院存続のため、そのために武闘会で勝ち続けてお金を稼ぎ続ける必要があったことはわかった。悠長なことをやっていられる余裕がないのもわかる。

だがなハンフリー、人という字はな…。
ん、お、そうだなロウ。

だが今は勇者が直々に人の道を説いてるところだからもうちょっと後にしてくれないか。
え!?そうなの!?

もしかしてロウが口添えするだけで孤児院に補助が出ちゃうの!?あなた何者なの!?

そして安心して人生をやり直すといい、そう語ると、ハンフリーは大粒の涙を流していた。
ということで説教は全部ロウにやられた。

それどころか彼の人脈で孤児院の劣悪な環境も多少は改善されそう。勇者にはそういうの無いからな…結局最後に人を救うのって勇者じゃないんだよな…。

まぁハンフリーと孤児院が幸せならいいか!

チャンピオン

最悪の目覚めを迎えたその日は延期になっていた表彰式の日だ。

だいぶエキスにやられているハンフリーも元気に観客の前に姿を現し、優勝賞品の授与、と、思ったんだけど…
表彰式とは本来、場が温まっている時にするもの!

そう言いだしたのはなんとハンフリーだ!そしてその流れでロフィとのエキシビジョンマッチを提案してきたのだ!

これには観客たちも大興奮!さすがチャンピオン、心得ているとジャッジも絶賛!

その盛り上がりを見て彼は「もう後には引けなくなったな」と、おもむろに何かを取り出す…。
そんな素振りをしただけ。

んもう!なんだよ!昨日まであんなにボロボロ泣いて後悔してたのに切り替え早いな!

でもその場で「もうエキスには頼らない」と言ってくれたからヨシとするか。それじゃあ正々堂々勝負開始!
そしたらまぁ〜ヒドいのなんの、予想をはるかに上回る弱さ。

彼の攻撃はヒットせず、かと思えばこちらの攻撃4発でダウン。経験値も無しだ。

あまりの弱さに観客席からもどよめきが起こる。でもきっとコレがハンフリーの目的だったんだろうな。

格闘家としての良心を取り戻した彼はチャンピオンという名誉を完全に捨て去るため、観客からも失望されようとしたのだろう。

そんな彼の目論見は、まるでうまくいかなかった。
静まり返ったリングから去ろうとする彼の背中にむけて観客席から声がかかる。

「ハンフリー、かっこよかったぞ。」

ひとたび声が上がると、それはスタジアム全体へ波紋のように波及した。

「今までいい試合を見せてくれてありがとうな!」「あんたは立派なチャンピオンだった!」

そんな風に彼を讃える声がそこかしこから聞こえてくる。
そのあとはハンフリー!ハンフリー!の大合唱がいつまでも続いていた。

この賛辞の大波を、彼はどう感じていただろう。嬉しくもあり、心苦しくもあり、とても簡単には言い表すことができない気持ちだったんだろうな。

大きな過ちを犯したことは間違いない。だけど彼は間違いなく誰からも愛されるチャンピオンだった。簡単ではないと思うけど、これからは心苦しくない人生を送れるといいな。


去り際、彼の仮面の奥がキラリと光った。確かにそう見えたけど、まぁ仮面の中の事くらいは知らなかったコトにしとこうか。

虹色の枝のゆくえ

場が十分に温まったところでいよいよ優勝賞品の授与式だ!

賞品を持ったあらくれが息を切らしてリングへ…というワケではなく
またかよー!

指の間をすり抜け続ける虹色の枝!いったいいつになったら手に入るのか!先にラスボス倒しちゃうぞ!
虹色の枝が置かれていた場所にはマスクと手紙が置かれていたらしい。

これは間違いなくロウのマスク!やったねアニキ、二人目の盗賊だよ!そして手紙には「見せたいものがあるからユグノア城跡で待つ」と書いてあった。

一緒にボスを倒した仲なんだからさぁ〜、町の外で待っててくれれば一緒に行くのになぁ。とにかく虹色の枝を持って行ったのが仲間で良かった。これでハナシが大きく進みそうだよ。
ということで今回はここまで!

どうしてもハンフリーの話を詰め込みたくってだいぶ長くなっちゃった。彼には穏やかな人生を送ってもらいたいな。ファーリス王子もそうだけど応援したくなるキャラクターが多いね。

それでは次回は故郷、ユグノアへ!


前回 攻略日記14 「運"武"天賦」の書

次回 攻略日記16 「虹色の枝」の書


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