オトギ島だより25号「イタズラな夜」

10月も下旬に差し掛かると、いよいよテレビもハロウィンに乗っかり始めてました。

島でもその雰囲気の高まりはとめどなく、今やどこへ行ってもジャックオーランタンの目から逃れることは出来ないほど。すでにパンプキングを迎え入れる準備は万端なんだけど…ウチの島ではそのチョイ前にチョイとスゴめのイベントがあるんだよね〜。


お・お・おめでと〜!

ハロウィンを1週間後に控えた10月24日。

この日はやってきたばかりの住人、こまちの誕生日で〜す!いいタイミングで引っ越してきたな、ラッキーなやつめ〜。

彼女の部屋は元々ジャパニーズスタイルで、タタミの部屋にいつもの誕生日セットが飾ってあるカンジが生々しいっていうか、親しみの湧く雰囲気で好きだな。

とまぁこんなカンジでハッピーは日ではあったのですが、コレひとつだけでスゴめのイベントとは言いませんな。お次へどうぞ~。
翌10月25日、この日はブレンダの誕生日!

なんとまぁ2日連続のパーティー、これはなかなかスゴめなイベントでしょ!え、そうでもないっスかね?それじゃあコレでどうだ!
さらに翌10月26日はロッキーの誕生日〜!

怒涛の三連続誕生日パーティー!これほど毎夜毎夜パーティーに参加しちゃうなんて、島民代表は生粋のパリピだな!自分ならさすがにもうカンベンしてくれってなっちゃうかも。

ということでチョイとスゴめのイベントのお話でした。まぁオトギ島で起こるスゴいことっていったらこのくらいよ。

プレハロウィン

28日になるといよいよ固定住人にも目に見えた変化が訪れました。

役所で働く2人からハロウィンが漏れ出しています。そのくせ話しかけても「ハロウィンなんて全然意識してませんけど?」みたいな態度でいつも通りの手続きを進めてきます。

無理しちゃって…ガマンしないでハロウィントークで盛り上がりたいぜ。どの家具が好きかとか。
商店へ向かうとこちらでも頭からハロウィンが生えていました。こちらもソレには一切言及しないまま商売を続けています。

たぬきちやしずえさんが被っていたものと違って彼らの帽子はまだ見たことないんだけど…もしかしてまめつぶ専用装備?いいなぁコレ、まめつぶの見分けもつきやすくなるからずっと被ってていいよ。


ここまでくるとエイブルシスターズも冷やかしたかったんだけれど、残念ながら9時に間に合わない日が続いてしまいました。ガーン。
で、固定されてない住人はというと、仮装したい欲をグッとこらえ、地道にアメちゃん集めに励んでいました。

上層部がウカレポンチのパッパラパーでも我々がコツコツと頑張っていれば何とかなる、そう言われているような島の現状に勇気をもらえます。当日はハジケような。

ハッピーハロウィーン!

ってことで当日~!

空が怪しげに染まれば流れる音楽も怪しげ。なんて特別感、設置しまくったカボチャが映えること映えること。取り憑かれたようにカボチャを作り続けてよかったな。

ではでは用意しておいた仮装に変身しまして、日課の水やりや木の枝拾いをこなしつつ街へ繰り出すとしましょう。こんな時でも日課はこなしてこその日課だからね。
第一ハロウィンびとはロッキー!

しかしよりにもよって物置の前で出会ってしまった、背景がイマイチだな…もうちょっと映える場面まで隠れて移動するべきだったか。

そんな自分のことなどお構いなしに可愛いドラキュラからアメちゃんの要求だ!ハハハまぁ待てそう急くな、この日のために15ものアメちゃんを仕入れておるゆえ。そうして期待に応えてあげると彼からはハロウィンなガーランドを頂戴、なるほどこうしてハロウィン家具をゲットするのもこのイベントの醍醐味ってワケだ。

ちなみにアイリス・ライオネル・こまちの三人は自宅待機でアメちゃんを配っていたからあんまり買い込まなくてもよかったのかも。あれ、マーガレットもアメちゃん準備してたけど…彼女は仮装の誘惑に勝てなかったか。
そして待望の「おどかす」リアクションもゲット!がお〜!

コレを待ってたんスよ〜、告知ムービー見た時からコレが欲しかったのよ〜。どれどれ、アメちゃんを配るだけじゃなくって脅かす側にも回ってみますか〜。

そうだな、まずは…。
お前たちからじゃ〜!

…あれ?驚いてない。どころか反撃されてる。アレか、トリックオアトリートの選択を迫らないままトリート的なことをしたことが逆鱗に触れたか。島唯一の商人の機嫌を損ねると暮らし辛くなりそうなので早々に切り上げました。
その後はアメちゃんを貰いにくる島民に対して試してみますがそのたびに反撃をもらってしまいます。

かくなる上はと一番ノリの良さそうな島のアイドルしずえさんに甘えたおどかしをかけますが、掃除に夢中で気づいてさえくれませんでした。

くっ…このままでは自分はただのアメちゃん配布マシーンだ、平和なハロウィンに一陣の恐怖を吹かせたい…そんなチカラが欲しい…!
そんな願いを叶えてくれたのが我らがパンプキング様だ!

第二のリアクション「こわがらせる」を授かって攻撃力が倍増!これならイケる…!見ていてくださいパンプキング様、ロリポップをよこさない島民をこの技で恐怖のどん底に叩き落として参ります!
孤立した島民、ヨシ!郊外の荒れた道、ヨシ!怪しく光るジャックオランタン、ヨシ!完璧なシチュエーションからウォ〜!

しかし相手が悪かった。ナターシャは普段からリアクションに対する反応が薄いオトナな子だった。クールな視線を突き刺されたうらしまはそそくさとその場を後にした。
順調に集まるハロウィン家具、ロリポップ、そしてレシピ。

一方で怖がってくれる島民は誰ひとりいませんでした。まぁこの島でみんなが怯える存在っていったらタランチュラとサソリとハチくらいだもんな。触ったらアウトくらい危険じゃないと怖がってくれないんだろう。アメちゃんいる?
平和なお祭りは続き、一通りの家具やレシピはゲットしたのか住民たちはもう渡すものが無いと見え、アメちゃんのお返しにカボチャをよこすようになりました。自分はカボチャ農家なのでカボチャを貰っても持て余してしまいます。

それならと、最後はみんなにトリートせずトリックしてもらうことにしました。要求を断られたブレンダは待ってましたとばかりにイタズラ開始!
うぉお!スゴい!

一瞬にして全身と瞳を緑に!おまけにフェイスペイントまで施されてしまった!コリャ早いうちにやってもらった方がもっと楽しめたかもな〜、特にフェイスペイントなんか自分じゃ描けないし。絵がうまい〜。

ちなみにこの肌や瞳の色を元に戻すためのもくせいテーブルミラーも貰えました。イタズラのアフターサービスだそうです。優しい…こんなに優しい住民たちを驚かせたり怖がらせたりしようとしていた自分が間違っていた…心を入れ替えて甘んじてイタズラを受け入れよう。
ってコトで住民イタズラコレクションです。

これはレイコによるイタズラ、青い肌に赤い瞳がカッコいい。フェイスペイントはツギハギでイメージ的にはフランケンシュタインの怪物かな?
こちらはレイニー作。

緑の肌は彼女とおそろい。口元がシワシワで、目の色とあいまってなんだかめっちゃ老けたカンジ。
ロッキーも自分の肌色と合わせて真っ白にしてきた。

黒い髪に黒いアイマスクをつけているせいかロッキー感がとても強い。ただ、彼のサングラスの奥は見たこと無いんだよね…緑色なのかな?いつかメガネをプレゼントしてその目を見てみたい気もするけど、それは一線を超えているような気もする。
それとパンプキングも直々にイタズラしてくれたぞ!

さすがハロウィンの王様、いい仕上がりだな。傷跡のフェイスペイントと黄色い目が強そうだ、ハロウィンのリアクションがよく映える〜!

と、この辺までやって、あとは残ったアメちゃんを配りきったりもらった家具を飾ったりしてのんびりと過ごし、よきところで帰路につきました。家に帰って静寂に包まれても、耳の奥にはまだ喧騒が残っています。

なんだか寂しいけれど、明日にはジャックオランタンを片付けないとな。でも少しは残したいな。3×3マスの巨大な馬車をどこに置こうか。そんなことを考えながら特別な夜はふけていきました。

思った以上に楽しかった…おやすみ…。
次の日。普通の日。もうハロウィンじゃない。

それなのにこの格好で出てきたときはなんだか恥ずかしかった。お祭り気分が全く抜けていない、ちょっとイタい人だ。住人にみられる前にメイクを落とそう。ブレンダのアフターサービスで。

といったところで今回はこのへんで。11月はまたのんびりかな〜。ってかもう11月か〜。




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