なかなか姿を表さないもんだから「王子に恐れをなして逃げたということにして帰ろう」とかなんとか言ってるけどさぁ、そんな事を言うと突然襲われるのがお約束なんだぞ!こんな所にいられるか!オレは部屋に帰らせてもらうぜ!
VS.デスコピオン
ほーら出た!地鳴りとともに砂の大地が盛り上がり、禍々しいサソリの…サソリ?これサソリ?カマを持ってるし、やたらでっかいな。
自分はてっきり「おおさそり」みたいなのが出てくると思っていたよ、なかなかボスらしいモンスターじゃないか。いやこれサソリか?
サソリの真偽はともかくどう見ても硬そうだったからまずはベロニカがルカニをかける。まぁ硬い硬くないに関わらず基本か。
その効果はテキメンでご覧のダメージですよ!魔法の方はメラかヒャドか悩んだけど多分メラが正解だったっぽい。
ただジバリアは効果がイマイチだったからカミュはスリープダガーを中心に。一度だけ眠らせたけど、ヒュプノスハントを使う前に起きてしまった。残念。
相手のツメを振り回してくる全体攻撃は回数は多くても一発あたりがかなり弱くて、なおかつシルビアも吸ってくれるから大した脅威じゃなかった。
でもコイツの通常攻撃は痛恨率がバカみたいに高い!というか100%なんじゃないか!?いちばん丈夫なロフィでさえこのダメージ、ベロニカは常にまんたんにしておかないとヤバいよな。
命中率低下をともなう砂のブレスや全体を混乱させる光といった搦め手も使ってくる。そりゃあただの兵士じゃ太刀打ちできないハズだよ。
そんなこんなで今までのボスとは一味違う強敵だったけどまだ余裕があるカンジ。
痛恨の一撃に備えてしっかり回復を回しておけばやられることは無い、シルビアの助力もあったしね!
カミュも言ってたんだけど、やっぱ王子の手柄を国民に見せ付けるためなのかな。もしそうなら王様もなかなかオカシイぜ。
これは自分の手柄だと伝えるようにと兵士たちに言いつけ、意気揚々と帰国しようとする王子。
そこへシルビアが声をかける。このままじゃ何も変わらないだろう、期待に応えるためだと言い続けて生きていくのか。
虹色の枝をぶら下げられている自分たちには絶対に言えないことを言ってくれた!
とはいえ王子だってそう簡単に変われないのだ。それはわかる。でも変わって欲しい。いつか本当にどうしようもなくなってしまう前に。なにかキッカケさえあれば化けるかもといシルビアも言っていたし、なんとかなりそうな気はするんだけど。
それにしてもアレだな、なぜかおせっかい焼きたくなるんだよなこの王子。それもまた人望なのかな?
とりあえず自分たちも帰るかというところであっさりとシルビアが離脱。
あれ?この流れで仲間になるものだとばかり…。
ビーストモード!
ロフィとカミュがゾーンに入ったままデスコピオン戦を終えたので、試しにワイバーンドッグに挑んだらセーニャもゾーンに入ってくれた!クエスト達成チャンス!大魔道士降臨を見てみたい気持ちをグッとこらえてビーストモード承認!
まずはロフィとセーニャが息を合わせて光の球を飛ばす。この二人に共通するものといえば…ホイミ系の何かかな。
なぜか高い崖の上に立つカミュがそれを受けると黄金のオーラがほとばしり、さながらスーパーサイヤ人といったところだ。ホイミ関係なかったわ…。
ただ「ビーストモード」というだけあってカミュに自我があるのかちょっと不安。
両目が真っ赤に光り、人のものとは思えない雄叫びをあげると、月にオオカミのような文様が浮かび上がった!
ははぁ~コレはたしかに夜のほうが映える技だな、昼間はどうなるんだろう。
何が起きた!?
みたいな顔してるけどお前らがやったんやろがい!何をしたのかこっちが聞きたいわ!
スーパーサイヤカミュはロフィたちのもとへ舞い降りると再び咆哮。
荒ぶるカミュと対照的なロフィとセーニャの嬉しそうな顔よ。もしかしてカミュってイジられやすい体質なのでは。
それでも戦闘能力は超ヤバい!
ビーストモードの前に眠らせてあったので流れるようにヒュプノスハントが炸裂!
見たことも無い特大ダメージで痛烈!一閃!強敵ワイバーンドッグを一撃の元にねじ伏せた!
おかげで2回行動は試せなかったがコイツはヤバいぜ、これで二刀流になったらどうなっちゃうんだ!やっぱりアニキが最強!
騎士の心
ビーストモードで盛り上がっていたロフィ一行であったが、サマディー王国でもファーリス王子の凱旋に大盛り上がりだった。相変わらず調子のいい事を言って自分を偽る王子。なにかキッカケさえあれば…、しかしそのキッカケは意外と早く訪れた。訪れてしまった!
捕獲したデスコピオンが拘束を破ったのだ!
だから倒しとけって言ったのに~。王子見たさに集まった国民も大パニック、えらいこっちゃ。
しかし国民たちはすぐに立ち直る。なんたってデスコピオンを捕獲したファーリス王子が目の前にいるのだから!
王子王子の大合唱で、これから始まるファーリスのデスコピオン討伐ショーが楽しみでならない様子だ。
そして王子の実力を信じてやまない王様も早く倒してしまえと囃し立てる。あっという間に追い詰められて、もはや誤魔化すすべなど無くなってしまった王子は…
ようやく言えたな。王様は突然の告白に理解が追いついていないようでポカーンとしてた。
本当はずっとこの一言を伝えたかったんだろうに、まったく不憫というか不器用というか、変な意地の張り方しやがってさ。
と、ちょっとシンミリしたいところだけど状況は切迫している。ギチギチに縛られていたデスコピオンは今にも王子に襲いかからんとガナリ立てている。
しかし王子はしょんぼりしちゃったままだ。ここままでは王子のみならず国民まで巻き込んだ大惨事に…。しかしそんなドンヨリとした空気は一気に引き締まる。
「騎士たる者!」
どこからか響く声。騎士道の誓いの一節だ。
「信念を決して曲げず、国に忠誠を尽くす…」
反射的に続きをつぶやく王子。驚いた様子で声の主をさがすと…。
やはりシルビア!
「騎士たる者!」そう誓いの続きをうながすと、王子も「どんな逆境にあっても正々堂々と立ち向かう!」と応えた!
背筋を伸ばし、まっすぐにデスコピオンを見据えると、ガムシャラに立ち向かったのだ!
正直ブザマな戦いかただった。剣に振り回されているばかりで攻撃は通らない。すぐに武器を折ってしまった。
しかしそれでも王子は巨大な魔物に挑むことをやめなかった。折れた剣を必死に振り上げて斬りかかる!
ウマもダメ。戦闘もダメ。
だけど騎士の心だけはしっかりと持っていたんだな!
彼も心の底では立ち向かいたかった、誇り高き騎士の国の王子でいたかった、それが今この土壇場で芽吹いた!彼こそ勇者!サマディーの王子だ!
しかし力の伴わない勇気はここまでが限界、巨大なツメが王子に迫ったそのとき!
サマディーに吹く熱風!シルビアの剣が走る!
先の戦いで手負いのデスコピオンはただ崩れ落ちるのみ。こりゃあサーカス・ウマレースに引き続き第三次シルビアフィーバーの到来だな!
虹色の枝
っつーことがありまして、ファーリス王子は今までのことを全て両親に打ち明けました。両親も両親でそれをちゃんと受け入れて、ちゃんと見ていなかったかもしれないと謝罪の言葉まで口にした。なんだなんだ、ちょっと暴走気味だっただけでいい人たちじゃないか。
そんなちょっとした和解ムードで雰囲気がよくなったところで王子が虹色の枝の話を切り出す。グッドタイミングだ王子、外交面では期待ができそうだな。
ロフィたちにはそれはもうお世話になったワケだし、そりゃあ王様だって二つ返事でハイハイと
はあああああああああ!?売った!?国宝を!?
聞けば先のファーリス杯を盛大に開催するためにお金が必要だったからというしょーもない理由、ば…バカ親め…!
それを聞いて一番取り乱したのは王子だった。だってそうだよね、手元に無い虹色の枝をエサにして散々ロフィたちを振り回してきたことになるんだから。本当に知らなかったんだと親の前にも関わらず再び土下座。こんなに土下座する王子はなかなかいないよな…。
あまりの申し訳なさに王子はサマディーの騎士が訓練に使っているという「ボウガン」を譲ってくれた。
申し訳ないと思って、訓練用のボウガンをよこす。意味がわからん。めちゃくちゃテンパってるなコイツ。
ということで、なんと虹色の枝は手に入らなかった。
しかし枝を売った商人は「ダーハルーネ」という街に向かったことだけは分かったから、失われし枝を求めて旅は続く。
と、こんなところでサマディー王国のお話はひと段落、チャンチャン。
シルビアさん
物語がひと段落したので王子が引くほど遊びまくりました。ウマレース、なかなかハマるぜ。そんな中で国民の話を聞いて回ると、シルビアは既に旅立ってしまったらしい。仲間になるかと思ったけどあの人は旅芸人だもんな、縛られたくないのだろう。
シルバー杯の難易度高い方で称号をもらおうとしたけどいい加減に日も暮れてきたので旅立つことに。
するとどこからか声が!って、サマディーでどこからか声が聞こえたらシルビア。もう覚えた。あ〜またあんなに高いところに。
で、やっぱり仲間になったよ!よっしゃ!
彼は世界一大きなホールを建てて、そこで世界中の人を笑わせることが夢なんだって。
そこで邪魔になるのがみんなから笑顔を奪う邪神、だからそいつを倒したいっていう目的は一緒ってワケだ。あの話を丸々信じてるんだな。
あれ、でもロフィ的には邪神を倒すのが目的じゃないよな…?自分自身の謎を解きたいというか、そんなカンジだから邪神は倒さないかもよ。倒すんだろうけど。
ま、なんであれ仲間が増えるのは頼もしい限りだ。シルビアは剣とムチを扱える前衛タイプ、ベロニカと入れ替えつつ使うといいカンジにMP温存にもなるんじゃないかな。
そしてシルビアの頼もしさはそれだけじゃなかった!
商人を追ってダーハルーネに向かうと伝えたところ、その商人はもう海に出ているかもよ?どうやって追うつもりなの?との問い。
ロフィたちは答えに困ってしまったが、なんとシルビアは自分の船を持っていると言うではないか!まさかの助け舟!彼はアホみたいにお金持ちだった!
そして当たり前のようにその船を使わせてくれるという。レジャーで使うわけじゃないのに、器のデカいやつだ…。
そのデカさからかベロニカはシルビアのことを「シルビアさん」と呼ぶ。
ロフィのことは「アンタ」って呼びつけたりそもそも呼び捨てだったりするのに…聖地ラムダの使者よ、シルビアへの敬意を少しだけ勇者に回しませんか?無理か~、ロフィが持ってる乗り物は馬だけだしな~、船買うか~。
過ぎ去りし過去と虹色の枝、そして仲間からの人望を求めつつ、次回は港町ダーハルーネへと向かいます。
旅の写真
なんだかんだハッピーエンドを迎えたサマディー王国編。これからはファーリス王子もしっかりと訓練をして立派な騎士の国の王子になってくれることだろう。
いつでもチカラになるからな!って言ってたし、いつか成長した彼の姿が見られる日がくるのかな、楽しみだ。
貰ったボウガンで「ボウガンアドベンチャー」なるものをやってみろと言われたんだけど、「世界各地にあるマト」というのがなんなのかわからなかった。
でもシルビアの性能チェックがてらブラついてたときに気がついたぞ!ナプガーナ密林なんかで見かけた標識みたいなアレがボウガンのマトだったみたいだ!
各地方に5つずつ設置されているこのマトを打ち抜くと景品がもらえるのだそうだけれど、サマディー地方のものは2つしか見つけられなかった…。
ウマレースの景品として手に入れた聖騎士のよろい、カッコいいぜ!
性能面も素晴らしく、今まで装備していたうろこの鎧+3を20ほど上回る圧倒的な防御力!ついでに魅力も20以上アップした、カッコいいもんな!
あとはあのフルフェイスのカブトも欲しいな、でもロフィは顔がいいからこのままでもいいかな。
こちらはシルビアのきょくげいスキル「火ふき芸」。消費MP4とメラよりちょっと重いけど威力もちょっと高めになりやすいランダム3回ヒット。
他にもデスコピオン戦で大活躍した「ツッコミ」は混乱だけでなく麻痺・眠り・魅了まで治してくれるし、呪文もリジェネのような「リホイミ」、バイキルトの全体版のような「バイアシン」を使えるなど旅芸人らしい器用さ。
しかもゆくゆくはこちらも二刀流ができるらしい。まだちょっと装備が整ってないシルビアだけど、揃ったらカミュの一軍の座が危ういのでは…?
前回 攻略日記10 「ファーリスジョッキー」の書
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