ドラゴンクエストXI/攻略日記34 「悪夢ふたたび」の書

彼の意識が途絶えたせいか、今まで見えていた光景が消え去って完全な闇に。

見えるものは目の前でうずくまって何かをしている魔物だけ。どう見てもコイツが今回の黒幕なんだろうな。


オードブルはフルコースの後で

その魔物はなんとも恐ろしいビジュアルだ。

短い紫毛が生えた背中には禍々しい文様。2対の腕にコウモリの羽、尻尾は獅子だろうか。いわゆるキマイラといったカンジの魔物は倒れたアーウィンからあふれ出る霧のようなモノをうまいうまいと吸い込んでいる。

ヤツは食事をしながら自己紹介をしてくれた。名前は「バクーモス」、絶望を喰らう者。なんでもアーウィンの悪夢は絶品のフルコースらしくって、何度も何度も繰り返し悪夢を見させては16年の間ず〜っと食べ続けてきたらしい。一途だな。

というかもしかしてアーウィン生きてるのか?
そしてヤツが振り向いてロフィを見据えた!

あれ?急に愛嬌が出たな。 たしか始祖の森にお仲間がいたけど、なんか怖くなりきれてないんだよな〜このモンスター。やってることは拷問めいててエゲツないんだけど。

そんでヤツはそろそろ違う味を試したくなっていたらしい。やっとですか。ということで狙うはロフィの絶望!猛烈なおたけびを浴びせかけると、ロフィのトラウマが蘇る!
それはもちろん命の大樹での出来事。

あの時の様子がフラッシュバックする中で、ロフィがどれだけ無力だったのかをトツトツと語ってくる。

勇者の力を奪われて魔王を誕生させ、それによってこの世界は壊れたんだぞ。オマエは何も守れなかったし世界を救う事はできなかった。それは無力な勇者の罪だと。

ハァ〜〜〜、バカ言ってんじゃないよ。元はと言えばお前んトコのボスの罪だろ、犯罪者らしい理屈だな。警察と勇者はヒマな方がいいんだよ。
とはいえロフィにとっては深刻な心の傷はワケで…いつの間にかまた眠ってしまっていたロフィ。

もしかして今までの出来事はこの状態で見せられていた夢のようなモノだったのかな。いちおう気絶とはカウントしないでおこう。

そしてここでまたあの声が聞こえてくる。

ロフィの中にある輝きは決して消える事はなく、この世を再び照らすために目覚めの時を待っている。闇を滅ぼすことができるのは勇者であるあなただけ!

さぁ、目覚めなさい!
カッと目を見開くロフィ!

それと同時に彼の体が輝き出し、それは外の世界まで溢れ出して暗闇をまばゆく照らし出す!

その光は暗闇に住むバクーモスを怯ませるのには十分だったようで、ロフィは嘆きの騎士の中から脱出することに成功!
そんで戻ってきた時のロフィときたら!勇者感がスゴい!過去最高の勇者っぷり!

仲間たちのキャラが濃いから存在感薄めの彼だけど、たま〜にこうやって勇者アピールしてくれるのがいいよね〜。
ロフィの光によって居場所を奪われたバクーモスもこちら側へ飛び出してきていた。

ロフィの悪夢を食べ損ねたことにたいそうご立腹のヤツはここにいる全員をオードブルにする気らしい。食べ物の恨みは恐ろしいな。見た目はなかなか笑えるんだが。

VS.バクーモス

見た目が笑えても使ってくる技はなかなか笑えない。

開始早々に使ってきた「悪夢の吐息」が厄介すぎる。全体に70ほどのダメージをばらまくだけなら問題ないんだけど、呪文の威力と回復力を下げるという独自の効果を持った技だった。

回復力も下がっちゃうのがなかなかに苦しくって、普段なら200回復してもおかしくないロウのベホイムが130程度。ベホマラーは80程度の回復量にとどまってしまってなんとも息苦しい。

ロウだけなら「しんぴのさとり」で打ち消すことができるんだけど、相手は「ドルモーア」というドルマ系の最上位っぽい呪文で単体に120くらいダメージを出してくるから回復の手を休められないんだよね。悪夢の吐息は毎ターンのように使ってくるから結局回復力は下がっちゃうし。
こちらの攻め手としてはやはりロフィのはやぶさ斬りが中心。

いつものピオリムとバイキルトをシルビアからもらい、今回はロウが忙しすぎるのでグレイグのかぶと割りで守備力をダウン。グレイグにもバイキルトが欲しかったけどその前にシルビアが眠らされてしまった。

実は「シルビアが眠ってしまったこと」が最大の痛手。呪文ではない回復手段「ハッスルダンス」が使えなくなっちゃったんですよね。呪文の回復力に影響を受けない技なので、終盤に彼が起きてからは回復が安定して順調にダメージを重ねていきました。
そして相手の名前が赤くなったところで連携チャンス!しかもグランドネビュラ!

アーウィンの弔い合戦をロフィとロウの合体技でキメられるなんて最高のクライマックスじゃないか!聖なる光をまとった心の刃が忌々しい父の仇を貫く!
うぅん…倒しきれなかった…。残りはシルビアがサクサクっと突っついて勝ちました。

なんというか、アンパンチを受けたバイキンマンが吹っ飛ばなかったようなやるせなさ…格ゲーの必殺技で倒しきれずに小パンチで決めたようなもどかしさ…くちおしい…。

親離れ

バクーモスが消滅すると嘆きの騎士の内側から光が溢れ出し、あの頃のアーウィンが戻ってきた!え、やっぱりまだ生きてるのか!?

彼はロフィの眼差しだけで息子だとわかったらしい。赤ちゃんの頃しか知らないはずなのにスゴいな…。なんにせよ父を救ったのが子っていうのがなんともグッとくるシチュエーションじゃないか、力がなくてもやっぱり勇者の資質があるんだよロフィは。
そしてここでも例の声が聞こえてきた。

声の主はやはりエレノア。彼女の言葉を聞いたアーウィンの体は光の玉となり、愛おしそうにロフィの周りを一周すると天へ昇っていった。

その後は声だけが聞こえてくる。困難があってもまっすぐ進め、希望の光が導いてくれる。そして最後に大好きだと伝えると声は聞こえなくなった。

別れの余韻に浸る面々。しかしそこでシルビアが何かに気がついて声をあげた!
それはロフィの勇者の紋章!いつの間にか輝きを取り戻しているではないか!

ロウが言うにはアーウィンとエレノアが勇者の力を蘇らせてくれたらしい。理屈はわからんがやっぱり彼らが勇者を生み出したワケだし、そういうこともあるのかもな!
世界を救う力が戻ってきた。2人がいる空を見上げて決意を新たにするロフィ一行。行こう、真の勇者ロフィ!

こういうシーン、いいよな。いかにも王道ってカンジで、いいよな。地下だけど空を見上げて、いいよな。
で、スキルパネルをチェックすると以前よりも数が増えた勇者スキルが!真の勇者になったってコトだよこれは!

というか勇者スキルが解放されるなら両手剣スキルを取ってる場合じゃなかったわ…どうしよ、一度スキルリセットしてみよっか?

グロッタの魔物

一旦物語が落ち着いたので、とりあえずマルティナがいるであろうグロッタの町へ。すると町の真ん前にこんな壊れた遺跡みたいなものが出現していました。

グレイグは「今はこんなところに寄ってる場合じゃないだろ」とド正論をかましてきたが、無視してちょっと調べてみるとどうやら「時空」に関係のある場所らしい。

ま、つまり何もわかんなかったってコトなんだけど、サブタイトルの「過ぎ去りし時を求め」るのに重要な役割を持ってそうだ!
町へ入るとまずはグレイグの像が見えて…ってアレ!?なんか手を加えられてる!

なんだあの締まりの無い顔は、アタマとカラダが噛み合ってないぞ。当のグレイグはカチンと来たんじゃないかと思ったけどスルーしてた。感想聞きたかったな。
グレイグ像の変貌ぶりに戸惑っているとさっそく魔物がお出ましだ!

しかし様子がおかしい。争う気はないらしく、物腰柔らかにロフィたちを歓迎してくれた。彼が曰くアレは六軍王の「ブギー」の像だそうで、闘技場をカジノに変えて楽園としたそうな。ロフィたちもゼヒ寄っていってねとのこと。

六軍王っていうくらいだからシバかなきゃならないんだけど、なんか調子が狂うな。ひとまず町の様子を見てみよう。
ということで一通り見て回ったがココには魔物の姿しかない。

でもどいつもこいつも荒っぽいながらも気のいいカンジで、店も魔物が営業していた。売ってるものもすごく良くって賢者の杖を買っちゃった。

もしかしてメダ女みたいに共存関係を築いたのかな~とも思ったけど、人間の方は全然見かけなかったんだよね。
ここはハンフリーに話を聞くべきかと孤児院へいくとソコでようやく人間に遭遇。

しかし彼の姿はなく、ここにいた人々は魔物から逃げてきた人ばかりで全く幸せではないようだ。早くも共存関係説は消えたな。

なんでも命の大樹が落ちたあの日、魔物たちが大挙して押し寄せて町を占拠したらしい。ハンフリーはじめ一部の闘士たち、そしてマルティナは彼らを追い出すべく出て行ったらしいが帰ってこないそうな。またグルグル巻きにされてるのでは…?

孤児院は聖なる力で守られているから今は大丈夫だけど、それでも絶対に安全とは言い切れないし食料もいつ底を尽きるかわからない状況。

こりゃあ実は魔物たちはいいヤツだったみたいなパターンはなさそうだな。行方不明のマルティナたちも気になるし、早く親玉を叩かなくちゃ。

極上の悪夢

兎にも角にもカジノに行かなければ話が進まないらしい。

それでどうにも怪しいVIPルームへ向かうにはスロットをプレイしなければいけないみたいだ。

まったくしょうがないな…これが世界を救うためってんならしょうがない…世のため人のためにスロットに興じるとするか。
しかし手持ちが1700枚くらいしか無いのに10,000枚もするラブリーエキスを要求するなんて、結構キツイよなぁ。そんなにコインがあったらもっと別の賞品も交換できるのに。というかハテナは何なんだよ気になるじゃないか。

そんなグチを予見してか、なんと全ての台がオススメ台になっていたのでとりあえず10スロを回していると…。
なんだこりゃあああああ!!!

父と母に見守られている真の勇者の本領発揮か!なんか凄そうなアタリを引いたぞ!

さらにそのボーナスタイム中にさらに「しもふりチャンススーパー!」だのなんだのでジャンジャカ当たって当たって当たりまくり、所持コインが一気に5万枚を超えた!バカヅキ!

もうラブリーエキスは楽勝で交換できるが、これだけコインがあれば…ということで一旦セーブ。そしてついに100枚のマジスロをプレイすると…。
こっちでも出た〜!!ヤバい!今日ツキまくってる!ねらい目の台ってスゴい!

そんで20万枚に達したあたりでもう一回セーブのために外に出たあたりで急に冷静になったんだよね。こんなにツキまくることなんかありえないって。

なんたって魔物が経営してるカジノだし、何かあるんじゃないか?ドラクエって日本昔話的なハナシ結構あるからね、欲をかいたらかいただけ痛い目見るとかそんなんありそうだな~。

でも実際コインは出てるんだよな…今回はココで稼げるから景品がソコソコのモノなのかも?

とにかく痛い目見たくないからこのへんでやめとこっかなって思ったんだけど、どうしてもハテナの景品が気になったのでオートプレイで放置。

その間にミリシタでイベントのポイント稼いだり、久しぶりにメダロットクラシックスやったり、ここまでの文章を書いたりして過ごしました。

そろそろいいかな。結果的に1時間半くらいで200万枚を稼ぎ出したみたい。やっぱありえねぇ…けどとにかくコインは貯まった!ハテナと交換です!
悪夢だ…いやだいぶ笑えたが…。

なんだかトルネコの話を思い出したな、はがねのつるぎがひのきのぼうになる町はなんて言ったっけ。

まぁいいか、ラブリーエキスは使えるアイテムみたいだし、メダロット楽しかったし。コインもだいぶ減らしたからそこまで痛い目は見ないだろう。痛い目といえばもう少しでツイッターに大当たりのスクショをアップするところだったよ危ない危ない。

それでは次回はVIPルームに行きま~す!


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