ファイアーエムブレム 風花雪月/攻略日記20「燃えるガルグ=マク」

あ〜あ、空は青い。山はデカいし、風に乗ってくる草花の香りが心地よさそう。

もうそれだけでいいのに、どうしてこんなコトになっちまったんだろうね。

獅子身中の虫

なぜ裏切ったエーデルガルト!

その場に現れるハズのない人物の登場に、ベレトもクロードも動揺を隠せない。もちろん自分も。

毅然としているのはレア様のみ。迷いなくベレトに彼女を斬るように命令すると、いつにも増して苛烈な言葉でエーデルガルトを糾弾します。

叛徒、フォドラの災厄、その罪は煉獄の炎に焼かれようと全ての血を流し尽くそうと消えない…なんでこんなセリフがアドリブでスラスラと出てくるの?悪口温泉かけ流しなの?
しかし、フォドラの最高権力者と言っても過言ではないレア様からここまで言われてもエーデルガルトは動じなかった。

次に会うとしたら戦場ね。そうベレトに別れを告げると、腹心ヒューベルトを呼び出しワープでその場を去った。死神や炎帝をワープさせていたのは彼だったのか、地道に頑張ってたんだな。

にしても、「目的を果たした」っていうのが引っかかる。目的は紋章石だったハズだが、全部守ったから果たされていないと思うんだけどな。強がり?
ともあれ聖墓は守り抜かれ、敵の姿も見えてきた。

ただ見えたものがあまりにもマズい。帝国が修道院を狙っていて、さらにそれを主導するのがよりによってエーデルガルトとあっては静観できるハズもなし。今後の方針を立てるために一旦修道院へ戻るコトになった。

結局儀式らしい儀式も出来なかったし、レア様の目的もわからずじまいだったな。そんなことを思いながら帰路につく。

そんななか一人立ち止まったクロードは予感していた。動乱の時代を。

動乱の炎

予想的中!即動乱!

正確な時期は不明だが、聖墓の戦いからそう間をおかずにそれは起きた。アドラステア帝国が帝都アンヴァルの宮城(きゅうじょう)にて、“皇帝”エーデルガルト=フォン=フレスベルグ、宣戦す!

相手はもちろんセイロス聖協会およびそれに肩入れする諸侯だ。なんと彼女は父を退位させて自らが皇帝になってしまったのだそう。とんでもねぇ思い切りの良さ、消防ホースでビルから飛び降りるトムクルーズ並み。

で、そもそもどうしてここまで聖協会に反発しているのか。彼女の言い分としては、

  • 教団はフォドラを支配するために教義を利用している。
  • 帝国を分裂させて王国と同盟を生み、それらを争わせて民の安寧を脅かすことで自身の権威を保とうとしている。
  • そうして救いを求める者から金をかき集めて贅を尽くす偽善者たちが気に入らない。

だからそんな信仰は打ち砕く!

というもの。ってことは、最終的な彼女の狙いはおそらく三国の統一。言ってしまえばフォドラの征服か。

とは言っても、確かに教団はうさんくさいけれども…支配するために教義を利用してるかと言われると、それは違うような気がするんだよな。みんな一生懸命働いてるよ。

それに三国に別れた経緯は、まず帝国の内ゲバを教団が仲裁して王国が誕生。その最初の王が崩御した時に3分割統治したことが同盟の誕生のキッカケになっているけど、ソレに教団は関わっていない

贅を尽くしてる偽善者がいるかどうかはわからないけど、全体的に言ってることが的を射ていないカンジなんだよな〜。

個人的に教団の肩を持つ気はサラサラ無いが、なんか変なこと吹き込まれてない?無意味な戦いが起ころうとしてない?
意味があろうが無かろうが世界はもう動き始めてしまった。

帝国と聖教会が対立するとなれば王国と同盟も無関心ではいられない。中立を決め込むのは不可能だろう。

そして貴族を親に持つ生徒たちも、その貴族の選択によって立場を決められる平民の生徒たちも、諸侯の選択によっては敵同士になるかもしれない。対抗勢力によって故郷が滅ぼされるかもしれない


そうか、終わったんだな。みんなに教鞭をふるったり、模擬戦でワイワイやったり、賊を倒すだけでショックを受けたり調子に乗ったり。そんな学園生活は終わったんだ。これからは戦争だ。

孤月のような

人々が一年の終わりを思い偲び、それぞれの道を歩いてゆくころ。なんだか今節の絵はずいぶん寂しげだ、これからのフォドラを暗示しているかのよう。

ちなみに3月は15日から始まったので、イグナーツの誕生日である14日は飛ばされました。寂しいね。

追い詰められたガルグ=マク

3月17日。

帝国への動きを探っていたシャミアの報告によると、本軍およびエーデルガルト軍は2週間ほどでガルグ=マクに到達するとのこと。この程度の時間的猶予では守りを固めるので精一杯らしい。

そんな場面でもいの一番に口にしたのが近隣の村への通達と民の避難だったし、やっぱり民のことはちゃんと考えてると思うんだよな。
そしてここまで危機的な状況になってしまった以上、レア様も戦場に立つ覚悟だそうだ。一度彼女を守る外伝をやったけど、レベルはともかくスキル的にはめちゃくちゃ強いんだよね。

で、その結果“もしも”のことがあったら、やり残した事をベレトに引き継いでもらいたいのだと切り出した。

そんなこと言われましても彼女が何を考えてるのか全然話してもらっていないので、何をすればいいのかサッパリだ。そのような質問をぶつけると、「自分が何者なのか気付き始めているハズ」との答え。

あれ、もうそれが分かってなきゃいけない段階?やばい、理解が追いついてないぞ。紋章が女神の象徴である炎の紋章だから女神なのかな…しっくり来ないな…。

その後も自分にはピンとこない事を話し続けていたんだけど、とにかくフォドラの民を導く役割を担ってほしいってコトっぽい。そんなムチャな…選挙で決めてくれ…ローレンツに清き一票を…。

動乱の前触れ

準備期間は2週間だけということで戦闘に出るべきだったかもしれないけど、とりあえず散策。

そしたらもう画面越しに空気の重さが伝わってきたよ。親の軍が攻めてくるんじゃないか、帝国に恩義があるのにどうすれば、エーデルガルトはよくも平気な顔で在籍できたな、そんな恐れや迷いや怒りが渦巻いていた。

中でもこのディミトリの不気味さったら。いつもはいかにも王子様!FEの主人公!みたいな彼がこんな血なまぐさいセリフを吐き出した。

ドゥドゥーから話を聞くに、国王、つまり彼の父親が謀殺された“ダスカーの悲劇”に彼女が関わっていたことがわかったらしい。

いや、でもおかしくないか?ダスカーの悲劇は4年も前の話。そのころエーデルガルトは13歳だよ?まぁディミトリも15歳の頃に武功を立ててるから無いことはないのかもしれないけど…う〜ん、何か誤解があるんじゃないかなぁ。

帝国の内情

王国の王子様は精神的にかなりヤバそうだが、火元である帝国はもう国全体がヤバいことになっていた

彼の話を聞いてから書物庫に駆け込んで帝国貴族の関係性なんかも復習したからついでにまとめておくね。

エーデルガルト賛成派

フェルディナントによると、帝国を統治する六貴族のうち半分はすぐにエーデルガルト率いるフレルベルグ家に従ってしまったのだそう。


・ベルグリーズ伯
カスパルの父。軍務卿を世襲していて、皇帝直属軍以外の全てを動かせる。戦時には当主が大将軍となるようだ。カスパルが恐れてやまないほどのとんでもない武力をもっているらしいぞ。

・ヘヴリング伯
リンハルトの父。代々内務卿として政務・財務・法務などを担当しているが、その領分を巡って軍務卿と対立しているのだそう。それでも今回は手を組んだ、軍務と内務をしっかり味方につけるあたり抜け目がないよね。

・ゲルズ公
ペトラの世話を見ている外務卿。内外の様々な交渉ごとを任されているらしい。この人にもっと力があればもう少し穏便な手もとれたんじゃないかな。


エーデルガルト反対派

・ベストラ候
暗殺されて子のヒューベルトが後を継いだ。これ犯人ヒューベルトなのでは?

この家はフレスベルグ家の影と称され、領地を持たない特殊な侯爵なのだそう。帝国の暗部を牛耳り、皇帝の補助や近衛なんかも含めた皇帝周辺の政務を担っているそうだ。

それほど皇帝に近いベストラ候が反対派とはちょっと意外。前皇帝イオニアス9世には尽くすがエーデルガルトは無理!ってコトかな?やっぱり犯人ヒューベルトなのでは?

・ヴァーリ伯
ベルナデッタの父。本人が自宅軟禁中に奥さんがエーデルガルト派に鞍替えされる。まさかの笑いどころ。

家としては主にセイロス聖教会との交渉を領分とする教務卿というポジションに就いているんだけど…まぁ、今のエーデルガルトにとって最も不要な人材かもね。

・エーギル公
フェルディナントの父。フレスベルグ家に次ぐ発言力を持っていて、宰相として帝国の実権を握っているが、なんと宰相を罷免!実質的に領地を失ってしまっていた!

これほど重い処置を受けたのはもちろん強い力を持っているからというのもあるんだろうけど、9年前にフレスベルグ家の力を削いだ“七貴族の変”を主導したということもあるんだろうな。

もしかしたらエーデルガルトは三国統一だけではなく、アドラステア帝国の内部も一枚岩にしようとしているのかもしれない。

“七貴族の変”の関連事項

ちなみにその他に七貴族の変に加担したのは、エーギル家と並ぶ主犯格アランデル家、それと上で挙げたゲルズ家とベストラ家が書物では確認できた。

そしてこのアランデル家、妹が前皇帝イオニアス9世の元へ嫁に行ってからというもの勢力を急伸させ、アランデル大公という位を貰うほどになったそうな。

そこで気になるのが、エーデルガルトのプロフィールによると、コレが起こった1171年、彼女はそのアランデル公に連れられて王国へ亡命していること。

帝国に歯向かった首謀者が皇帝の娘とともに亡命?それでその3年後にはまた一緒に帝国に帰ってきてるのもなんか変じゃない?すげ〜キナ臭いぜアランデル家!


と、まぁちょっと寄り道多かったけど、そういったワケで帝国の大貴族は力技でエーデルガルトが従えたり無力化されたりしちゃってました。たった2週間で。

それからこのアランデル公ね、今後いい感じの役回りで関わってきそうな気がするぞ。というか序盤に炎帝と話してた悪人ヅラがアランデル公っぽいよな。

攻略日記06「霊廟の怪物」 ←これの最後に出てきたっきりのヤツ。
そんな具合で特に黒鷲と青獅子にはかなり強く影が差しているが、金鹿は比較的前向きな人が多い印象。帝国と個人的な関わりが薄い平民が多いゆえかなぁ、でもイグナーツはちょっと前向きすぎるぞ。その前向きさをラファエルの親のことに向けなさい。

しかし領地が帝国に近いローレンツはさすがに参ってる様子だった。今後については慎重に判断するって言ってたけど…これはマズいな。

そもそもグロスタール伯はリーガン公とバチバチだし、ここぞとばかりに帝国側につく公算が高いのでは。あ〜あ、やっぱり同盟も戦火からは逃げらんねぇな。

育成状況

ベレトはアサシンから足を洗い、残った生徒をスカウトするべく技能稼ぎを開始。

そうなると全ての技能をCくらいまで上げたいので、魔法を使えて格闘術も上げやすいニルヴァーナとして生きていくことにしました。もしかしたらもうスカウトは出来ないのかもしれないけど、やらずに後悔よりやって後悔ってね。
生徒たちはというと、まずイングリットが低い合格率をかいくぐってドラゴンナイトにクラスチェンジ!

もう斧術技能を上げなくて済むし、現状ヒルダとフェルディナントも飛行ユニットとして出せるのでトライアングルアタックが解禁だ!これでレオニーがファルコンナイトになったらかなり実用的だな!

それとローレンツもウォーロックへのクラスチェンジに成功!ダークビショップ固有の呪縛や魔神の一撃は無くなったけど、黒魔法を倍使えるのでライナロックが6回も使えちゃう

ダークビショップのマスタースキル「生命吸収」と組み合わせることで敵を倒しつつ回復もできちゃうから、元々の硬さもあいまって壁としても頼れそうだ。

ガルグ=マクの戦い

3月29日。

決戦が二日後に迫る。こちらも近隣諸侯からの援軍を得ているらしいが、帝国軍は相当な大軍らしくて分は悪いままだそうだ。

ただそれでも生徒たちの士気は十分。私たちがエーデルガルトの暴走を止めるんだ!最善を尽くしましょう!ってな具合で恐れは無い模様。

お前さんたちはねぇ、強い侍になった!
決起を済ませてそれぞれが準備のために散っていくと、広間にはベレトとクロードだけが残った。

彼は「こう謎が多くっちゃ死んでも死に切れないから生き延びないとな」とか、「どうしても見たい景色がある。それを先生にも見せてやりたいと思っている」なんて言い出して、普段よりもちょっとセンチなモード。

そんな流れの中でひとつ妙な提案をしてきた。ベレトを「きょうだい」と呼びたいそうなのだ。なんでも、そういう縁を結ぶことで血は繋がらなくても心が繋がり、この先進む道を違えても再び会えるのだそう。

なるほど、なかなか気の利いたことを言うじゃないか!そうともさ!ベレトとクロードだけじゃなく、我らヒルシュクラッセはみんな「きょうだい」だ!全員でこの窮地を生き延びて、再び会おう!

ブリーフィング

3月31日、決戦!

ガルグ=マクの外郭には事前の情報通り、信じられない数の帝国軍が押し寄せていた。自軍との戦力差は圧倒的だ。

レベル差はそれなりにあるけど、銀の武器やトマホークのような良質の武器を使っていることもあって1体1体がなかなか手強い。こりゃ友軍もアテにするしかなさそうだな。

防衛対象であるレア様とその背後にある防衛ラインは、近くの友軍がとても強いので多少の討ち漏らしは問題なさそう敵のペガサスさえ倒せばそうそう到達されないだろうけど、増援が出たら彼らに任せることも視野に入れとこう。


このマップは壁がとても多くて飛行ユニットが輝きそうだけど、それを妨害するのが弓・投石・魔道の各砲台

全部で8つある砲台のうち5つが既に敵の手に落ちており、中でもマップ下部の弓砲台2基を押さえられている限りは乗り物から降りる必要があるので本領を発揮しにくい。中央以下の攻略は見た目以上に骨が折れそうだ。

ただ、この砲台をこちらが使えればその不利を補えそう。特に力封じを持つイグナーツが使うと効果的だろうな。

帝国軍将

それじゃあ敵戦力のチェック、帝国のイカレたメンバーを紹介するぜ!

まずは新顔Dk、ラディスラヴァ!ラディまでしか覚えられなそう!エーデルガルトの近衛を担当!

エーデルガルトを凌ぐ圧巻のパワーを飛行で柔軟に振り回す!高い魅力から繰り出される計略にも要注意!

こうなると受けずに先手を取って倒したいが、移動力が高いので相手から動いてくれないとなかなか難しい。さらに弓・魔法のダメージを技%で半減する聖盾もやっかいだ。82%に賭けろ!
こちらも新顔Wa、ランドルフ!中央通路を担当!

エーデルガルトを凌ぐラディなんとかを凌駕する驚異的なパワー!さらにラファエルの防御を上回るパワーを持つウォーリアーを3人も引き連れている!帝国にはパワー採用枠があるのか!

パワーの他にも十分な体力、高めの防御、安定した命中、いい顔となかなかまとまったステータス。お付きのウォーリアーを捌きつつ、どうにか魔法をブチ当てたいね。
おなじみDm、ヒューベルト!マップ左の砦を担当!

戦闘が始まってから分かったことなんだけど、左右の砦を担当する敵を倒すことで追加の友軍を呼べるらしいよ。

高い攻撃と射程3の魔法を持つが、移動力が無いので大した脅威ではないね。敵の弓砲台の射程内であることと、近くの魔獣を倒すときに邪魔になるかもっていう程度だ。

さらに近くの投石機を奪えれば近寄らずに倒すこともできるだろう。ヒューベルトよ、まだまだ学業に専念するべきだったな。
逃げ出すために現れる男!闇パスの配給者!仮面ライダー!右の砦を担当!

パワー採用枠のせいで非力に感じるが十分すぎる攻撃力に加え、帝国軍イチの命中率と必殺も見逃せない。応撃や大将星、移動力7もやはり強力だ。

が!もうリシテアで瞬殺しなければならないような相手ではない!ラファエルであれば正面から殴り合うことが可能

幸いこのマップは狭い道が多く、いかに移動力が高かろうとラファエルとタイマンさせる状況を作るのはそう難しくはなさそう。重量級の戦いが今から楽しみだな!
最後は大将、炎帝・エーデルガルト

スキルは立派だが、やはりヒューベルトと同じくまだまだ学業に専念した方がいい性能…って、あれ!?なんで紋章が二つ!?しかも増えたのはベレトと同じ「炎の紋章」じゃん!

ってことは彼女もネメシスの血を引いていて、天帝の剣を扱えるってコト?女神の象徴っていくつもあるものなの?リシテアと同じように白髪だと紋章を複数持てるの?

謎が深まるエーデルガルトだが、とりあえず計略さえ受けなければ攻略は問題なさそうだ。
オマケで今回の魔獣も。帝国が生み出した人工の紋章石で動いているんだって。

まぁなんというか、速くて飛んでるよねってカンジ。3羽もいるからアーマーブレイクの手間はかかるけど危険は無いな。友軍も助けてやろう。

作戦概要

序盤の動きとしては、まず左の魔獣と右の死神騎士を同時に対処しなければならない。

これもあって左右に部隊を分けて進軍し、ヒューベルトと死神を処理したところで中央で合流。ランドルフ隊とエーデルガルト隊を順に、数的優位をもって殲滅というのが大まかなプランだ。

死神・ランドルフ・ラディなんとかを相手にするにはラファエルの力が是非とも欲しいところなので、行軍の指輪を持ち、リシテア&ドロテアで手厚くサポートをしながらマップ右を駈け下ります。鍵となるのはこのルートだね。

中央のベレト・レオニー・クロードは弓も得意なのでペガサスと魔獣を相手するのにも最適、フェルディナントは弓砲台の敵を排除してから魔獣のアーマー割りへ。

イグナーツは初手から弓砲台でペガサスと魔獣の排除、ヒルダは直近のウォーリアーをえいっ!してから魔獣のアーマー割りに加入。あとはその場の流れでヒューベルト討伐隊を決めよう。

そんなトコロでいよいよ戦闘開始!さぁきょうだい達、生き延びるぞ!

死神vs大天使

まずは鍵となる右ルートから。

このルートをアーマーで攻略することを見越したようにダークメイジが配置されているが、初手ワープで即排除!残すは物理攻撃する敵しかいないので、あとはまっすぐ進むだけだ。

ちなみにこの状況だとアーチャーに魔法使いのリシテアとドロテアが狙われそうなものだが、どちらも3射程に反撃可能なので狙われません。反撃できないラファエルを狙い続けます。

結構な数戦闘しててなんとなく分かったんだけど、どうやら敵は攻撃したときに被害が少ない相手を狙い、そういう相手がいないならより大きな被害を与えられる相手を狙うみたいなんだよね。おそらく。でも一発で倒せるなら狙ってきてたかも。たぶん。

ともかくその隙をついて魔法使いたちは自由に行動。ラファエルを連携で援護しつつ、隙を見てアーチャーを倒しました。

ラファエルはせまり来るアーマー達を次々となぎ倒して進撃、2ターン目には早くも死神とのタイマンが発生。
うおぉ!戦えてる!戦えてるよ!

あの死神騎士と互角、いやそれ以上の戦いが出来てるよ!まぁ計算上ちゃんと戦える事はわかってたんだけど、実際に戦っているところを見ると感慨もひとしお

だってさぁ、霊廟では何度もやり直して、地下道やルミール村では犠牲を払ってどうにかリシテアの攻撃範囲に入れてさぁ、普通にやってちゃ勝てなかった相手と正面きって殴り合ってるんだよ!感動だよ!

ただ位置どりが上手くいかなかったせいで結局は今回もリシテアがトドメを刺すことになったんだけどね。奴はまた逃げたから、次の機会にはシバき合いで倒してみたいな。
かくして右側の砦を取り戻すと、ちょっと突出した位置に友軍が登場。

ソードマスターはかなり強いから倒されることは無いとして、パラディンは弱いくせに移動力だけはあるからかなり怖い。レア様の護衛にでも向かってほしい。

極大射程

一方こちらは魔物討伐からのヒューベルト打倒を目指す面々。

まずはイグナーツに弓砲台を使わせてみたんだけど、これがまぁ卑怯なくらい強い。たぶん鬼神の一撃も乗ってるね。

初期位置からあっという間にペガサスを一体落とし、その後も魔獣退治に大貢献!見た目と頼もしさのギャップがすごい!
頼もしいといえば最初に魔獣を受けることになった友軍たちもなかなか頼もしかった

魔獣の攻撃を3回耐えてくれるし、計略も使って障壁破りにとても貢献してくれる。さすがガルグ=マクの最終防衛ラインだけあって優秀な兵士が揃っているみたいだな。

彼らが踏ん張ってくれている間にイグナーツが弓をブチ込み、ベレトたちが合流してすんなりとアーマーブレイク。3ターン目開始時には討伐を完了、いいペース!

その後はベレトがドラゴンナイト二人を伴ってヒューベルト打倒へ向かい、レオニーは壁をブチ破って投石機の奪取へと向かった。
ヒューベルトは近くのウォーリアーを倒されても動く気配がない。

ここから先は敵の弓砲台の射程内。できることなら向こうから近寄って来てくれる方がありがたいのだけれど、そこは知謀冴えるエーデルガルトの懐刀。迂闊な行動はとってくれない

となればまずは奪い取った投石機で削るところから始めようとするとこのセリフ。分かっちゃいたけど、かつての同級生たちと戦うことに戸惑いは無いんだな。哀しいぜ。お前のことはよく知らないが、少し道が違うだけで彼もまた「きょうだい」だったかもしれないというのに。

もう戦うしかないんだな。それならばせめて華々しく、互いの信念をぶつけ合おうじゃないか!

(笑)

これがセイロス騎士

そんなこんなで順調に歩を進めた金鹿一向は、大通りにてランドルフ隊と接敵

ウォーリアーたちをどうにか退け、魔法使いを排除し、いよいよ大将に挑むべく遅れ気味のリシテアたちと合流し始めたその時!

脇道から友軍のソードマスターが飛び込んだ!しまった〜!自軍ばっかり見てて友軍の動きをよく見てなかった!

でもまぁ彼女は攻速がバツグン。一撃ではやられないステータスをしてるし、いい具合に削ってくれたらリシテアを待つことなく仕留められるかも。とにかく返り討ちにだけはならないでくれよな〜。

ピシャーン!バリバリバリッ!
一撃必殺!

抜き放たれた刃は白虹を描き、二の太刀を振ることなく大将首を取った!やっぱすげぇぜソードマスター、遅れてきた援軍なだけあって戦闘力はダテじゃないな。

こうしてランドルフは縁のないまま退場してしまった。今度はちゃんと自軍で倒すからくじけずに出てくるんだぞ。


これで大通りの敵はあらかた掃討され、残るは総大将エーデルガルトの隊と左に残した魔獣・弓砲台くらいだ。

ベレトたちはなるべく早く砲台を占拠したいところだけど、人数が少ないのもあって魔獣を倒しきれていない状況。もう少し手数があればいいんだけど誰か来てくれないかな…。

ピシャーン!バリバリバリッ!
やりすぎ!

左の砦を奪い返したことで登場した友軍アーチャーによる無情な一矢!魔獣の体力がストック制でなければこの一撃で落ちていたほどの大ダメージだ!過去最高のダメージじゃないか?

ともかくこれであとは障壁を割るだけになったので、パリパリと割って砲台の奪取へ向かえました。助かっちゃったな〜。

かつては騎士団から派遣される友軍のあまりの邪魔さにイライラしたりもしたけれど、こういう一線級の騎士もちゃんといるんだね。ここにきてセイロス騎士団の強さをようやく味わえたよ。

戦いも大詰め。

ラディなんとかは最初の弓砲台から一生懸命走ってきたイグナーツによる投石で撃破。占拠されていた弓砲台も確保して勝利は間近だ。ローレンツとリシテアも近くにいるから、こちらの都合のいい場所まで引きつけてから魔法をブチ込めばよい。

ただなぁ、エーデルガルトとベレトの会話がありそうなんだよなぁ。だから先生が駆けつけるまであんまり今の位置から動いて欲しくないんだよね。あんまり待ちすぎると友軍にも被害が出るし。

となれば通路をまっすぐに進ませないように気を引ければいいワケだ。それなら…。
脇道へクロードを進め、級長である彼を囮にエーデルガルトを誘導

回避・幸運・魅力の全てが高くて計略に強く、なおかつ彼女との会話まで発生して一石二鳥!これぞ神算鬼謀!最高の一手だ!

と、この時は思ったんだけど…。
猛火計が炸裂!大爆発を引き起こした!

その命中率たるやなんと80、連携していないのに80もあるのだ!

さらに威力も只事ではない。クロードはどうにかこうにか生き延びたけど、その髪はより一層クルクルになったことだろう。これが魅力37の力か…。

ただ、当たってしまうことを想定していなかったワケじゃないんだよね〜。威力はさすがに想定外で肝を冷やしたけど、こちらにはリブローを使える子が二人もいるので近づかなくても体力は全快だ。

そしてこの1ターンがあれば…。
包囲完了!ベレトで戦闘を仕掛けることができた。

すると彼女は正体を明かしてから初めて弱気な顔を見せた。どうやらベレトも味方に引き入れたかったようなのだが、とても懐柔できないと諦めたのだそう。

あれ、ベレトがエーデルガルトの言葉に動揺しなかったシーンあったっけ?ルミール村の時に炎帝が協力しようとか言ってきたアレかな?あの時に仮面を被ってなければベレトもかなり揺れたと思うんだよなぁ。

ちゃんと話し合おうとしないからこんな大ごとになっちゃってるワケだし、彼女はどうも交渉ごとが苦手みたいだ。だからこんな必要以上の暴力を振るうしかなかったのかも。なんだか可哀想だな。
しかし今は懲罰を与える!

聖教会に反発するのはいい、でも学友にまで刃を向けて、あまつさえ爆破するなんて何を考えてるんだ!これに懲りたらもうこんな事はやめなさい!
が!反省の色は見られず!アドラークラッセの担任はハンネマンかマヌエラか、PTAに怒られてしまえ!

将として倒されたのにまだ戦闘を続ける気なのか、この段階で増援を要請。さらに「伯父様」に合図を送る。

伯父様って、お前やっぱりアランデル公と!そう驚くヒマさえ与えてくれなかった。
彼女が呼んだ増援、それは大河と見まごうばかりの兵士の群れだった!

“貴殿らでは万に一つにも勝ち目がない戦力を、我々は揃えてここに来ましたからな…。”

ヒューベルトはそう言っていた。この事だったのか…エーデルガルトたち自体が囮で、本命はこっちか!


これではいくら倒してもキリがない!生き延びられるのか、きょうだい!


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