そのプレイ時間たるや現時点ですでに215時間!ひとつのエピソードに10時間以上かけている計算!あれ、自分はストラテジーが苦手なのかな?
このことは生徒たちには黙っておこう。すごい先生だと思われておこう。
王国の亡霊
ミルディン大橋を攻略し、同盟諸侯からの協力もとりつけて帝国侵攻への首尾は上々。そんな彼らの次なる目標は首都アンヴァルを守る最後の砦「メリセウス要塞」の攻略だ。敵はいまそこへゴマンと兵を集めていて、それを指揮しているのはエーデルガルトだろうとのこと。
いよいよ決着の時が近づいてきたのかも。でもアンヴァルまでレア様を助けに行かなきゃならないからなぁ、まだもうちょっと何か挟みそうだ。
そしてその他に気になる情報も。
ミルディン大橋を守っていたジュディットは、そこを突破しようとする正体不明の軍勢に遭遇していた。どうにか交戦は避けられたようだったが、その後コーデリア領の橋から帝国領へ向かったらしい。
それだけなら取るに足らない出来事なんだけど、問題はその軍勢が掲げていた軍旗だ。それはなんとブレーダッドのもの!王都フェルディアはすでに落ち、ディミトリも死んでしまった今となってはその軍旗を掲げる者など居ないハズなのだ。
となればディミトリの遺志を継いだ誰かか、はたまた王族を騙る不埒な輩なのか、とにかくロクでもない勢力である可能性が高い。というか目的すらわからない。そんな勢力が帝国領に入ったとなればコチラにとって余計な敵にもなりうる。
まったく、ココまではいい感じで来てたのにな。何事にもイレギュラーは起きるモンだ。
ともかくコチラの目的は変わらない。首都アンヴァルを目指してまっしぐらだ。
それに対して帝国が迎撃を試みるとすれば、それはかつて鷲獅子戦を行ったグロンダーズ平原だろうとのこと。
帝国領での初戦闘にそんな大舞台が用意されているとはね。ここをうまく抜けられればコチラがペースを掴めるだろう。今後の行く末をうらなう、帝国攻略の鍵となる戦い。完膚なきまでにやったろうぜ!
と、いつもならこのあたりで散策の収穫を書いたりするんだけど、レオニーも言っているように今回は不確定要素が多すぎることもあって有益な情報は特になし。
鷲獅子戦なつかしいね〜とか、ブレーダッドの旗を掲げてたのは誰なんだろうね〜とか、そんなふんわりした話ばかり聞いていたな。
ユニットの成長の面でもだいたい育ちきった感があって特に変化が無く…あ、でもひとつだけ。
前回クロードが実家に帰った時にナルデールから「金紗の竜鐙」とかいう読めないアイテムを貰ってきたことで専用クラス「バルバロッサ」にクラスチェンジしました!
ドラゴンロードをシンプルに一回り強くした感じで、移動力が8になったことで他の飛行とも足並みが揃うように。どこからか連れてきた白いドラゴンが“白きもの”を思わせるね。
それじゃあ今回は久しぶりに外伝が2本もあるからね、この辺にして早速いっちゃいま〜す。
外伝 「砂に眠る神話」
この日クロードの興味は四聖人マクイルにあった。お!ちょうど四聖人について気になってたところなんだよね!中でもマクイルは修道院内ではその紋章を持つ者もおらず、特に謎が多かった人物だ。
その人となりについてはすぐに彼が教えてくれた。手先が器用で、鍛冶が得意で、数々の神聖武器をこしらえて、それでいてセイロスに次ぐ強さで、ネメシスとのタルティーン会戦で命を落とした…って死んでたのか!そりゃあ紋章も受け継がれていないわなぁ。
でも、こんな異説もある。彼は実は生きていて新天地を求めて海を越える旅に出たというものだ。そこへ別の伝説が噛み合ってくる。マクイルの足取りを追うと王国領北東の半島スレンにたどり着いた可能性があり、そこには聖獣を祀る遺跡があるのだそう。
それがもしも本当にマクイルに関係するものであるとすれば神聖武器がザックザクかも!同盟からも近いし取りに行こうぜ!というのがクロードの提案だ。よし乗った!オイシイ話大好き!
ブリーフィング
うっわ最悪。全体的に砂漠が広がっている。マトモに移動できるのは魔法使いと飛行くらいだし、特に騎馬なんて絶対に使えないので出撃できる兵種が限られてくる。砂漠マップに騎馬で出撃するなんぞファイアーエムブレムではありえないのだ。なぁ魔道軍将。
しかしウチはリザーブ要員も優秀だぞ。一流の実力を持ちながらも超一流のリシテアに押されてベンチを温めることが多いドロテア、常時当落線上のイングリット、たまたま最近レベルを上げていたフレン、どれも砂漠に強いメンバーだ。
リシテア、ローレンツ、マリアンヌ、ドロテア、フレン、それにベレトも加えれば出撃メンバーの半数が回復手段を持っていることになる。一撃死さえしなければよほどの事がない限りはリカバリーが効く鉄壁の編成だ。さらにフレンがいることでレスキューやレストも使えるので足場の悪さや状態異常にまで対応できてしまう。魔法中心っていうのもアリなのかも。
一方でレギュラーには最上級クラスは騎馬が多いんだよな〜、ラファエルはフォートレスでもグレートナイトでも動けないから久々のスタメン落ちだ。ローレンツとマリアンヌもそれぞれウォーロックやビショップで出撃させたんだけど、いま思えば馬から降りればいいだけだったのかも。
で、出撃メンバーが決まったところで見てみましょうか。マップ中央にある巨大な敵アイコンを。
でかーーーい!!
近くのドラゴンマスターと比較するといかに巨大かよくわかる、そのデカさたるや実に9マス分!ついに来るとこまで来たかってカンジだ。
だが驚くところはソコじゃなかった。ヤツの武器は「マクイルの紋章石」だ!要はコイツがマクイルその人なのだろう、モーリスの時と同じように人語を操っていたぞ。つまり彼は新天地を目指してはみたものの、結局はわりとフォドラに近いこの遺跡に留まり、こんな姿で1000年も生き続けていたってワケだ。どうしてココにいるかはわからないけど。
それで戦闘能力はというと、当たり前のように応撃を備えていてしかも4距離攻撃、魔法封印のオマケ付き。猛撃の範囲は4×7マスにおよび動揺を付与。「竜鱗障壁」でダメージを70%カット、さらにスキル「古竜の鱗」で50%カットに加えて一部の戦技とスキルを無効にする。
もうメチャクチャで頭が痛くなりそうだけど、ステータス的にはなかなかの攻撃と高い必殺はあるもののHPと防御が特に低く、移動力は無い。要は打たれ弱さを障壁とスキルでカバーしているだけなので、やることはいつも通りで特に問題は無いんじゃないかな。
ただ移動力はいつ復活するかわからないから、周辺の掃除は手早くやんないとね。
で、その掃除対象がコチラ。吐きそう。苦手なんだよね〜こういうヒョロ長いの。
気持ち悪いことを除けば移動力が6もあるのが最大の特徴。要はザコ。ただ速さと守備を封じてくるのでそこを他の敵に狙われないようにすれば何の問題も無いでしょう。気持ち悪いことを除けば。
あとは第三軍の盗賊も無視できないな。
レイピアにキラーボウ、錆びちゃいるが勇者の槍といったレアな武器を山ほど抱えているぞ!神聖武器よりよほど欲しいや!
しかしコイツらはなかなかの戦闘力、魔法で対処するのが無難なんだろうけど、できれば移動力のある飛行がヒョイと行ってパッと帰ってきて欲しいところ。水場のあたりまで魔法使いを動かそうと思ったら日が暮れちゃうからね。
動きとしてベターなのは初手で手近な巨虫を処理してしまうこと。そうすると左右から迫るドラゴンマスターからの先制攻撃は避けられないが、今回の回復は十全。たぶん上手くいくはずだ。その後は風を呼ぶもの以外の敵をコツコツ倒していこう。
飛行ユニットには素早くマップ右の盗賊を仕留めてもらわなくてはならないので更なる負担が予想されるけど…まぁリブローを使える人が二人もいるから大丈夫じゃない?頑張ってね。
ムシコロリ
まずは予定通り巨虫退治から。ここは飛行も含めて手の届くユニットが全員でひっぱたきに行きます。先生は虫に触りたく無いので行きません。飛行が手を出すとなると近くにいるスナイパーが怖いけど、砂漠のおかげで敵も移動が制限されるため射程範囲は意外と狭いからギリギリで回避可能でした。あのスナイパーは位置どりを間違えたな。
ひび割れた障壁程度しか身を守る術を持たない巨虫はまたたく間に体力を削られてゆき…。
あっという間に倒しオエー!気持ち悪い!地面から飛び出すとより一層気持ち悪い!
ローレンツのナイスな爆炎が無ければキモさ丸出しでとても載せられないところだった。キモすぎるとGoogleに怒られていたかもしれない。
とにかくこうして最初の関門を突破。残る敵を魔法使い中心にコツコツと倒し、向かってくる虫をシバいてやるとひとまず安全圏を作る事ができた。
そうしているうちに飛行ユニットたちは盗賊の討伐へと向かっていたのだが…。
無軌道
盗賊を狙っていたのは自分達だけではなかった!敵のドラゴンマスターは盗賊退治に躍起!そのおかげでスタート地点付近の負担は減っていたのだが、同時に貴重な武器が奪われる恐れが出てきたのだ!
しかしこの盗賊もさるもので、上級クラスでありながら最上級クラスを相手に互角以上の奮闘ぶり!
それはいいのだけれど、彼が頑張れば頑張るほど俺のレイピアがどんどん中古になっていく…早いところ両方をシバかなければ。
そんなレイピアのヤツをクロードが頑張って落としているうちに、水場付近でも戦闘が発生!
コチラの決着は一瞬だった。俺のキラーボウを使って一撃でドラゴンを落とすと、近くの盗賊仲間と共にマップ左に向かって逃走を開始しました。
いいぞ、そちらにはフェルディナントやイングリットが向かっている。そのまま迎撃して武器を回収しよう。
しかしそのときフと思った。今回のマップには逃走ポイントが無い。つまり彼らがマップから居なくなることはないのだ。
それならばあえて水場を離れてどこへ行こうというのだろう。その行方を距離をとって観察するフェルディナント。だがこの無法者たちの無軌道な行動は常識をはるかに超えたものだった!
あろうことかボスへ特攻!
なぜそいつに突っかかる?ヒルシュクラッセよりもそっちの方が弱そうか?そんなに武器を渡したくないか?
いやこの際それはいい、それよりもこの次に突っ込むヤツは勇者の槍を持ったままだ。これを回収するにはコチラもボスの攻撃範囲に突っ込まざるを得ない。
ハァ〜もうやだやだ。戦略も何もあったモンじゃない。いける?フェルディナント。
いけた!フェルディナント!かっこいい!
彼の活躍でどうにか勇者の槍を確保。ボスがケンカを売った盗賊ではなくコチラを狙ってきた事には釈然としないけど、とにかくいけた。
しかしこれによって本格的にボスとの戦闘が開始、マップ上と左から増援のドラゴンマスターが現れるようになってしまった。
くっそ〜コッチのタイミングで仕掛けたかったのに〜!
VS.風を呼ぶもの
フェルディナントが単騎で飛び込んでいたので足並みを揃えるために一旦待機。その間にボスの猛撃が盗賊に炸裂した!こりゃとんでもねぇ攻撃範囲だな。フェルディナントならきっと避けてくれるだろうけど、他のユニットが普通の猛撃の感覚で移動すると巻き込まれかねないからキチッと数えて避けないとね。
ということでさっそくフェルディナントが注意を引くべく計略で攻撃!不死隊による灰燼射撃は一度に全ての障壁にヒビを入れ、中央のひとつを破壊!どれだけ立派な障壁でもこのルールには逆らえないってワケだ!
それじゃあココからはダメージも稼ぎつつアーマーブレイクと行きましょうかね!
とは、いかなかった。
なんとこの風を呼ぶもの、「障壁を壊したら混乱する」というルールを無視してきたのだ!
バカな!これでは攻撃のたびに必殺の脅威に怯えなければならないし、大ダメージのリスクはあるし、リシテアのような打たれ弱いユニットは攻撃することさえ出来ない!
それにしてもこの障壁は強力だな、リシテアのエンジェルでさえこのショボさだ。「竜鱗障壁」でダメージが70%減、さらに「古竜の鱗」による半減が効いている。特効がついていてもこのダメージ…リシテアはさぞかしヘコんでいることだろう。
さらに「古竜の鱗」には「一部スキルと戦技を無効化する」という効果もあるので、これによって「ブレイクショット」や封じ系スキルのステータス低下効果も受け付けない。イグナーツはさぞかしヘコんでいることだろう。
こうなってしまっては仕方がない。
基本的に魔法使いは攻撃できないものとして回復に専念させよう。一方でそれなりにタフな人たちは障壁の剥がれたところへ最大の火力をブチ込みます。
そうして反撃でボコボコにされながら頑張ってダメージを稼いでいたのだけれど、途中で気づきました。というか読んでて気づいてたんじゃないかな?自分でもなんで気づかなかったんだろうって思ったよ。
もう一回計略を使えばアーマーブレイクできるじゃん!ってね。
ダメージが低くても計略では障壁が削れる、そのルールには法っていたワケだから、9マスを一度に攻撃できる計略を2度使用すればそれだけでアーマーブレイク可能だった!今までこんな贅沢な計略の使い方したこと無くって見落としてたな〜。
しかも混乱はしないがアーマーブレイクによる行動不能にはなるぞ!いや〜よかったよかった、ここまでしても反撃可能だったら天刻するしかなかったよ。
こうなればこの隙にできる限りのダメージを叩き出すだけだ。魔法が飛び交い、発動しやすいトライアングルアタックを乱れ打ち!それでも「古竜の鱗」は残っているのでクロードやベレトのダメージアップ系スキルを活用して着々と追い詰めていきました。
そんな中、ベレトとクロードで戦闘すると特別な掛け合いが発生。
クロードとの会話では十傑を憎んでいる旨、ベレトとはソティスとの関わりがあったことを匂わせる旨を聞く事ができました。
十傑はセイロスに対するネメシスについていた者たちだからまぁ好く思っていなくても当然だとしても、女神たるソティスはマクイル達にとってどんな存在だったんだろう。なんとなく親しそうな口ぶりに聞こえるけど、もしかして四聖人って人間よりも女神側に近い存在だったりするのかも?こんな竜になったりするくらいだしな。
それじゃあセテスとフレンが人間の姿のまま過ごしているのはなぜ…う〜ん、一気には解決しないな。最後にはこの辺のことも全部明かされるのかな。
そんなこんなでこんなデカブツも見事に討伐!コレもカッコよく撮れたわ〜、別のゲームみたいじゃん!
ただ、討伐といっても戦い疲れて眠りについただけらしい。長寿の竜はそう簡単に死なないみたいだ。こちらとしてもココに眠る神聖武器だけ手に入れば目的は達せられるワケだから良しとしよう。
ということで遺跡を漁ってみたところ、神聖武器「ベガルタの剣」をゲット!戦利品は以上!お宝ザックザクとはいかなかったか…。
外伝 「因果応報」
たいへん恰幅が良く、ショーンコネリーのようなヘアスタイルの貴族がごろつきに追われている。喉が焼け付くほど激しく呼吸をしながら必死に駆けていたが、ついには囲まれてしまった。この貴族はなにやら強い恨みを買っているらしく、取り囲んだ男達から激しく罵声を浴びせかけられ、それだけにとどまらずひどい暴力にも見舞われた様子。
その貴族の名はエーギル公。いや、もはや地位も権力も失ったただのエーギルだ。
一方その頃もうひとりのエーギル。
この日の彼は妙にゴキゲンで、リシテアとベレトを前にお茶を振舞ったり貴族ギャグを披露したりしていた。苛烈を極める進軍中にひととき穏やかな空気が流れる。
そんな楽しい時間もセイロス騎士が報告に駆けつけると同時に終わってしまった。騎士が言うに、行方知れずだったフェルディナントの父がフリュム領で目撃されたとのことだ。今フリュム領では大規模な暴動が起きており、そこを統治していたエーギル公には命の危険が迫っていた。
と、ここで疑問が。
エーギル公の領地はもちろんエーギル領、どうしてフリュム領を統治していたんだろう。さらにフェルディナントはなぜフリュム領で暴動が起こったのか、その理由がわかっていない様子。もちろん自分もわかっていない様子。というかどうして帝国領のことについてリシテアがフェルディナントよりも詳しいのか、それもわからない。
わからないことにまみれているが、今はフェルディナントの父親を救い出す事が火急の用だ。リシテアから詳細を聞くのは後回しにしてフリュム領へ向かうとしよう。
ブリーフィング
街では至る所で民が暴走中!マップ上の塀の中、下の市街地、右の広場の各エリアにボスがいて、それぞれが一つのグループとして機能しているように見える。
それではどう攻略するかに目を向けてみると、敵は数は多いものの個々の能力はそれほどでもないのだけれど、その配置は厄介なところがあった。
特に塀に囲まれた上のエリアは弓兵、飛行、魔法、アサシンにウォーリアーと実にバリエーションに富んでいて、なおかつ複数の攻撃範囲が重なっている上に壁があって実に攻めにくい。できれば向こうから動いてくるのを待ちたいところだ。
一方でマップ下や右は物理攻撃ユニットに偏っており、特に下のエリアは弓兵さえ居ない。さらに入り組んだ地形によってラファエル1人で完全に押さえつけることが可能。右のエリアも水路によって分断されているので弓兵さえ攻略できれば飛行ユニットで水路を挟んだ一撃離脱戦法をとることができる。
とりあえず下のエリアを攻略しつつ右にもちょっかいを出し、様子を見ながら上を攻略するのが良さそうだな。
あとは四方にある宝箱を開けるために持ち物に余裕がある者に宝の鍵を持たせて準備完了!さぁ、物量だけが戦争じゃないってところを見せてやれ!
あ、スタメンの写真を撮り忘れたんだけど、いつもの金鹿+フェルディナントに加えてフレンです。水路と壁越しにレスキューが欲しい時が来るかな〜って。
救出作戦
戦闘が始まるといつもの追加ミッションが発生だ!マップ上の4箇所に設定された青いマス、そこには逃げ遅れた無害な民が取り残されているそうだ。そこへ暴徒が到着する前にこちらがたどり着く事で救出が可能。
なに、こんなものルミール村の救出作戦に比べたら屁でもない。幸い上のエリアには行かなくて済むみたいだし、まずはこれをクリアすることから始めよう。なんたって助けた人数に応じて報酬が貰えるみたいだからね!そらやりますとも!やらせてください!
ここで最も厄介になるのが右下の救出ポイントでしょう。
しかしウチには機動力がバツグンのレオニーがいるので一気に突っ込みます。とても頭のいい戦術です。
初手で中央のポイントを押さえ、弓の近距離反撃でしのぎ、その2ターン後には問題のポイントも確保。そのまま右下の宝箱まで取りに行ってしまいました。ウチのレオニーは「アウロラの盾」によって特攻を受けない無敵レオニーなのです。とてもクレバーな戦術ですね。
あとは下エリアの敵をラファエルが引きつけている間に左のポイントを確保、広場上部のポイントはドラゴンマスターに強い「斧殺し」をつけたフェルディナントをリシテア・マリアンヌがフォローする形で押さえに向かいました。
ここでの敵の動きなんだけど、左の救出ポイント以外は暴徒がポイントを取りに行く動きを見せていなかったんだよね。フェルディナントが最後のポイントを確保したのは4ターン目、もう少し放っておいてもいいくらいの猶予はあったのかも。
中央突破
下エリアを制圧し、右エリアも残りわずかとなったところで中央の噴水付近に戦力を集中、ここからの攻略を目指します。この近くからアサシンとドラゴンマスターの援軍が延々と出てくるので、それを下手に動かす前に処理するというのが目的。とはいっても右を完全に押さえたワケではなく、クロードは取り逃がした宝箱を開けに飛んで行ってしまったので全ての力を注ぎ込むことは出来ませんでした。
それでもフェルディナントが囮となり、そこをみんなで囲んで叩く戦法はとても有効。どうしても敵が密集してしまうときには自慢の計略で凌いでズズイと奥へ進みます。
射程が4と普通なら手が出せない相手ですが、そこは普通ではないローレンツで対抗しこれを排除。まぁもし彼がいなくても事前にドラゴンマスターを処理し、この辺の壁を使って戦えば射程を管理しやすくて戦いやすいんじゃないかな。ウォーリアーにも襲われないしね。
それさえ終われば今度はこちらから攻め込み雑魚を各個撃破。残った移動力のないボスの懐に飛び込んで引っ叩けばおわり!
フフフ、さっき砂漠でゲテモノと戦ってきたばっかりだからね。こんな動きやすくて普通の人間相手じゃあこんなモンさね!作戦完了!
そう、作戦は完了した。
しかし、どうやら目標は達成できなかったようだった。この戦いのMVPはフェルディナント。なんだか皮肉だね。
エーギルの因果
戦闘後、傷心のフェルディナントはリシテアから例の件について説明を受けていた。彼女の話によると、かつて同盟領に近い帝国貴族フリュム家は帝国からの独立と同盟への参加を画策していた。その際コーデリア家の協力を得て行動に移すも討伐され、以来フリュム領の実質的な統治はエーギル家が担う事になったそうだ。隣の領だったから。
そこからが問題。エーギル公はあろうことかフリュムに自領よりも重い税を課し、フリュムの民は困窮してしまっていたのだそう。それによってコーデリア領へ亡命するものも後を絶たなかったようなのだが、フリュムに協力していたコーデリア家も帝国の介入を受けていたせいでみんな送還されてしまったのだそうだ。
要はエーギル公は自領ではいい顔をしつつ、フリュムでは帝国に逆らった負い目に漬け込んで私腹を肥やしていたってコトだろう。
エーデルガルトが腐敗貴族を粛清したって話、その対象にどうしてフェルディナントの家が入っているのか疑問だったけど…これはもうグウの音も出ないな。むしろ諸手を挙げて彼女を褒めてやりたいくらいだよ。
だがその粛清がより悪い結末を招く。
エーギル公が失脚した後にフリュムの統治したのはなんとエーデルガルトの伯父、アランデル公だった!覚えてるぞ〜コイツ。七貴族の変に参加してたくせにエーデルガルトに近く、とにかくキナ臭いヤツだ。
そのイメージ通り、公は以前よりもさらに重い税を課し、好き勝手に徴兵し、逆らうものは殺すなど暴政の限りを尽くしただけでなく、あろうことかそれをエーギル公の名において行なっていたのだ!
こうして民衆の恨みを向けられたエーギル公は死亡。こうなるようにアランデル公が仕組んだ事なんじゃないかと思えてきたぞ。もうコイツが大ボスだろ、エーデルガルトは帝国を良くしたいという気持ちを利用されてるとかなんじゃないのか?
ということで、今回の悲劇は全てがエーギル公が招いたワケではないのだから、自業自得と切り捨てるのはやめてあげてとリシテア。
しかしフェルディナントは彼の父が良い政治をしていなかったことも事実だと受け入れ、その過ちを自分が償うのだと決意を新たにしていた。因果応報、そのツケを払うのは本人とは限らない。それは大切な家族かも。そういうお話だったのかな。
にしたってフェルディナントは立派だよな、こんな状況なのに父親の過ちを責めつつも仲間の話もしっかりと受け止めている。彼には父親のようにならないでほしいな。
まぁ、いろんな意味で。
グロンダーズの会戦
4月29日。会敵予想日前日。グロンダーズ平原には濃霧が横たわっていた。これはつまり、そういうことか?索敵マップか?動悸がしてきた…この戦いは勝てないかもしれない…。
この霧によって帝国軍の姿はいまだ見えず、王国軍旗を掲げた勢力の詳細も不明なまま。索敵マップ関係なく、こんな状況で本当に前進していいんだろうか。
クロードは霧で見えないのはお互い様って言ってるけれどここは帝国領、地形に関しては向こうの方が圧倒的に明るいだろうし、それを活かして大軍を敷かれたら逃げることもできずに全滅なんてことも…。
そんなことを考えると本当に不安でしょうがなかったな、ロクに霧のグラフィックすら用意されてないのに。それくらいシチュエーションが面白いんだよな。
ブリーフィング
4月30日。霧は晴れた!よかった!勝利を我が手に!やはり帝国軍は数が多いな。それに当たり前のように魔獣を従えて、鷲獅子戦のときと同じように中央の弓砲台も確保済み。迎撃の構えは万全ってワケだ。ただちょっと散開しすぎているようにも見える。そのため各個に討ち取るのはそんなに難しくなさそうに見えるけど…やっぱ弓砲台が邪魔だな〜。
王国軍はというと森の中で密集。帝国軍の弓砲台の射程を利用してこちらの進軍を牽制するような、以前と同じようなディフェンシブな配置に見える。とはいえ以前と違うのは撃破数を競っているワケではないので、また同じようにマップ下でぶつかり合ってくれればオイシイ展開だ。
同じように?そう、今回王国軍を指揮するのは…。
王国軍
ディミトリだ〜ッ!やっぱ生きてたんじゃねぇか!クロードめ、デマに踊らせられやがって!そりゃあな〜、この3人がパッケージになってるんだしさ〜、大人になってからも一回くらいは戦うよね〜。
だけどさ、彼はこんなところで戦うよりも王都を取り戻すことに注力した方がいいんじゃないだろうか。でも…そっか、それをやめたから王国内で動きが無くなったんだな。チマチマと末端の勢力を叩くよりは一気に頭を潰してやろうということか。
いや、エーデルガルトが炎帝だと知った時のディミトリときたら彼女への憎しみが怖いくらいだったからな。なんかもう吹っ切れちゃって、憎しみが彼を突き動かしているのかも。
で、戦闘能力はというと、ちょっと見なかったことにしたいレベルだ。
攻撃70ってアリ?それでいて応撃を持ってるってズルくない?さらに大将星まで備えてたらもう犯罪だろ。
正直言ってマトモにやっても勝てる見込みはない。ただ、命中118・回避53程度であればフェルディナントが避けて当てられる。彼に速さ封じを持たせ、ダメージを与えると同時に回避率を下げ、そこへ魔法が無難か。
ちなみに強力な計略を持っていて魅力も高いので、受けから入るのは危険だと思うな。
他に見知った顔といえばドゥドゥーだ。
あんまり変わらないな〜。そんな彼が変わり果てたディミトリを今でも支えていることにグッと来た。それはいいんだけど速さの指輪は焼け石に水だと思うよ。
ディミトリと比べたらだいぶ控え目な能力値で応撃も持たないので、3距離から魔法をポンで終わりだ。ラファエルもドン引きするほど魔防が低いしね。ただ物理攻撃じゃあいつまでたっても落とせないだろう。こういうユニット好きだよ。
彼らの他にも能力の高いソードマスターや魔法封印無効を持つビショップがいたりしてエリート揃いといった印象。
全体的に移動力が低めなところを突いて飛行で先制するのはそう難しく無さそうだが…どうかな。それで行けるかな。というかディミトリは同盟に味方する気はないのかな。
帝国軍
こちらはエーデルガルトが直接軍配を振るう!メリセウス要塞に引きこもっているのは彼女の性に合わなかったようだね。能力に関してはもういいか。攻撃70は大将星の中では一般的な数字らしい。当たり前のように応撃も可能。どこで習得したのかだけ教えてくれないかな。こちらは攻速が低いのでラファエルで受けてやるのもいいかもしれない。
ただ、良く見れば斧よりも剣の方が得意らしい。セイロスの剣に持ち替えて追撃を狙ってくる可能性もあるけど、そうすると威力が19も下がるのでそれはそれで受けきれそう。それよりも問題となるのはやはり計略なので、可能ならばこちらから攻め込んでやるのがいいだろうな。移動力が5しかないし。
ってかエーデルガルトってばちょっと弓を練習して諦めた形跡があるな。応撃すりゃ済むじゃんって諦めたみたいな?まぁ彼女はあんまり器用そうじゃないもんな。偏見だけど。
エーデルガルトあるところにヒューベルトあり。
特段目新しい魔法は覚えていないようだけれど、バンシーΘはいつでもやっかいだ。スライムΒも憎たらしい。
ただ彼には明確な弱点がある。魔法封じが効いてしまうのだ。マリアンヌがペロッとサイレスしたが最後、ただのカカシですな。王国には魔法封印無効のモブさえいるというのに、帝国という巨大な武力に慢心しているんじゃないのか。
さらに今回はペトラが登場!あぁ〜やっぱり国には帰ってなかったか、帝国には恩があるらしいからな〜。
彼女には本当に帰っていて欲しかった。なんたってめちゃめちゃ強い。あまりにも高い回避に「警戒姿勢」に「鋭敏な感覚」、低い耐魔を突こうにもそれは許してくれなそう。ローレンツならなんとかなるか。おまけに51の攻撃を攻速42で振るってくる上に広範囲の毒計を持つ。応撃してきたら危なかった。
とりあえずラファエルに受けさせることは出来るけど、彼が攻撃を当てるのは難しいだろう。剣殺しを複数人につけておかないと下手すりゃ彼女で詰む。フェルディナント、レオニー、なんとかしろ。
他には弓砲台の射手が「魔法封印」のスキルを持っているので魔法使いが砲台の射程に入るのは命取り。しかも使う武器は勇者の弓という一歩抜けた強さだ。それでも魔法使いが動きにくいのは厄介な問題、可能な限り早い段階で倒してしまわなければ。
今回のスタメンはいつも通り。
剣殺しをフェルディナント・レオニー、斧殺しをクロード・ベレト、そして槍殺しをヒルダ・ラファエルに持たせてそれぞれペトラ・エーデルガルト・ディミトリを意識。
武器をバリエーション多めに持たせ、銀の武器や特効武器も惜しまず携行させます。宝のカギは開けるときに渡せばいいかな。
ただエーデルガルトとディミトリはベレトとクロードとの掛け合いがあるハズなので、ちょっと無理してもそこは見たいかも。計略が一番安全だけど、そんな無駄遣いして大丈夫かな。
さてさて目の前にはミッチリと危険範囲が広がっているが、今回は私に考えがある。霧が出ていないときは私を信じろ。
グロンダーズの空にはあの時と変わらず鷲が舞っていた。
しかしその空は淀み、大地は荒れ果て、丘の上にレア様の姿はなく、ファンファーレの代わりに帝国による火球の斉射が降り注ぐ。
何もかもが変わってしまった。はつらつな生徒たちはどこにもいない。今そこにあるのはそれぞれの信念を貫くべく戦う戦士のみ。
誉れはいらない、求めるのは勝利!ルール無用の血の同窓会「グロンダーズの会戦」、開幕!
ぶつかりあう戦術
以前は真っ先に中央を確保して苦労させられたのでマップ右から回り込むように前進。エーデルガルトは戦闘開始してすぐにスタート地点付近の騎馬をけしかけてきたが、ここなら余裕を持って対処できそうだ。
そしてココで早速仕掛けるぞ!リシテアのワープでフェルディナントを弓砲台へ送り込み、倒した後に再移動で本隊へ合流、同時にクロードが近くのパラディンを倒すと…。
このように攻め込めるスペースが生まれた。
高台付近にいるのは重装が中心、無理やり正面突破しなくても攻撃範囲を避けることは難しくないのだ!計算通り!フハハ!
ただ、弓砲台へ送り込むのは飛行特効が無効のレオニーの方がよかった。なんせ相手は近距離反撃を持っていたからね。やっちゃったよね。避けてくれてありがとうフェルディナント。
だが本当にマズかったのは王国の動きだった。帝国側が崩れたと判断したディミトリは、同盟ごと帝国を踏み潰す、そう号令をかけると伏兵を呼び出した!
本当は高台でペトラを迎え撃ちたかったが、このまま進軍することは不可能だ。とはいえ引いたとしても被害は大きくなりそう。計略の射程にも入ってしまう。
さらに悪いのが背後に出てきた増援だった。
それはなんとシルヴァン!おや、コナン塔で取り戻した「破裂の槍」は使ってないのか。いわくつきになっちゃったもんな〜あの武器。こちらとしてはラッキーだが。
さらに幸いなことに彼は帝国の騎馬隊に釣られているのでこちらへたどり着くのは遅くなりそう。
だが一旦こちらに向かって来られれば「鬼神の一撃」込みで62もの攻撃を「すりぬけ」で前衛ユニットが食い止められないのがいやらしい。後ろに下がれば下がるほどその事故率は上がってしまう。
こうなったらもう仕方ない、王国軍と正面衝突だ!
VS.王国軍
とは言っても力比べをするだけでは損害が増えるだけで芸がない。それに一度に全員を倒すことは不可能だ。そこでこちらは本隊を計略「灰燼射撃」で一旦足止めして可能な限り排除、その隙に横の増援を倒しきることにした。これなら複数回に分けて相手できるから負担はかなり減るぞ。こうして本隊の中でも危険なソードマスターと、増援のフォートレスを倒すことができた。
が、存外に厄介なのはペガサスナイトだった。「飛行特効無効」によってイグナーツの単発攻撃を耐えることができ、そして生き延びさせれば「すりぬけ」で魔法使いが狙われてしまう。
この「飛行特効無効」を見逃していたことにベレトは焦った。弓を当たりゃ倒せると思ってペガサスナイトを後回しにして、ソードマスターたちを倒す方にだいぶ力を割いてしまっていていたのだ。
もうイグナーツがどうにかするしかない。だが急に速さや力が上がるワケじゃない。普通はどうにもならない。
でもね、そこをどうにかしてくれるのがウチの生徒なんですわ!
イグナーツのとっておき!「ハンターボレー」発射!
実はさっきの戦闘でスナイパーを兵種マスターしていて、それによって覚えたばかりの新たな戦技なんだよ!スナイパーでなければ使えない兵種限定戦技だけど、このためだけにスナイパーでい続ける価値はある。いやもう、ちょうつよい。
速さが低いわけではないが追撃を取りやすいというほどではなく、一方で高い技により素の必殺が高い彼を最高に輝かせる必殺戦技だ!キラーボウと必殺の指輪を持たせたらぶっ壊れるぞ!
こうして急場を凌いだところで今度は踵を返して後退。
シルヴァンは思った以上に帝国の騎馬に手間取っているようだったので、有利な位置で戦えるように調整します。
こうして少しだけ有利を得たところで、やっぱりクロードとディミトリの掛け合いは聞きたいじゃない?ってコトで無茶させました。
クロードは「共に同じ相手を敵としている自分たちが潰し合うのは無意味である」と至極まっとうな理屈で説得にかかるが、ディミトリは言葉を交わす気すら無いとのこと。いや〜様子がおかしいとは思っちゃいたが、どうも完全に発狂しちゃってる気がしてならない。
エーデルガルトが憎いのはわかったけど、それならウチと組んだ方が全てうまく行くじゃないか。少なくともコチラの行動はディミトリにとって利はあっても害は無いんだからさ、手を組むまで行かずとも敵対する必要は全く無いじゃない。こんな無用な戦いに巻き込まれている他の生徒のみにもなってみろ。
そんな狂人にも最期の時がやってきた。
ベレトが近づいても会話コマンドは出ず。掛け合いではベレトでさえも殺して進むと、ただそれだけだった。
ここが天帝の剣の抜きどころか。この剣は然るべき相手、然るべき場面でしか使わないと決めていた。いまがその相手、その場面らしい。
悲しいぜディミトリ、ただ話を聞いてくれるか、もしくは話をしてくれるだけでお互いに円満な道が待っていたというのに。せめて戦場以外で会えていたならな。
それでもこっちだって立ち止まるわけにはいかない。すまないな。
ようやく使えた虎の子の一振りにテンション上がっちゃったのか、カッコいいアクションと共に必要以上のオーバーキルを披露!
だがこれほどのダメージを受けてもディミトリは死亡することはなく撤退した。あれ?戦争編はみんな死んじゃうと思ってたけどそういうワケでもないんだな。然るべき場面ではなかったな。
彼は去り際にもエーデルガルトを殺すと呟いていたが、この敗北をきっかけに少し頭を冷やしてくれたらなぁ。そういや昔フェリクスとかに“イノシシ”なんて呼ばれてたな。言い得て妙ですわ。
そこから先は楽なもの。
続いてドゥドゥーも撤退させ、残りの魔法使いは弓砲台にいるペトラからの援護射撃もあって素早く倒すことができた。
これで残る帝国軍は増援で現れたシルヴァンのみ。思ったよりも帝国の騎馬に手こずっていた彼を迎え撃つのは簡単。コトはスムーズに進みました。
ええ、進みましたとも。
そしてシルヴァンは死んだ。
どうして撤退しないの…これでゴーティエ家の兄弟はもろとも金鹿が殺した事になってしまった。王国から恨まれても仕方がない。
しかし最後まで内面を見せないヤツだったが、それでもディミトリのことは気にかけていたんだな、彼の見ている悪い夢とはなんなんだろう。マトモじゃなくなっているのは見ていれば分かるけれど、それでも彼について行くしかなかったんだろうか。
それがシルヴァンの口から語られることはもう無い。彼も仲間にしときたい候補だったんだけど、理学を上げなきゃスカウトできないのは辛いんだよな…あ〜もう3周すりゃいいんでしょ3周。
勝利のカギ
さぁ残るは帝国軍のみ!その中でも早急にどうにかしたいのが弓砲台のペトラだ。弓砲台のペトラってジブリ映画にありそう。ここらへんでようやく頭の回転が高まってきたのか、ひとつペトラの弱点を発見します。それは魅力の低さ。そこを突いて魅力が自慢のヒルダで計略を当ててやると、大きなダメージと共に大幅な弱体化に成功!
あとは剣殺しをつけたフェルディナントで小突いてやればここも攻略完了、ペトラは死なずに撤退しました。ほっ。
そうして逃げ帰ったペトラを「あなたも王位を継ぐものだから」と寛容に許すエーデルガルト。しかし次の瞬間、彼女は思いもかけない行動に出た!
なんと帝国兵もろとも高台に火をつけたのだ!優しさを見せるのは王位継承者に対してだけなのか!
これは計略扱いらしく、動揺してしまうフェルディナントたち。しかし被害が大きいのは帝国兵の方だ。燃える床は飛行にとってなんの意味もなく、ローレンツもすぐに抜け出せる位置にいた。
ということで飛行ユニットを高台に集め、弱った重装を一掃。勝利のカギとなる高台はこちらが押さえたぞ!
それを見て今度はヒューベルトが動き出す。
しかし燃える床は移動しにくく、彼がもたついている間に一体目の魔獣とその周辺の敵を一掃することに成功。敵の裏を突けているな、いいぞいいぞ。
そうしていよいよヒューベルトが射程に入ろうかというその時!マリアンヌのサイレスが炸裂する!
なっ…!?
彼にサイレスは効かなかった。そうか、「大将星」か!しまった〜!これは状態異常も無効化するんだった!チクショー!恥ずかしい〜!クックック…って笑ってそう〜!
でもやりようはいくらでもある。バンシーΘを受けない射程外から攻撃するだけだ。ヒューベルトよ、今や魔法の射程2は短いんだぜ。彼は撤退した。サイレスかけたって言いふらさないでね。
こうして主要な敵はあらかた倒し、あとは残党を狩ってエーデルガルトを倒すだけ。そのエーデルガルトも一向に砦を出る気配がないのでラクなモンだ。
と、そこでまだ宝箱を開けていない事に気がついた。あちゃー、イッケネー!そろそろ誰かにカギを渡して取ってきてもらわなきゃ。マリアンヌよろしく〜。
…ない。無い!宝のカギが無い!
そんなバカな…あれだけ沢山あった宝のカギが、無し?ゼロ?在庫切れ?そんな、ウソだろ?
このあと戦場を駆け巡りました。紫のフヨフヨに鍵が落ちてないかとか、実は鍵を持っている奴がまだ残ってるんじゃないかとか、もしかして誰かを倒したときにゲットしてないかとか。
でも、やっぱり鍵はありませんでした。どこにも、一本たりともありませんでした。
あぁ、お金を渡してもいい、この巨大な金塊を差し出してもいい、それでどうにか開けられないか。
天帝の剣の使用回数を全て使い切って宝箱を破壊することはできないのか。エーデルガルト、鍵を持っていないか?
まさかここまで来てこんなミスを犯すとは。一本たった500円ぽっちの鍵のためにここまでの苦痛を味わうとは。
この光景を目に焼き付けておこう。この開くことがなかった宝箱のことを覚えておこう。二度と決してこのような過ちを繰り返さないために。
VS.エーデルガルト
気分がどん底ですが、エーデルガルト戦です。まずはベレトとの掛け合いを聞くために、そして彼女を砦から引きずり出すためにベレトで攻撃を受けます。
当然計略を使ってくるだろうということでベレト以外を計略の範囲外に待機させておいたところ、これが大正解。ベレトは瀕死の重傷を負いましたが、反撃の余地を十分に残すことができました。ここからベレトでトドメを刺すために調整していきます。
イグナーツやクロードが文字通り命がけでいい具合に減らしてくれました。
ただ、今考えれば全員で計略を使えばいいカンジに削れるんじゃねとしか思えないな。宝箱ショックがデカすぎる。
そんなこともありつつエーデルガルトへの教育タイムだ。
彼女は撤退するってわかりきっちゃいるけど、ディミトリにも使ったんだから彼女にだけ使わなかったら申し訳ないかなってことで天帝の剣を使用し、万が一にも外さないように取り囲んでゴリゴリに連携を組みます。
取り囲むならやっぱり計略使えばよかったよね。
ということで今回も勝利!
エーデルガルトの口ぶりから察するに、だいぶ追い詰められているように見受けられる。今回はまだどちらの道も途絶えなかったが、それも時間の問題でしょう。ここまで来たからには一気にアンヴァルを攻め落として終わらせたいね。
それで都合のいいハナシだけど、最後には彼女とディミトリの行動の理由を各々の口から聞けたらいいな。
怒れる獅子
こうして帝国領での初戦を勝利で飾ったヒルシュクラッセ。クロードはエーデルガルトを討ち漏らしたことを残念がっていたが、ひとまずはこの会戦を乗り切れたということでヨシとするようだ。自分はまだ宝箱から立ち直れそうにありませんが。
そして討ち漏らしたといえば王国軍の大将ディミトリ。その行方が知れないことを不安がるクロードだったが、その答えは意外にもヒルダが持っていた。
ただ、その答えの内容も意外すぎるものだった。
ディミトリは悪魔のような表情で撤退するエーデルガルトを追い、戦い、あと少しのところで力つきると、槍で突かれて死んでしまったのだという。
以前クロードが言っていた死亡説とは違って今度の情報は彼女が自分の目で見たもの。わざわざウソをつくとも思えないし、間違いなく事実なのだろう。
彼の妄執はそこまで根の深いものだったのか。ベレトとの戦いでもう戦えない体だったハズなのに、それを押してでもエーデルガルトを追った。勝算なんて無かっただろうに。
なおさら彼の行動原理を知りたいところだけれど、それもまた歴史の闇に消えてしまった。本当になんと言うか、割り切れないよな…。
しかし彼が死んでも獅子は止まらない。
今度はドゥドゥーが彼の遺志を継ぎ、打倒エーデルガルトに向けて動き出した。
こうなってしまってはもう止めようがない。ディミトリの戦う理由は話せば解決可能だったかも知れないけれど、ドゥドゥーの場合はディミトリの死そのものが理由みたいなモンだからね。
もうすぐ帝国を追い詰めてこの戦争も終焉に向かうと思っていたが、どうやら戦いはここから更に混迷を極めそうだ。
さて、この後ももうちょっと話が展開したんだけど、今回はちょっと長かったからこの辺にしときましょうかね。
それでは次回はメリセウス要塞の攻略へ!
前回 攻略日記24「転機到来」
次回 攻略日記26「崩れゆく壁」
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