オトギ島だより03号「オトギ島開発計画」

挨拶放送中に電話を受けたたぬきち。

するとソソクサと話を終えて引き上げてしまった。いったい彼に何があったのか、我々は真相を知るべく後を追った。

下請け業者

彼にかかってきた電話、それは吉報!3人もの移住希望者がいっぺんに現れたのだ!

え、3人ってそれもしかして自分が勧誘してきた3人なのでは?みんな来てくれたのか〜!それならもっと勧誘しときゃよかったかもな〜!

でもまぁ喜ばしいコトじゃないか!おめでとう!ありがとだなも!和気あいあいとした空気が満ちる…が、それはすぐに霧散することになる。

一気に3件もの契約、こんなオイシイ話はそうそうお目にかかれるものではない。だが今回の移住希望者は全員がテント暮らしは避けたいというのだ。このままではビッグチャンスが無に帰する…そこでたぬきちはハッタリをかました!

「家具付き一軒家の移住プランもあります!」

もちろんそんなものは無いのでさぁ困った。建築自体はどうにかなっても土地の確保と家具の準備までは手が回らないのだそうだ。

あぁ…なるほど?ハナシが見えてきたな?
上目遣いしないの!

ラジオとランタン、粗末なベッドと狭いテントで生活をはじめた自分にそれを手伝えと言うのか!まったくもう…ローンを無期限で待ってもらってる恩がなきゃ絶対引き受けてないからね!

ということで彼の事業が頓挫する危機を救うことにしました。が、これがまた思った以上に骨が折れたんだよな〜。

橋の建築

まずは3軒もの家を建てるとなると土地の広さが心配ってことで橋を架けることになりました。

そのためには「まるたのくい」「ねんど」「いし」をそれぞれ4つ使って「はしのこうじキット」を作成することが必要。粘土は結構レアなんだけどな…。

とはいえ橋がかかるのはかなり喜ばしい。出来上がったのは丸太をまとめただけの粗末な橋だけれど、これがあると無いとじゃ往来のスムーズさが段違いだ。粘土を使うだけの価値はある。むしろこの程度の材料でバンバン橋が作れるなら安いくらい。

でも後でわかったんだけど、キットを作成して橋を架けるのはこの時のみ。あとからだと結構なベルを要求されるので得をしたければ場所を吟味した方がいいね。自分は個人の利便性だけを見て自宅の横に架けちゃいました。まぁ悪くはないんだけど…。

土地の確保

それが終わると今度は家を建てる場所の確保へ。

家自体は斜線部分くらいのスペースがあれば建つみたいだが、今回は外側の点線までの広いスペースが必要らしい。

この工程に関しては好きな場所を選べばいいだけなので資材の負担は無いのだけれど、新しく家が建つとなると本格的に開発計画を意識してしまうというもの。一応カンタンなイメージは持っていたので将来的に通る道や街並みを想像し、マークをつけながら慎重に決めていきました。

まぁ、今回はあとから移築できるんだけどね。それでもお金はかかるからココはキチっと。
ちなみに現時点でのオトギ島開発計画はこうだ!

本計画は広場を基点にして考えています。この場所は動かせないしね。あとは多少川の歪みを整えることはあっても大規模な地形いじりは当面の間はナシで行く予定。

まずは広場から東側、E3~E4の上部分に商店が並ぶ広い道幅のメインストリートを作りたい。その下に沿うように家を並べてちょっとした住宅地にする予定なのですが、新しい三軒を並べるには少しだけ土地が足りない。というか自分の家が邪魔だった。ガーン。

ってことで残る一軒は広場の西側、チャンプとアイリスの家があるエリアに建てることにしたんだけど、この2人の家はザックリ配置しちゃったからキッチリと並んだ住宅地にすることはできないんだよね。

仕方がないので新しい家は広場の下辺に沿う形で建て、囲まれた部分を公園にすることにしました。広場から自然に繋げられるといいな。


さらにビーチに沿って伸びるコーストロードも欲しいんだよね。ちょうどEとFの境界くらいにまっすぐ道を引きたい。ココをだだーっと走ったらきっと気持ちいいぜ~!

B2かE6のどちらかを植物園にして、もう片方をさらなる移住者のための住宅地にする予定。

あとはC5あたりの水に囲まれている土地も面白いから活かしたいんだけどな〜、何か特別な施設のために使えたらいいんだけどまだ思いつかないな。


とまぁこんなカンジ。こうやって考えてる時間、たまらなく贅沢。すき。

家具の調達・設置

そして次が最後の工程。

たぬきちが「家具付き一軒家」と言ってしまった以上は家だけでなく家具が必要。こ〜れ〜が〜大変でしてね、一軒につき6つ、合計18もの家具をつけることにしちゃったモンだからも〜作れども作れどもわが暮らし楽にならざり。

島の闇夜に響き渡るハンマーとノコギリ、そしてヒャッホーゥという音…自分が住民だったらノイローゼになってたね。ご迷惑おかけします。
でもイイコトもあってね。

ユリを使う家具が必要になったこともあってたぬきちから「はしご」のレシピが送られて来たんですよ!

これで今まで立ち入れなかった崖の上にも行けるようになってオトギ島の全ての場所へ足を踏み入れることができるようになりました。ということで家具作りの休憩がてら崖の上へ小旅行です。
崖の上には針葉樹が自生していて、高いところにしかいない川魚が生息していて、空がとても近い。ちょっとした別世界だ。

街からここまで来るには何度か川をとびこえて崖を二段上がらなくちゃいけないから結構な手間なんだけど、このロケーションは十分な見返りだな~。

島を発展させてもこの辺はあんまり変えたくないね、坂道と橋を作るくらいでいいかも。イスくらいは置いてみようかな。
とまぁそんなこんなで下請け業務は全て完了!いや~しんどかった~。

報酬としてたぬきちから「柵」を貰い、今後タヌポートでも柵のレシピがマイルで交換できるようになりました。

この柵ってのが実に素晴らしくてですね、これを家の周辺に設置するだけで庭のカンジがグンと高まるんですよ。歌壇にしてもいいし、とにかく何かしらのエリアを区切るにはもってこいだ。

でもねぇ、コレもオシャレに設置するにはセンスが要るね!しかもそれ以前に柵のことを考えずに家を設置しちゃったから路地が思ったより狭くなっちゃったり、最初に50個貰えるとはいえすぐに使い切っちゃったりで大苦戦!

こりゃあ今まで以上に街づくりに悩みそうだな。た~のし。
さらにさらに!コレを期にリメイク機能が解禁!

今回のリメイクは「リメイクキット」というアイテムを消費して作業台で行います。アイテムを消費するとはいえ大した量じゃないし、商店で買えるし、なにより一瞬で作業が終わるからどんどんリメイクできるぞ!

崖に上ったり、柵を立てたり、リメイクしたり…なんだか急に出来ることもやりたい事も増えてきたね。本当のどうぶつの森が始まりつつあるぞ。

来訪者たち

商店ができたおかげなのか、この島にやってくる人もずいぶんと増えました。

ある日商品を買占めに向かうとそこにいたのはきぬよ。青いハリネズミの音速が出ない方。大好きなギンガムチェックのエプロンがトレードマークだ。

彼女はタヌキ商店の開店祝いも兼ねて様子を見に来るだけのつもりだったようなのですが、衣類の仕入れがうまくいかないというまめつぶの悩みを聞いてちょくちょく露店を出しに来てくれるみたい。

自分としてもそろそろ衣服にもバリエーションが欲しかったところだからありがたいハナシだね。無人島に来てからずっとこの服なんだもん。行商もいいけれどエイブルシスターズの開店も楽しみだな。
次に出会ったのはパニーと呼んでほしがるパニエル。初出が実写という異色過ぎる経歴を持つ。

そんなパニエルは近くの島に住んでいるらしく、そこで理想のコミューンを作るヒントを探しに訪れたのだそう。よかったらウチの島にも遊びにおいでよと誘ってくれた。

コレだけじゃあ何をしてくれるヒトなのかサッパリ分からないけれど事前の情報で知っている。彼はたしか写真スタジオを使わせてくれるハズ。でも今は自分の島のことで手一杯だから、もうちょっと待ってくれよな。
最後はラクダのローラン。独特な口調はマネしたくなる。長いマツゲがセクシー。

今回のローランは特別な壁紙と床に加えてSMLサイズそれぞれのラグまで持ってきてくれている。一度会うだけで模様替えのバリエーションがググッとアップだ。

もちろん買い占めてフシギなシリーズを買ってみたけれど、何がフシギなのかはよくわからなかったんだよね。まぁ次も買うけどね。
特別なキャラクター以外にも移住者達が続々と到着!

一日にひとりずつ引っ越して来たのですが、その順番は最初に勧誘したペーター、最後に勧誘したレイコ、2番目のマーガレットだったのでランダムかな?

それにしてもペーターは初めて会ったときも雨だったよな~、雨男なのかな~。

増築&今の部屋

家の収納の少なさに困っていたうらしま。

80もあった収納スペースをあっという間に使い切り、それを拡張するべく増築を依頼します。しかし部屋を大きくする増築では収納枠は40しか増えなかったので、ローンの返済に行ったその足でさらに増築!部屋が増えた事で収納量は一気に倍の240に!

これだけあればそうそう使い切らないでしょ~、部屋が増えれば使う家具も増えるワケだし~。ローンの額もそろそろエゲつなくなってきたけれど、支払い期限のないローンなんてカネを貰っているようなものだ。1ヶ月くらいかけて返すからね。
それじゃあちょうどいいので部屋語りをしま~す!まだまだ拾ってきた家具が多いけれどだいぶ自分好みになってきたぞ。

まず入り口が好き!扉を開けてすぐに奥まで見えるんじゃなくてワンクッション置いてあるのがいい。しかもそれがお気に入りのサカナと昆虫なんだから言うコトなしだ。フータが見たらどんな反応をするかな。呼んでみたいね。

玄関マットを抜けると次に見えてくるのはDIYスペース。普段持ち歩かない貴重な鉄鉱石や粘土、リメイクキットをすぐに使えるように置いてあるのがミソ。せわしなく作業する様子をかたつむりが見守ってくれています。
そこからついたてを挟んだ先がようやく居住スペース。

拾ったベッドに拾ったテーブル、その上には拾ったマグカップと拾ったレコードプレイヤー、クローゼットの上には拾ったまねきねこと狭い空間に小物を詰め込んでいます。

コレがいい!屋内の広い空間ってどうも落ち着かなくって。狭いところにゴチャっと盛り込んであるのが大好きなんです。広い部屋をうまく区切って狭いスペースを生み出せたなんじゃないかな~。ちなみに枕元に置いてあるのは大漁を願ったエビスガイです。

全体として見ると、欲しかったログハウスの壁を使っているのはいいとして床も黒だとちょっと重すぎるかも?靴のまま生活するので石の床はいいんだけれど、もうちょっと明るい床があったらいいかもな。

それじゃあ次は奥の部屋~。
ジャン!

スゴいでしょ〜コレ!自分も初めて見たときは度肝抜かれたね!これは「ハチのベッド」かと思ったら「ハチのヘッド」だった壁掛け家具。このスクショだけ見たらこのゲームがどうぶつの森だなんてとても思えないよね。

っていうかさぁ、ハピ森のときから思ってたけど昆虫のリアル化に拍車がかかってない?昆虫大好き人間が開発に関わってるよね?フィールド上や図鑑に出てくるハチだけじゃ飽き足らずにこんな家具を作って心ゆくまで造形を楽しんだってことだよね?いい仕事してますねぇ〜!

そんな情熱の塊のような家具活かしで部屋を作ってみると…。
いいカンジに圧がつよ~い!

害虫や深海の住人といった普通の部屋には飾りにくい生物をまとめて押し込みました。どいつもこいつもカッコイイからようやく飾れて満足だ。

でもぶっちゃけこの部屋は長持ちしないだろうな。もっと部屋数が増えてから作るようなモンだと思う。すぐに全く違う部屋に生まれ変わると思います。

ちなみにハッピーホームアカデミーからの評価は…ランクB!

こんだけドッ散らかってるわりにはいい評価なんじゃないかな~。一度くらいはSを取りたいけどもっと部屋数が必要なんだろうか。早めに達成してしまいたいところ。


それじゃあ今回はこのあたりで。

次回はついに、ついにですよ!


じゅうみんのこえ

これくらい強く生きたいよね。



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