携帯機向けゲームアーカイブスベスト3を発表するぞ!

突然だけど、来月発売のVA-11 HALL-Aってゲームをプレイしたくて今更Vita買ったんですよ。

それで詳細は省くけど昔アホほど買ったアーカイブスがプレイできなかったんだよ!アカウントの関係で!ガーン!

ということで携帯機でプレイするのにオススメのアーカイブスとして紹介することで彼らの供養としたいと思います。南無~。

携帯機といえばパズル!「ルプ☆さらだ」!

 
まず第一に竹本泉さんのイラストがとにかくカワイイ。あまりにも可愛すぎる。このゲームでしか存じ上げないけどこの柔らかくて温かみがあって癒されるカンジ…。もうこのオープニング画面を貼った次点でブログの格式が上がった気がする。素晴らしいよね。

イラスト補正のエコヒイキ枠かよ!って言われそうだけど違うんだって。

このイラストとは打って変わってパズルはなかなかに凶悪で、特にウラ面はもう鬼。超シンプルなルールながら随分と奥が深いんですよね〜。たしか7ステージ目くらいで詰まったまんまだったような…。

だけどパズル中はサラダが可愛く動くし、そのステージのコンセプトに沿った可愛いコスプレをするし、背景も可愛いし、一通りクリアしたら特別な可愛い一枚絵が見られたりと癒し要素満点だから耐えられるよね。

それにオモテ面だけならいい具合の頭の体操ってカンジでクリアできるから竹本イラストは十分に堪能できるよ。

プレイ中はひたすら歌が流れてるんだけどそれもちょっと笑えてクセになる。個人的には本を読もうの歌が本を読むときにフラッシュバックするくらい染み付いてます。
 
癒されながら苦しめられて、差し引きで癒される不思議なパズルゲーム「ルプ☆さらだ」、ウラ面を合わせてたっぷり全200ステージ。これだけ楽しめて617円!安いッ!いい時代ッ!

純然たるパズルだから時間制限は無いし、急いでキー入力するする事も無いから、クロスワードでも解く感じで空いた時間に数ステージずつクリアしていくという楽しみ方が携帯機にすごくシックリくるのよ。バツグンにオススメ!

他のパズルゲームなら

無料でもできる「XI」がオススメ…っていうかパズルはこの2本しかやってなかったわ!

携帯機といえばアドベンチャー!「マリオネットカンパニー」!

 
ヒイキ枠とはこういう事だ!

タイトルくらいは誰しも一度は目にしたことがあるであろうギャルゲ界の異端児、アンドロイド情操教育アドベンチャーゲーム「マリオネットカンパニー」をオススメします!


ハナっからぶっちゃけちゃうけど、ハッキリ言って完成度が高いとは言い難いゲームです。

手探り感を出したかったのかもしれないけどあまりにも説明不足だという点、それと余裕を持たせたかったのかもしれないけど活動期間が長すぎるという点が大きいですね。次点で工学レベル稼ぎの作業感。


でもマリオネットカンパニーは大きな武器をちゃんと持っている!トガリにトガってトガリきった魅力があるんですよ!

PS時代特有の熱意だけで作られたような、とにかく自分の趣味をブチ込んだような、ごく一部のフェチ層にしか刺さらないことはわかりきってるのにそこへ全力投球してきているような、そんなどえらいエゴのパワーを存分に感じられる一品なのです!

 

そしてこのゲームのターゲットっていうのが、言わなくてもわかるだろうけどロボっ娘好き!

上のスクショが刺さるようならもう間違いなし、頑張って作ったパーツを組み込む時なんてもう…他では替えが効かない、えもいわれぬ興奮が味わえます。


このゲームのスゴいところは「実はロボットだった」じゃなくて言い逃れできないほどあからさまにロボなところ。謎のコードは体に直差しするし、当たり前のように手足は外れる胸も頭もパッカパカ

今でこそロボであることを全面に押し出しているキャラは多いのかもしれないけど、それでもここまでロボロボしさを丸出しにして描写しているゲームはなかなか無いんじゃないかな?

極めてフェティッュでありながら、それ故にそういうフェチじゃない人の目も奪うような独特で質の高いビジュアルの連続です。それが醸し出す空気感を味わうためにもぜひプレイしてもらいたいな〜。

 
物語は捨てられていた彼女を拾って動けるようにしたことが出会いで、まだまだメカメカしてる彼女を立派な人間らしいマリオネットに育て(作り?)上げることで自分が立派な工学者になることが目標だ。ドライだね。

会話やイベントはベタベタ故に基本をしっかりと抑えられていて、人とマリオネットの差異についてだったり、機械らしい視点からの一言だったり、やっておきたい展開は一通り揃ってるんじゃないかな。

そして肝心の情操教育は主に主人公とのコミュニケーションによって進行していくんだけど、この過程がなかなか気持ちいいんだよね。

「マスター、朝食です」が「マスター、朝ごはんできてますよ」に変わっただけで随分と成長を感じて楽しくなってきます。パーツを与えて難しいアルバイトをこなせるようになったらまた嬉しくなるし、頑張って自分のレベルも上げてちゃんと手をかけてやれば最終的には予想以上に成長しすぎてマスターにベロンベロンになるところまで行きますよ!


あれ?

自分のかけた言葉によって変わっていく様が愛おしい、手塩にかけたことで活躍している様が誇らしい、二人三脚で成長していくのが最高に楽しい…って、それなんてアイドルマスター?そりゃハマるワケだわ。


ダメ押しにもう少し好きな点を挙げると、昭和40年代をモチーフにした未来の世界っていう設定も好きだし、良質なパーツを求めて電気街を歩き回るのも好きだったよ。


基本的には自分の作品であって恋人じゃないし友達っていうワケでもない、パートナーなのかと言われればそれも違う気がするけど、かと言って遠い存在でもない奇妙な同居人「マリオネット」との楽しく騒がしくちょっぴり切ない半年間をぜひぜひお楽しみくださいませ〜。


それにしてもこのゲームからは無限の可能性を感じるのに一向に音沙汰がなくて残念なことこの上ない。確かパチンコか何かの会社に吸収されたんだっけ?

せめて権利だけ売って他に作ってもらうとかできないかな…だからって間違ってもフロムソフトウェアには売らないでよね!

他のシミュレーションやアドベンチャーなら

言わずと知れた名作「アストロノーカ」、バグは怖いが時代を先取りしまくった驚くべきシステムとワクワクのシナリオが魅力の「ガンパレード・マーチ」あたりが安定の面白さ。

神宮寺三郎シリーズなら「夢の終わりに」が独特のビジュアルとザッピングシステムで深く楽しめるからオススメ。

長すぎるプレイ時間とデカすぎる容量と独特すぎるセリフ回しがちょっと難だけどハマれば強い「奏楽都市OSAKA」もトガっててプレイする価値あり。

シルバー事件はもうすぐリメイク版が発売されるからそっちを買おう。

携帯機といえばRPG!「ブレスオブファイア4」!


 

プレイステーション、それはまさに大RPG時代。

FF、サガフロ、グランディア、幻想水滸伝、女神転生、アークザラッド、ワイルドアームズ、ゼノギアスにアトリエ…名作RPGが群雄割拠、研ぎ澄まされた作品が乱れ飛び、血で血を洗うシノギの奪い合いを繰り広げる夢のような時代。

心に残るゲームばかりで甲乙なんてつけられませんが、「携帯機」と「アーカイブス」という縛りを設けることでこの作品を推そうと決断しました。

それが「ブレスオブファイア4」!

プレイステーション最後期を飾った、神とヒト、そしてその中間の存在である…って、ああっ!スクショが無い!なんてこった!


画像が無いとなんだかリズムが崩れるけど、まずはビジュアル面から触れていくよ。

まずは何と言っても前作から大きく変わったアジアンテイストで絵画チックな温かみのあるグラフィックが特徴的。それが他では見られない独特の雰囲気を醸し出していて古臭さを感じさせないんだよね。

それと美しいドットで描かれたキャラクターやモンスターは気持ちよく動くし、獣人を中心とした幅広いキャラデザインも楽しかった記憶があるな〜。獣人のアレンジもどことなくアジアンなのも面白いね。


シナリオはなかなかにショッキングな展開多し!

わりと初っ端からプレイヤーをドン引きさせてくるんだけど、そのぶん先が気になる良い引かせ方かと。あとを引く辛さ、みたいな。コミカルな場面もたっぷりあるからバランスは取れてると思います。

あ、シリアスとコミカルをうま〜く混ぜ合わせる妙技を見てもらいたいな、ブレスオブファイアってこの相反する二つの要素を喧嘩させずに両立させるのが超うまいんだよね〜。やったの3と4だけだけど。


それじゃあ次は戦闘についてなんだけど、全体的に難易度は抑えめでしたね。

その要因として、いわゆるMPを多少回復させる手段が常にあるからスキルを使いやすいってのがあると思うんですよ。戦闘メンバーと控えをいつでも入れ替えられる感じになってて、その控えは回復していくんです。

で、そうやってスキルをあまり出し惜しみしなくていいっていうのがあるから、次の「コンボシステム」が活きてくるんです。

あるキャラが出したスキルに対して他のキャラがスキルを重ねて効果を増幅させたり合体魔法にしたりするのがコンボシステム。これがまた楽しいんだわ、カスタマイズ性がバツグンで。

ただ、コンボという割には普通に戦闘してたらコンボ数は稼ぎにくくって、単純に合体技や合体魔法になりがちなのはちょっと惜しいかな。コンボ数のためだけにあぁじゃ無いこうじゃ無いするものまた一興だけどね!


最後に「携帯機」と「アーカイブス」における優位性を。

PSPでやっても細かい文字が少なくて見やすかったのはすごくプラスな点。Vitaなら楽勝だね。元はと言えばテレビのサイズに合わせて作ってあるゲームばかりだから、意外とここが盲点だったりするんだよね。

それと価格も良心的な617円と最低価格!加えてスクリーンショットが撮れるゲームである上にいつでも異常に作り込まれた釣りができちゃうから実質釣りゲーがオマケでついてくるようなモン!う〜ん、お得!これはブレスオブファイア4を選ぶっきゃ無い!


という事でスクショが無いぶん説明が雑になっているような気がするけど、超大型タイトルに一歩も引かない名作だと自信を持ってオススメできる作品です。絶対損しないから未プレイならやってみて!

ちなみにブレスオブファイア3はなぜかアーカイブスじゃなくてPSPソフトとして売ってます。釣りモードがあるらしい。こっちも面白いよ!(だいぶマイルドだし)

他のRPGなら

…RPGはヤバいね、名作大作の雨あられ。

挙げたらキリがないから好きなの買おう。FFをはじめスクウェアのゲームは高額だけどたま〜にセールやるからその時でいいんじゃない?

自分は幻想水滸伝2と迷って選ばなかった玉繭物語とかジャケットが気になってた黒い瞳のノアあたりから手をつけてみようかな〜って。

さいごに


最後にプレイしたのが何年も前のゲームばかり3本も書いたけど、スクリーンショットを見るだけでも随分と感動が蘇るものですね。

でもアーカイブス自体はPS4ではプレイできないという事もあってイマイチ盛り上がりに欠けている気がします。PSPはそろそろ限界、PSVitaは高くてもってないって人も多いだろうし。

アーカイブという名前の割にやってる事が保存だけであんまり活用されてないように思えるので、いつか最新機種でもプレイできるようになることを祈るばかりです。


あ!もちろん携帯機でやらなくても今回紹介した3本はめちゃ面白いから、機会があったらプレイしてよね!


それじゃ今回はこんなところで!
 

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