ファイアーエムブレム 風花雪月/攻略日記23「3人の戦いたくない男」

アップデートが届きました。

セーブスロット数が一気に25個に増え、戦闘時の服装が変更可能に。そうだなぁ、今のベレトの衣装はなんだか魔法使い感が強いから普段着で行こうかな。

あとは紅花の章で新しい仲間が加入するようになったらしいけどそこまで進んでないです。ペース遅い?


帝国の目

ひみつの作戦

2月1日。ジュディットからの返事が届く。

彼女は二つ返事で了解してくれたのだけれど、やはり兵を集める事による同盟内の摩擦を懸念していた。

そこで「煉獄の谷アリル」へこっそりと兵を集めて、そこへクロードたちが引き取りに行くという方法を提案してきた。その谷なら他の同盟諸侯に気づかれる心配もなく、さらに王国と同盟の教会を通って修道院へ戻れるから安全らしい。

それなら迎えに行かなくてもそのまま谷を抜けて修道院まで来てくれたらいいのに。まぁ色々あるんでしょうきっと。

ともかくこの作戦は諸侯にバレたらおしまいだ。コソコソ&キッチリで無用な戦闘を避けようぜ!
なんて話してるそばからスパイに聞かれました。戦闘確定です。

名前は「同盟兵」となっているけどまず間違いなく帝国か公国の間者。のちに散策でシャミアも間者の多さを嘆いていたしね。

しっかしガルグ=マクは今も昔も敵がフリーパスすぎるでしょ。門番の口癖が「今日も異常なしであります」だもんな〜、すっかり暗示がかかっちゃって異常がないと思い込んでるんじゃなかろうか。

これからはセキュリティがさらに大事になってくるからさ〜、よろしくたのむぜ〜。

至高の指導

2月8日。

今回の散策で指導レベルが最大のA+に到達!やっぱり釣りは最高だぜ!もう少し時間がかからなければ!

これによって散策と戦闘の行動力が増え、散策10・教育7・戦闘3の行動力を得た。特に戦闘が3回もできるのが嬉しいよね、しっかり鍛えればもうヌルヌルになっちゃうんじゃないだろうか。

さらに降魔の日にゲットしたレア武器の錬成も解禁!しかしほとんどの武器は錬成するためにミスリルが10個も必要で、今は12個しか持っていない。どれか一つを選ぶのであれば、2距離攻撃もできる「グラディウス」かな。

ちなみに竜特攻をもつ籠手「ドラゴンクロー」はなぜかウーツ鋼3つで錬成できちゃってとてもお得。今から格闘術をAまで伸ばせそうなのはラファエルくらいしかいないけどね。使用者が少なそうだからちょっと優遇されてるのかしら。

ダフネル家とガラテア家

イングリットからはダフネル家とガラテア家の関係について聞く事ができた。

ガラテア家というのは元々ダフネル家の兄弟が家督をめぐって争い、そこから分裂して出来たものらしい。そのため両家の関係はあまり良くなく、イングリットとジュディットも面識はないそうだ。

そういや両家ともに勢力がイマイチ、それも家の分断が響いているんだろうな。イングリットが父親から良家との結婚を強いられているのはそんな昔のことが根底にあるワケだ。なんとも不憫な話じゃないか、こうなったら金鹿のいい男たちをあてがってやりたいが…う〜んだいたい埋まっちゃってるな。どうしようか。

それはそうと5年後になってからはこういった家のつながりとか世界の情勢がたくさん話題に出るようになって散策がとても楽しい。知的好奇心がビンビンに刺激されるね。

風花雪月ひみつショップ

なんと商店街にアンナが出現!ちょっとしたクエストをこなすと秘密の店が解禁されました。

そこではまさかの各種能力アップアイテム指輪が販売中!限定1個ずつだけどね。その他には特効薬や最上級試験パスが個数制限なしで売られている。まぁ最上級クラスはそんなに増やさないと思うけど。

ということでこのタイミングでいくつか能力アップアイテムを使用。レオニーの力やヒルダの技なんかを伸ばして確実性を高めました。また入荷してきてくれないなか〜。

偉大なる生徒とそこからの余談

それはイグナーツとフレンの支援B会話でのこと。とんでもない事実が発覚しました。

支援Cにおいて四聖人のひとり「セスリーン」に対して異常な興味を示していたフレン。この日もセスリーンの絵を描くために彼女が成したことを調べていたイグナーツを見つけると、興奮を抑えられない様子で自身の知るセスリーンの事績を語り出した。
しかし彼女が語るセスリーンの話は伝承に記されていないことばかり

伝承では女神の啓示によって聖者たちが集まったことになっているが、フレンはセイロスと出会ったことで協力するようになったと言う。さらに奇跡を起こして民衆を救ったと伝わっているが、彼女の言い分では戦場で必死に兵士を癒してまわっていたというのだ。

これらのことに伝承に詳しいイグナーツは違和感を覚えていたが、それ以上に決定的な衝撃を受けた人物がいた。オレだよオレオレ!プレイヤーだよ!


セスリーンは父のキッホルと隠遁生活を送っていただと!?それはフレンとその父セテスの関係と同じじゃないか!

さらにフレンはセスリーンの紋章を持ち、セテスはキッホルの紋章!フレンは間違いなくセスリーンと同じ誕生日で、たしかセテスもキッホルと同じ!

年齢を答えられず、幼い風貌に釣り合わない古風な言動・振る舞い・価値観!レア様と対等に話せるセテス!

そしてセスリーンをよく褒めるイグナーツの話に大喜びするその様!まるで体験してきたかのように語るセスリーンのエピソード!

薄々とは感じていた。何か関係があるのではないかと。しかしまさか、そんなことがあるとは!
バカヤロー!そいつがセスリーンだ!

でも気づいていないならいないでいいか。女神や聖人たちが大好きなイグナーツがセスリーンとくっついたら面白すぎる。このままAまで行っちゃおう。

しかしそうなると四聖人のうち残るインデッハとマクイルも存在しているのか、そしてレア様は本当は誰なのかという疑問が浮上する。

四聖人は現存するのか?

まずインデッハとマクイルだけど、彼らの紋章を持っている人物はいる。

いや正確にはインデッハの紋章の所持者はいる。ベルナデッタハンネマン先生だ。ベルナデッタは無いとしてハンネマンはちょっと怪しいと思ったけど、もし他の聖人たちと同じならセテス並みの若々しさを保っていないとおかしいように思える。

ただ、インデッハはその像から察するに弓を得意としていた様子。ハンネマンも弓術は得意なので血は引いているのかも。その点ではベルナデッタもそうだし、インデッハ自身が人付き合いが苦手だったそうなので彼女の方が近いような気もする。が、本人ではないだろうな。

そしてマクイルの方は紋章の所持者はいない。もしかして敵で出てきてたかな…。それかこれから先にマクイルの紋章を持つものや、ひょっとしたら本人が立ちふさがったりするのかも。なんだか楽しみが増えたな!マクイルの特徴としては「頭脳明晰」「知略に長ける」「あらゆる魔道を使う」といったところ。こんなキャラが出てきたら疑ってみよう。…リシテア?

ちなみにセスリーンの紋章は元黒鷲のリンハルトが、キッホルの紋章はフェルディナントが持っている。彼らと支援を進めるとまた新しい真実が見えてくるかもな!もう少し余裕ができたらセテスをフェルディナントの副官につけてみよう!(追記:この組み合わせの支援は無かった。なぜ…。)

レア様は何者なのか?

彼女が宿しているのは誉れ高きセイロスの紋章だ。やはり彼女がセイロス本人なんだろうか。

しかし彼女は“白きもの”らしき竜に姿を変えた。“白きもの”はかつて女神がセイロスに伴わせて地上へ遣わされたと伝えられており、つまりセイロスとは別人のハズなのだ。

あの竜は“白きもの”では無く、セイロスもまた竜だった。そういう事もあるかもしれない。フレンが話すように伝承は事実とはかなり異なっているようだし、もしかしたらセイロスが竜に姿を変えたのを別々の存在として伝えてしまったのかも。

ってことでまだ確信は持てないけれど、唯一セイロスの紋章を持っている以上はやっぱり彼女がセイロスな気がするな〜。オープニングのセイロスとも似てるし。

じゃあベレトは?

となると、そのセイロスが目をかけ続けるベレトは一体何者かという事になるんだが…やはり女神?神祖?それじゃあなんでセイロスが殺したネメシスと同じ紋章を持ってるんですかってハナシなんだけど。

この辺はさすがにもうちょっとお話を進めないとわかりませんかね。長々と妄想書いてないで進めますね。

育成状況

今回の大きな変化はなんと言ってもコレ!

なんとラファエルが合格率51%をすり抜けて「グレートナイト」にクラスチェンジ!苦手な馬術をこらえてよく頑張った!感動した!

さすがに守備はフォートレスから落ちるがそれでもかなり硬い。その硬さを移動力7で運用できる有り難さったら!正直クラスチェンジはまだまだ先だろう、もしかしたら最後まで無理かもしれないけど一応ね。それくらいで考えてたから本当に嬉しい!これからはより一層たくさんの物理攻撃を受けてもらうぞ!

外伝:抹消された英雄

2月15日。

見知らぬ男が大胆にも玄関ホールでマリアンヌに因縁をふっかけていた。嫌がる彼女を力づくでも連れ出したいらしい。すぐそこに門番がいるハズなのになにをやっているんだ!セキュリティ!

そこへ騒ぎを聞きつけたベレトがやってきて二人の間に割って入る。それでも男は興奮がおさまらず、鼻息をフンフン鳴らしながらこんなことを言っていた。

エドマンド領南方の森に夜な夜な出没しては人を襲う“彷徨えし獣”、その正体がマリアンヌだと言うのだ!

何をバカな。人が獣に変わるなどそんなワケ。この世界じゃちょいちょいあったな。てか竜にも変わるし。つまりどういうコト?実はマリアンヌはタグエルみたいに自在に獣になれるの!?すごい!

違いますって言われた。
どうにか不審者を追い返すとこの事態についてマリアンヌの口から話してくれた。

先程の男は紋章学者であり、彼女が「ある紋章」を持っていることで付きまとっているのだそう。そのストーキング行為は彼女の父に対してもあったらしいぞ。紋章学者って頭のおかしな奴しかいないな。

で、その紋章というのは「モーリスの紋章」、またの名を「獣の紋章」

かつてモーリスは解放王ネメシスとフォドラ十傑に並び、12人目の英雄として栄誉を受けていた人物。しかしある日突然その姿を獣に変え、罪のない人々を殺りくしてしまったのだそう。マリアンヌはそれは紋章石の負の力によるもので、マイクランの時と同じようなことが起きたと考えているようだ。

かくして忌み嫌われる存在となったモーリスは栄誉を失い、一族郎党討伐されて、今はわずかな血族が残るのみ。その紋章も災厄の象徴とされ、関われば不幸になるだの夜な夜な獣となって人を殺すだのとヒドい偏見に晒されるハメになった。で、その獣になるっていうウワサの元になっているのが“彷徨えし獣”ってワケだ。

なるほどね。マリアンヌが異常にネガティブなのはそんな曰く付きの紋章が原因で、紋章学者が彼女を付け狙うのにも一応の汲める点があったってこったね。

しかしそんな事でいつまでも付き纏われたら迷惑この上ない。ということで金鹿のみんなで“彷徨えし獣”を討伐し、マリアンヌの無実を証明する事になったのであった。

なんか今回の前振り長いな。

ブリーフィング

索敵マップやだあああ!!!

しかもどういうワケかマリアンヌが孤立、オマケに彼女の2マス先にはボスの“彷徨えし獣”が鎮座!何考えてんだこのマップ!

さらにそのボスが只者ではなかった。
尋常ならざる体力、強力なスキル、高いステータスの三拍子揃ったとんでもねぇバケモンだ!

初期でこの体力なら最終的には100を超えるだろう、回復スキルによる回復量もバカにならない。

魔防くらいしか隙がないのでそこを突きたくなるが、障壁スキルは魔法を打ち消し、攻撃を受ければ「魔法封印」によってそもそも魔法を使えなくなってしまう。

猛撃も今までのどの獣、ひいては計略とも比較にならない3×5マスという超広範囲におよび、ひとたび受けてしまえば「動揺」を付与されてしまう。

オマケに潜在スキルにも一級品が揃っていて、「獣の紋章」によって時々武器攻撃力がアップする。何としても一人は仕留めてやるという殺意を感じるな。というかこの紋章を持っているということは…

倒すことさえ難しいという程ではないけれど、それは全員がコイツに集中できればというハナシ。他にも敵はいるだろうし、全員が森を自由に移動できるワケでもない。そしてこの視界の悪さでは想定外のことも起こり得る。苦戦は必至だ。
難しいということはわかっても索敵マップでは作戦の立てようがない

とにかくマリアンヌをどう生き長らえさせるかを考えるために彼女の周辺に注目した。

まずボスは“彷徨えし獣”という名前に反して移動力を持たない。ということはもしかしたら大きく動く必要は無いのかもしれない。しかし、もしも動けばマリアンヌは即座に死ぬ

地形をよく見ると、ここから逃げなさいとばかりに森の切れ目があるからそこを抜けて合流したいが…あまりにも怪しすぎる。そんなところを通ったらどうせ敵が待ち構えてるんだろ?それなら森を突っ切った方が…いや、そう思わせといて森の中に潜んでいるか?

やはりいくら画面を睨みつけても最善の手は思いつかない…。とりあえず彼女に松明を持たせて視界を広げつつ、思い切って動くしかないかな。あ〜やだやだ索敵マップ。

彷徨えしマリアンヌ

それでは戦闘開始!ホワッツ!?天刻!

思い切って森に突っ込むとそこには3匹の巨狼、少し離れた場所にはぐれ魔獣ダークビショップが。敵が多すぎるだろ…初手で天刻は最速記録だ。マリアンヌはどうやって一人でそこまで行ったんだ。

しかしこれで初期位置の近くでウロウロしてたら命がないことはわかった。森の切れ目を抜けてもはぐれ魔獣にブチ当たってしまうが、一回交戦するだけなら耐えられる。痛い思いをさせてしまうがココだけ我慢してくれよな。
そうして森を抜けると2匹目のはぐれ魔獣が!全然はぐれてない!むれ魔獣!

これはマズい。実にマズい。マズいが…もしかしたら攻撃を回避してくれるかも。一度だけ回避してくれればどうにか逃げ切れるハズ。味方がスムーズに進んで来てくれれば生き延びられるハズなんだ。

だからココだけ頼む!どうにか耐えてくれ!
ダメでした…。

う〜ん、いったいどう動くのが正解なんだろう。味方から離れる方向に逃げろというのだろうか。せめて松明を使った後に再移動ができればもう少し動かしやすいんだけどな〜。

突破口が見つからないまま、早くも2回目の天刻だ。

どとうのけもの

マリアンヌの動かし方が全くわからないので、今度はベレトたちから動かしてみる事に。

こちらもはぐれ魔獣に行く手を阻まれたが、これだけの人数がいれば大した相手ではない。とはいえ視界外に何がいるか分からない状態だとスリリングだね。松明を使う人もいることを考えるとなるべく少ない手数で処理しなければならないのも厄介だ。

それでもマリアンヌの犠牲によってある程度の敵の配置はわかっているのは大きかった。森の中の巨狼に触れないように歩を進めました。
そうしているうちにあることに気が付いた。

どうやら獣たちは攻撃範囲に入らない限りは移動しないっぽいぞ。つまりマリアンヌは森に入っても巨狼の攻撃を受けることはないってワケだ。

となれば上の写真のあたりから一気に森を抜けて合流することに。この位置で待機するとはぐれ魔獣から一発貰うけど、それで済むなら全然オッケー!

かくしてマリアンヌはどうにか危機を脱出。敵は遠くから見つけて攻撃範囲に入らないようにすればいいので、ここからは松明の火を絶やさずにコツコツと各個撃破でいくことに。

したのだけれど…。
それは3ターン目自軍フェイズの途中のことだった。

3体目のはぐれ魔獣との戦闘中、突如“彷徨えし獣”が動き出した!おかしい、まだ視界外だし、間違いなく攻撃範囲には入っていない。それにまだ3ターン目だぞ?いくらなんでも堪え性が無すぎないか?

奴が動き出すトリガーを考えてみるもハッキリしたことはわからない。もしかしたらだけど、円形の森に足を踏み入れたら動き出すのかも。
とにかくこうなってしまった以上はボスを視界に捉え、なおかつ戦いやすい場所を探さなければならない。

そういうワケでまだ足を踏み込んでおらず、なおかつ開けた場所で松明を灯してみると、そこに照らし出されたのは地獄だった。

またしてもはぐれ魔獣の群れ。目前に迫るボス。敵フェイズでは視界外で移動を続ける獣。

もう作戦なんて無い。ザコを全て倒すことなんて不可能。森を挟んだ最悪な位置にいるボスを全力で叩かなければ死者が出るのを待つだけだ。まさかこの戦力でここまで追い詰められることになるとはね…。

“彷徨えし獣”

早いところ攻撃を仕掛けたいが、さすがに環境が悪すぎました。

はぐれ魔獣がこちらを狙い、獣を回復するビショップが残っていて、さらにリシテアがワープを使ったために出遅れ気味。

ということでまずはボスの進行を止めます。ここは回避が高く、魔法を使わず、森に影響されないレオニーとフェルディナントが担当。

この隙にビショップの討伐とはぐれ魔獣の足止めにクロード・ラファエル・ヒルダが向かう。このうちラファエルはマップの端で延々と魔獣の注意を引くためにボスとの戦闘に参加することは出来なくなりました。リシテアは一生懸命ボスの元へ駆けつけます。
それを終えたところで本格的に戦闘開始。

まずはイグナーツの力封じを伴う射程外からのブレイクショットから。保険とダメージ増強を同時に、しかもノーリスクで行えるのがとても頼もしいぞ。

さらに障壁越しでは魔法が通らないのでローレンツをはじめとした長距離魔法が使えない中で彼は物理攻撃、少しだけど障壁にダメージが入るのもありがたい。


それでもあまり余裕はない。前のターンに戦闘を行ってしまっているのでボスは既に猛撃の準備状態に入っていた。奴の猛撃を受ければ大ダメージは必至。しかも動揺してしまうとなれば、視界外から迫る獣の攻撃と合わせて倒されてしまう可能性もかなり高い。

となればここは一気にアーマーブレイクまで持っていって混乱させるのがベスト。計略も惜しみなくつぎ込み、同時に障壁の剥がれた部分へ魔法をブチ込んで可能な限りダメージを稼ぐことで最後の体力バーを残すのみとなった。
その最後の状態がコレ。

体力は130、二種の一撃スキルがとても怖い。とはいえ力・守備・速さに封じをかけているので一撃で倒される事はなく、障壁がないので長距離からの魔法でも削れるし、反撃が恐ければ計略でダメージを稼げばよい。

少しだけ余裕があったので近くにいた巨狼を1匹だけアーマーブレイクすることが出来たがそこまでだった。猛撃を受けてしまえばどんな事故が待っているか分からないのでそのままボスを倒し切り、多くのザコを残したまま戦闘を終えました

能力アップアイテムを持っている敵もいたし、残りの獣を全てアーマーブレイクできたら大量の鉱石が手に入ったハズなのに…ハァ。いくらユニットが立派でも指揮官がこれじゃあな。少しヘコみました。

修道院へ戻ると例の紋章学者が懲りずに現れたけれど、獣から取り出した剣を見せると態度を一変。非を認めて去っていった。

というのもこの剣はモーリスが最後まで肌身離さず持っていたもの。つまり“彷徨えし獣”はモーリス本人であり、マリアンヌとは関係が無いと悟ったってワケだ。1000年以上も獣として森を彷徨い、殺戮の衝動に駆られ続けていたモーリス。これでよかったんだよね。

そして彼を討伐したことで「獣の紋章の所持者が夜な夜な獣になって人を襲う」という誤解の根本も断つことができた。関わる人を不幸にするというウワサもいずれ風化していくことだろう。

もう穢れた血ではない。自身のことを前向きに見られるようになったマリアンヌはそう言ってぎゅってしました。


今回の報酬
・英雄の遺産「ブルトガング」
・騎士団「エドマンド辺境兵」

アリル奇襲戦

2月28日。

外伝での無様な戦いぶりのショックが抜けないままジュディットとの約束の日を迎えました。

「煉獄の谷アリル」はその名の通りの灼熱地獄。マリアンヌ曰く、ここはかつて何らかの理由で怒った女神が天上から光の柱で焼き尽くしたことで出来た場所なのだそう。

あくまでも聖典に載るようなハナシではなく地方の伝承らしいけど…女神って要はソティスでしょ?なんか気性が荒そうだもんな、もう何箇所か焼き尽くしてそう。


なんて無駄話に花を咲かせていると、ツィリルが異変に気が付いた。

遠くの崖の上に兵の一団を発見。掲げている軍旗はジュディット率いる「ダフネル家」のものではなく、既に帝国に寝返った王国貴族「ローベ家」のものだった!

情報が漏れている。あの場でスパイを斬っておくべきだった。帝国はこちらの動きをどこまで把握してるんだろう…本当にこの抵抗に勝ち目はあるんだろうか。

ブリーフィング

今回のマップは以前イングリットの外伝で来た場所。

以前よりもさらに飛行ユニットが増えているのでパッと見たところやり易そうだけど、それを見越したかのように弓兵が多数配備されている。

それでも飛行ユニットを控えたりしないんだよね〜。ここの地形なら射程外から急襲することも容易いし、ローレンツたちの支援もある。さらに地形ダメージも受けないし、どうしても弓が辛そうなら降りちゃえばいい。

いやはや、飛行ユニットが強いのはいつもの事だけどね、今回は特段強いな!
それでは敵戦力のチェック。

まずはボスの「グェンダル」から。発音しにくい。最上級クラスのグレートナイトということもあってか、老兵といえども素晴らしいステータスだ!重装特有の魔防の低さを「鋭敏な感覚」で回避を狙う事でごまかし、騎馬への特攻を「ランポスの盾」で無効化するというスキル構成もシブい。

そういや戦闘前にローレンツが言ってたんだけど、ローベ家は領主こそ凡庸な俗物だが騎士団は精強なのだそう。

そこでザックリとザコの戦力をチェックするとレベルこそこちらより低めの30だが、パラディン・スナイパー・フォートレス・アッシュと上級クラスが揃っている。武器も銀の武器だけでなく毒やキラーボウも混ざっているな。

ふむふむ、確かにボスのグェンダルを筆頭になかなかの精強ぶ
アッシュ!?

立派になって…じゃなくてなんで敵にアッシュ!?他のザコとは一線を画す装備と騎士団、殺す気マンマンじゃないか!クラスは中級だけど。

あ、ちょっとビックリして「なんで敵に」とは思っちゃったけど、そりゃあ王国の人間だから王国側の人間として出てくるのは当然のことだったね。

しかしこれは彼を仲間にする大チャンス、こういう感じで各地の生徒たちを集めて戦うってカンジなのかもな。帝国の生徒は難しいかもしれないけど。

それじゃあ早速アッシュのスカウトに向かうとしましょう!
ちなみに今回のスタメンはこんなカンジ。

飛行と騎馬には宝の鍵を持たせ、隙を見て回収&再移動してもらう予定。さらにボスの「ランポスの盾」を盗むためにイングリットを起用、盗賊を経験させておいて良かった〜。

煉獄の再会

戦闘が始まるとアッシュもこちらに気が付いた。

気が付いたんだけど…それならどうしてそんな鬼気迫る視線をこちらに寄越すんだ。ローベ家の兵たちは蹴散らす必要があるが、それでも元生徒に対して刃を向ける気は無いから落ち着いてほしい。

なんだか様子がおかしいな。手近な敵をサクッと倒し、2体の弓兵をローレンツの魔法とレオニーで処理すると全軍でアッシュの元へ向かいました。

接触する前に会話コマンドの一つでも出てほしいところだったんだけど、いくら近づいてもそれが出る気配は無し。かつての級友イングリットを隣接させたがコチラも反応無し。

これは…なんだか嫌な予感がしてきたぞ。もはや彼に対してとれる選択肢といえば「倒す」だけだが、ことファイアーエムブレムにおいて、倒して仲間になる敵ユニットなんていないんじゃ…。
そうこうしているうちに、ついにベレトとアッシュが接触してしまった。まぁコッチから接触させたんだけどね、可能性があるならベレトだろうと思って。

なぁアッシュ、戦いたく無いなら戦わなくたっていいんじゃないか?ロナート卿に代わって果たそうとしている「責務」が何なのかはわからないけれど、それは帝国の支配の下で出来ることなのか?エーデルガルトの横暴を見て見ぬ振りして果たせるものなのか?

一度先生に話してみなさいよ。なぁアッシュ、先生は君の力が欲しくて何度もスカウトしたじゃないか。一緒にフレンを助けにも行ったよな、あの時のアッシュは先生が霞むくらい頼りになった。そのあとの釣り大会じゃあ先生が圧勝したけどな、戦争が終わったら釣りのレクチャーでもしてやろうか?

なぁアッシュ、結局最後まで一緒の学級で過ごすことは出来なかったけど、もう仲間みたいなものだろう?支援だってCある仲だろう?自分たちが戦う理由なんかどこにもないだろう?

それなのにどうして会話さえしてくれないんだアッシュ!
ベレトとアッシュの力の差は歴然、結果は火を見るよりも明らかだ。

あぁベレトよ、そんなご丁寧に炎の紋章まで輝やかせて、自分の気持ちはこのキャラクターには届いていないみたいだ。

それでもいい、このあとアッシュが撤退セリフでも吐いてくれたら、あわよくば仲間になる流れになってくれたら!頼む!
しかしその先に待っていたのはアッシュの断末魔、寸刻のスロー演出、そしてこれまでに倒してきた敵と同じように最期のセリフを残して、彼はマップから消えた。あっさりと。

何か間違えたのか?どうすれば殺さずに済んだ?いや、試せることは試したハズ。まさか本当にこの手で仲間を殺すことになるなんて…いや、でもどこかでこういう事もあるんじゃないかとは思っていたハズだ。それでもコレは、かなりキツいな。


でもそれ以上にさ、アッシュが死んだことに対して誰も、何も言及しない。それが結構ショックだった。

しかしそれも考えてみれば、これが5年間眠っていていつの間にかココにいた自分と、5年間戦い続けてきた皆との差なのかなって。皆にとってはたとえアッシュであっても他の敵と変わらない、そういう中で生き延びてきたんだろう。

自分はまだ甘く考えていたのかもしれない。戦争っていうものに対しても、このゲームのことも。そうか、風花雪月か。

もらいもの競争

気持ちを切り替えよう。

アッシュを気にしすぎて騎馬まで右ルートに集めてしまったのは失敗だった。馬が進みにくい足場が多すぎるせいで渋滞が発生してしまっている。

これはイカんと慌ててラファエルとローレンツを左へ大回りさせるものの敵を引き付けることは出来ず。ただ前線から二人が離脱してしまうだけになってしまった。

心が乱れている…落ち着かなくては…。
そんな5ターン目終了時、マップ上部右側からジュディットが登場

アッシュをジワジワと囲ったり騎馬の動かし方をミスったりして時間がかかりすぎたのかもしれない、自軍とは随分と距離がある上に完全に敵に囲まれている。

そんな状態なのにジュディットの敗走が敗北条件に追加され、どうあっても彼女を守らなければならなくなった。
そして彼女自身は決して弱いというワケではないんだけれど、銀の盾を装備している割には打たれ弱いのが気に掛かる。お年を召されているようなので仕方ないかな。

幸い騎馬と重装の多いグェンダル隊をメタった「レイピア」を装備しているのでギッチギチに囲まれるということは無いだろうが、騎馬を相手にやっつけ負けを引き起こしかねない。

こうなりゃスピード勝負、自慢の飛行部隊の本領発揮だ。速攻で駆けつけて敵を一掃してやりますとも!
だがこのマップの1番の問題はジュディットを守ることでは無い。

肝心なのはマップの左右両端にある宝箱を開けること、そしてグェンダルの持つ「ランポスの盾」を盗むこと。さらにベレトとクロードにジュディットとの会話マークが出たのでそれを済ませることの三つだ。ってかここは話せるのか…。

ジュディット周辺の敵を散らすのはちょっと無茶したせいでそれなりの損害は出たけど問題無し。それよりも7ターン目敵フェイズにはグェンダルとその取り巻きが移動を開始したのがマズい。同時に数は多くないものの騎士団を伴った増援が現れたのも良くない。

右の宝箱の回収(中身は「ボルトアクス」)は済んでいるものの、左のものは地形的にまだ2ターンかかる。計略を受ければその分だけ回収は遅れてしまう。それが済む前にグェンダルとジュディットが接触してしまうことだけは絶対に避けなくてはならないのだが、普通にやっていては次のターンにぶつかってしまう状況だった。

ではどうするか!
こうしてやりましたよ!

これなら友軍はボスに手が出せず、ボスもまたジュディットに手が出せない。持ち前の防御力でこちらの攻撃は軽微なダメージだし、近くの魔法使いが彼を回復させてくれる。あとは適当な計略を当てて相手の計略を封じれば万全だ。

ローレンツが左の宝箱を開けて「銀の盾」をゲット!クロードとベレトはジュディットとの会話でそれぞれ「力のしずく」と「調合薬」を手に入れた!…話すのクロードだけでよかったかも。

なんてこともありつつどうにか時間を稼いでグェンダルの討伐も完了!

彼は戦いを終えられたことに感謝しているみたいだった。さっき戦った彷徨えし獣みたいだな。

でもそうか、つかえているローベ家は帝国に寝返り、主人の命ではなく帝国の思惑で戦うようになって、疲れちゃったのかもな。クロードも彼は置かれた立場に苦しんでたのかもと言っていた。いや君はアッシュにも何か言ってやって。

卓上の鬼神

卑劣な待ち伏せを切り抜けたベレトたち。

ジュディットも久しぶりに「坊や」に会えてとても嬉しそうにしていたよ。ちなみにローレンツも「坊や」らしい。お姉様強いですわね。

それじゃあ早いところ兵を引き取らせていただいて帰りますか、とはならず、ジュディットは「他人に大事な兵は預けられない」と拒否!何を言い出してんだこのババー!

しかしそれは預ける必要を無くすという意味で、つまりはジュディット自身も反乱軍に加わるということだった!ありがとう、レイピアのお姉様!

さらに彼女はレア様の居場所を把握しており、5年前に帝国軍に連行されていったことを確認済みらしい。これで元セイロス騎士団にも明確に帝国と戦う理由ができたな、情報が古すぎる気がしないでもないけど。
兵力と物資を得た反乱軍の大将はますます冴え、その行動は更に大胆になっていった。今回手に入れた兵力と物資を元手にさらなる増強をするべく既に策を練ってあったのだ。

それは親帝国派であるローレンツの実家、つまりグロスタール家を味方に引き入れようというものだった

そもそもグロスタール家は好き好んで親帝国の立場をとっているワケではなく、帝国に接するグロスタール家が無駄な争いを起こせば帝国との軋轢が強まってしまうばかりなので、あえて親帝国の態度を取って緩衝材のような役割を負っているため。

しかしクロードの話では、帝国が唯一大軍を送り込める「ミルディン大橋」さえ押さえればグロスタール家は帝国の脅威から解放されて親帝国の立場を取る必要が無くなるのだそうだ。

ただ、修道院からミルディン大橋へ向かうには結局グロスタール領を通らなければならない。そうなれば反発は必至だが…
そこは“卓上の鬼神”!抜かり無く準備中!

しっかし色んな呼ばれ方してるな〜クロード、その度に恥ずかしがる姿がもっと見たいからジュディットにはそのあたりを頑張っていただきたいな。


それじゃあ今回はここまで。次回は“卓上の鬼神”自慢の策で戦況を変える!


前回 攻略日記22「愛と炎の籠城」

次回 攻略日記24「転機到来」

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